コーヒー豆の品質について
 

「私たちは、お米と同じ農産物。 
産地・銘柄・等級・精製方法を厳選した良い豆が、この店にあります。」

1.原料の生豆の厳選

ひとくちに “モカ” “ブルーマウンテン” ”ブラジル”などと言っても
お米と同じようにいくつものランク等々があります。
原料となる生豆は、各生産国共、産地・農園・品種・精製方法、銘柄を指定した
最上質の品を使用しています。

現在は、”Speciality Coffee”という呼称が世界共通で使われていますが、
当店で扱っているコーヒー豆は、いずれも”Speciality Coffee”です。



2.豆の個性を生かした焙煎

豆の種類、産地の収穫時期、生産年度によって、含水量など生豆の状態は
異なります。
その状態に合わせ、それぞれの個性を大切にじっくりとやきあげます。
焙煎の度合いは、一部のイタリアンローストなどを除き、中間的な
シティーローストです。(決して強い焙煎の度合いではありません。)

ゲイシャ種などの希少品種は、その特性を生かすために、やや浅めの
焙煎にしています。

焙煎すると、豆はふくれて中に気室ができます。豆を挽いた時にこの気室から
炭酸ガスが出て、お湯を注いだ時の泡となります。
強くやく程、豆がふくれて気室が大きくなり、泡が出やすくなりますが、
焙煎度合いがそれほど強くないと深煎りの場合ほどふくらまないため、
泡の量も少なくなり、豆質が硬いことをご理解ください。

また、ベートーベンの焙煎方法は、1度に大量に焙煎するためコンピューターで
制御される大手メーカーさんの方法とは異なり、
生豆に直接火を当てて焙く直火式と呼ばれるものです。
人の目と長年の勘で、やきあげのタイミングを見計らいます。

味と香りがダイレクトに表現されますので、大手メーカーさんの豆を使われる
場合よりも、まずは多少控えめの量でお淹れになってみて、
あなたのお好みの味をお確かめ下さい。

3.欠点豆の選別

生産国でも生豆の選別は行っていますが、どんなに素材が上質でも、
コーヒーの生豆には味をそこなう欠点豆(死豆・発酵豆等)が必ず
含まれています。
ベートーベンでは、ハンドピック(手で選別)でそれらの豆を取り除きます。
欠点豆の有無で、味のクリアーさは確実に違います。


4.毎日焙煎、だから新鮮
コーヒー豆は生鮮食品です。
焙煎してから日数がたつと香りと鮮度が失われ、酸化していきます。
ベートーベンでは、焙きたての新鮮な豆をお届けいたします。
また、まとめてお求めいただく場合や
遠方のお客様には、バルブ包装か、
エージレス(脱酸素剤)を同封の上、真空包装にいたします。

(焙煎したてのため、脱酸素剤を封入しないとコーヒーから発散するガスで
 袋がふくれてしまうからです)。

開封前の賞味期間は、真空・バルブ、いずれも約1年です。

5.贈り物にどうぞ

豆・粉のどちらでも、その場で真空・またはバルブ包装にいたします。
ご予算に合わせて、2〜4袋入りの箱で中身をご自由にお選び下さい。

                  

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