ルートヴィッヒルイス)の日記

    2024.6.1〜6.15



2024.6.1 (土) 
                 (大きくなってきて、体を丸めないと収まりません。)
うん? このすみっこ、いい感じだね。
もぐりこんでみようっと。 よいしょ、う〜ん、っと・・・入れた。
お! 奥になんかあるぞ。 どれ、かじってみようかな。
こういうの、楽しいんだ。
ガリッ、ガリガリッ、えいっ、ビリッ・・・破けた!
 
 「こらっ、ルイス、なにやってるの! そこから出なさい!」
うわっ、ママに体を引っ張られる。 やだよ、僕、ここにいたい。
 「出なさ〜い!」
あ〜あ、引きずり出されちゃった。 おもしろかったのにな。
あ〜あ、すきまをふさがれちゃった。 つまんないの。

いいよ〜、だ。 僕、他のところをかじるから。
そうそう、これ。 これをかじるのもおもしろいんだ。
よ〜し、ガジジッ、ガリッ。
 「ルイス〜!」

(個体差があるのはわかっていますが、ルイスの幼犬期の
いたずらは、カイザーの比ではありません。
たしかに、同じ月齢の頃ににカイザーもいたずらはしたけれど、
ここまでひどくなかった!
カイちゃんは、おっとりしてたんだな、と改めて思います。

LPレコードを並べてある棚にすきまから近づき、カバーをビリリッ!
テーブルの脚をガリガリッ。棚、机、タンス、敷居、扉、ありとあらゆる
木の部位をかじりまくります。
おもちゃ箱にはおもちゃがたくさん入ってるのに、いたずらの味は
格別のようで

ルイス、6月1日で生後丸4ヶ月になりました。)
2024.6.2 (日) 
                 (原っぱを走り回りたくて逃げるちびっこ)
 「ルイス、外に出ておしっこしようか。」
うん! おしっこしたら、おやつちょうだいね。

玄関に行く。 扉が開くのを待つ。 開いた。
外が見えた。 ・・・え!?
 「おいで、ルイス。」
ええっと・・・僕、行かない。
 「おしっこしましょ。ほら、出ておいで。」
やだ、雨が降ってるもん。 雨、すごいもん。
外に行きたくない。僕、出ない。 だって、濡れちゃうもん。
 「ルイス〜!」
おうちの中のシートでおしっこするから、いい。

(午後から夜中にかけて、激しいどしゃ降りの雨でした。
強い雨足に、ルイスは外に出るのを拒否。
玄関前に敷いてあるおしっこシートを久しぶりにせっせと
交換し、あっという間にゴミの山。)
2024.6.3 (月) 
            (恐いもの知らずのおちびさん、仲間に遠慮なく飛びかかります。)
おっ、ひろちゃんが寝そべってる。
へへへっ、上にに乗っちゃうぞ〜。 そ〜れっ!
 「こら、重い、下りなさい!」
やだよ〜、下りないよ。
だって、いつもドッグランでみんなとこうやって遊んでるもん。
みんな、僕が乗っても怒らないもん。
ひろちゃんも、怒らないよね。

おっ、いいもの、み〜つけた!
ひろちゃんの髪の毛が、ボールみたいにまぁるくなってる。
くわえちゃおう、っと。 えいっ、むぐっ、ぐいっ。
 「こら、痛い。髪を引っ張るのはやめなさい!」
やだよ〜、やめないよ。
ドッグランじゃ、僕がカジカジしても、みんな怒らないもん。
み〜んな、やさしんだもん。

あ・・・ミーナ姉さんは別。

(ルイスが調子に乗ってしつこいので、ドッグランを運営して
いる方のご愛犬、ミーナ先輩から教育的指導が入りました。
今のところはまだ、ルイスが何をしてもみんなやさしく
接してくれているけれど・・・いつまでかなぁ。)
2024.6.4 (火) 
            (生後4ヶ月って、こんなに態度が大きかったっけ?)
パパが帰ってきた! おかえりなさ〜い。

おかえりのチューをしなくちゃ。 
駆け寄って、座ったパパの膝に飛び乗って、それっ。
ペロペロッ、チュ〜ッ、ペロリン、チュッ、チュッ。
 「わかった、わかった、ありがと。」
うれしい? じゃ、もっとペロペロするね。
ペロペロン、ぺロロン。 もっと?

 「僕も、おじいちゃんのお膝に乗る。」
だめだよ、きー兄ちゃん。僕が先に乗ってたんだよ。
 「ルイス、どいて。」
やだよ〜。

(ルイスがパパの膝に乗って甘えていると、すかさず
きー君も割りこんできました。
兄弟で膝の上の取り合い。まー、仲良くやってね。)
2024.6.5 (水) 
            (まもなく発車します。ご乗車くださ〜い。) (そろそろ、子犬期を卒業かな。)
(昼) ただいま! 疲れた〜。 たくさん遊んできた。
ごはん、くださいな、お昼ごはん。
もう、お腹ペッコペコ〜。 食べないと倒れちゃいそう。

お! お芋が入ってる。僕、これ大好きなんだ。
いっただっきまj〜す。 まずはお芋から、パクッ。
うん、おいしい! バクバクッ、モグモグッ。
食器をペロペロンッ・・・ふうっ、ごちそうさまでした。

それじゃ、僕はお昼寝します。
よっこいしょ・・・床に伏せて・・・スピ〜ッ、スピピ〜ッ。

(夕方) グ〜ッ、むににっ、グ〜ッ。
コテツさん、あのね、僕、コテツさんのこと、好き・・・。
スピ〜ッ、むにゃにゃ。

(暑くなる前の午前中にドッグランで思い切り駆け回り、
戻って来たらお昼ごはん。
今のところ、胃が小さいので食事は1日3回に分けて
少しずつ食べています。
成長して1日2食にした時、ふてくされそうで恐いなぁ。 

よほど疲れたらしく、夕方までぐっすりでした。
時々寝言を言いながら。) 
2024.6.6 (木) 
           (すでに2つ目の首輪がきつくなってきました。買い替えなければ。)
(朝)
食べた〜、ごちそうさまでした。朝ごはん、終了。

どれ、お布団の上でもう1回寝ようかな。
お腹がいっぱいになってからお布団で寝るのって、
すごくいい感じだよね。
う〜ん、と体を伸ばして・・・ふうっ、目をつむる。
むににっ、おやすみなさい。

 「♪♪♪♪♪」
!!!!! きー兄ちゃんだ! お兄ちゃんがいる!
これ、いつもお兄ちゃんと聞いてる音楽だ。
きー兄ちゃん、どこ? どこにいるの?

(夕方)
ひろちゃんがピアノを弾く。
きー兄ちゃんが、それに合わせて歌ってる。
よし、僕も一緒に歌おう。
ワワワ〜ン♪ ワワ〜ン♪
・・・上手?

(きー君お気に入りのトトロのメロディーの目覚まし時計♪
いつも、ルイスもお兄ちゃんと一緒にそのメロディーを
聴いています。
朝寝の最中に突然音楽が鳴り出し、飛び起きたルイスが
きょろきょろしながら、ヒュ―ン、ヒュ―ンと切なげな
声を出しています。

そして夕方は、ひろのピアノ伴奏で、兄弟デュオが童謡を
歌います。
ルイスの声の調子で、歌っているつもりなのが
伝わってきます。)
2024.6.7(金) 
              (小型犬さん用?の店内カート) (牧場初体験)
僕ね、今日、初めてのことが2つもあったんだ。

1つめ。
お買い物をする時、いつも僕は車の中でお留守番。
みんなが戻って来るまで、ひとりで寝て待ってる。
だけど今日は、ひろちゃんと一緒にお店に入った!

カートっていうのに乗って、お店の中を見て回る。
うわぁ、いろんなのが、たくさんあるね。きょろきょろ。
 「どれがいいかなぁ。」
何を買うの?
 「ルイスの新しい首輪。何色にしようか? 青?」
僕の首輪! 
この頃、ちょっときつくなったなって思ってたとこなんだ。
ありがとう、ひろちゃん。

もう1つの初めてのことは・・・ちょっと恐かった。
すごく広い原っぱに連れて行ってもらって、うわ〜い!
たくさん歩くぞ〜、って張りきってたら・・・。
向こうの方に、おっきな、お〜っきな生き物がいた。
う、馬? 僕になんにもしない? 恐いよ〜。

(カイザーも大きな音を恐がったけれど、ルイスも苦手。

8日の本番に向け、ブルーインパルス5機の予行飛行が
午前中にあるというので、ルイスは車でお出かけ。
ところが、上空の視界不良のため飛行は午後に延期。
したがないですね。)
2024.6.8(土) 
           (2日間、東北6県の夏祭りが集結する”東北絆まつり”です。)  
今日は、ひろちゃんが来てくれない。お出かけできない。
僕は、お店の2階にひとりでいる。
はあ〜っ、つまんないの。 
なぁんにも、することがないや。

 「キーン!! ゴゴ―ッ!! キーン!!」
ひ〜っ!! な、な、なに、今の音!?
 「ゴーッ!! キーン!!」
恐いよ〜、ひとりは、やだよ〜。 
ねぇ、お願いだから、誰か来て〜。
 「ゴゴゴ―ッ!!」
ひ〜っ、僕、もう、だめ。ここにはいられない。
階段を下りるしかない。
今まで、1度もひとりで下りたことないけど、
そんなこと言ってられない。
この音を聞いてるよりも、階段を下りる方が恐くない。
いくぞっ、え〜い!

  「あら、こんにちは」
こ、こんにちは。 こ、恐いですね。

(ブルーインパルスの街中での曲技飛行、爆音におびえた
ルイスが、2階の踊り場からピーピーと声を出し続けます。
でも、お客様がいらっしゃるので駆けつけるわけにもいかず、
と思っていたら、え!?自分で下りてきたの?
今まで恐がってたけど、実は下りられるのね。

しばらくの間、店の入り口で看板犬として愛嬌をふりまいて
いました。)
2024.6.9(日) 
          (カイザーの時からの仲間に、新しい仲間。友達たくさん!)
あれ? ママ、なにするの?
それ、僕の恐竜だよ。 持ってっちゃ、だめ。
 「あのね、恐竜君はあちこち怪我をしてるの。
  だから、これから手術するのよ。」
怪我? どうしたんだろ、どこかで転んだのかな。
しょうがないなぁ、恐竜ったら。大丈夫?
手術って、どんなことするんだろう?

ママが恐竜の体に何か刺してる。 それ、痛い?
 「針でチクチク縫うの。」
うっ・・・痛そう。 早く終わるといいのに。
 「何ヵ所も怪我してるから、ちょっと時間がかかるかも。」
がんばれ、恐竜。 僕がついてるからね。

(先月末にいただいたばかりの恐竜のぬいぐるみ。
ルイスに噛まれて、すでにあちこち破けています。
縫っても、どうせまた、すぐに破けてしまうだろうけど。)
2024.6.10(月) 
         (君、だぁれ?ニワトリ? 僕、ピーピー鳴くニワトリさん持ってるよ。)
お散歩、るんるん、楽しいな♪
きー兄ちゃんと、ひろちゃんと、ママ、みんな一緒。
並んで歩こうね。 僕、みんなの真ん中がいい!
お兄ちゃんは、そっちに行って。
・・・あ! 押さないで。
いいよ、押し返しちゃうから。 えいっ!
ふふん、僕の勝ちだ。

寄り道するの? このお店、知ってるよ。
僕、前にも入ったことあるもん。
・・・こんにちは〜。 いい匂いがするな〜。

おやつを買うんだね。 
きー兄ちゃんがおやつの袋を受け取った。
ふんふん? ・・・おいしそうな匂いがする。
早く戻って、一緒に食べよう!

(歩く時は、家族の中心の位置をキープしようと、
きー君とルイスで押し合って小競り合い。
歩きづらいから、やめてくださいね。

途中、マフィンを買って帰ります。
当然、自分ももらえるものと、ルイスはうれしそう
だけど・・・残念でした。)
2024.6.11(火) 
           (気持ちはすでに一人前のルイス、何をするのも仲間と一緒)
朝目が覚めたら、隣のお布団で寝てるママを起こす。
ねぇ、僕、起きたよ〜。
ママは、「はあっ・・・はい、はい。」と、ため息をつきながら
起き上がる。
どうして、ため息なんかつくんだろう。
1日が始まるのって、とっても楽しいのに。

外に出る。すぐにおしっこをして、それから、大きな木の下に
走って行って、ウンチをする。
よし、これでオーケー。 ママ、戻ってごはんだよね?
お腹、ペッコペコ〜。

朝ごはんを食べて、少し時間が経ったら、今度は原っぱに
散歩に行く。 出発!歩くぞ〜。
木の枝の下にもぐる。ここなら、ママから見えないな。
枝をかじる。 カジカジッ、ガリリッ。
 「こら、やめなさい! そこから出てきなさい。」
へへ〜ん、やだよ〜、だ。

どんどん歩いて、原っぱの奥の方に行く。
斜面を駆け下りる。僕、冒険するの大好き!
 「ルイス、戻るわよ。そろそろ出かける時間。」
やだよ〜、僕は、もっと遊んでいたい。動かないよ〜。
 「じゃ、ひとりでそこにいなさいね。バイバイ」
・・・あ! え? ママったら、僕を置いて行っちゃった。
・・・待って。 ねぇ、待ってったら〜。僕も行くよ〜。 

(ルイスに起こされ、脇の時計を見ると5時。
そりゃ、ため息もつきたくなりますよ。

まもなく生後4ヶ月半になろうとするちびっこは、
散歩の途中で反抗することも覚え出しました。
でも、さすがに置いていかれるのは不安なようで、
あわてて追いかけてくる姿は、かわいい。)
2024.6.12(水) 
             (きー君とコテツ君が、ルイスにプール遊びを指南)(遊び疲れて、はぁはぁ)
コテツさん、これ、なぁに? プール? ここで遊んでいいの?

あれ? ホースから水が出てきた。
うわっ、中に水を入れるんだね? 
いやっほ〜! ザブンッ、バシャバシャッ!
きー兄ちゃん、今日はプールでいっぱい遊ぼうね。

よ〜し、水を掘るぞ〜。
僕、地面を掘るの上手なんだ。水も、きっとできるよ。
前足で、えいっ、えいっ、地面とおんなじように、えいっ!
ババババッ! ズバババッ!
うっひゃ〜、プールって楽しいね。

僕、これから毎日プールで遊びたい!
バシャシャッ、ザブ〜ン!

(夏のような暑さが続き、ドッグランでプール初体験。
大満足したようで、夜はぐっすりでした。

カイザーが遊んでいた大きなプールは、組み立てるのも、
水をためるのも、時間がかかってなかなか大変。
よって前座として、小さなプールを用意しました。)
2024.6.13(木) 
            (そこは寝る場所ではありません。) (そこは・・・まぁ、いっか。)
なんだか暗くなってきた。
でも、そんなこと気にしてたら遊べない。
遊ぶ時は、本気でやらなくっちゃ。
プール遊び、もっとやるぞ〜! バシャバシャッ!
 
 「雷だ!」
うん? なに、”かみなり”って?
・・・あぁ、今の変な音?
あれ? きー兄ちゃんったら、あの音が恐いの?
ふうん。

きのうも、なんか大きな音が聞こえた。
あれは、”たいほう”って言うんだって。
あの音を恐がる仲間もいるらしいけどね。

ド〜ン、ダ〜ン、ゴロゴロッ!
へへんっ、僕は平気だよ〜。

(間近の上空を飛び回るブルーインパルス5機の爆音は
さすがに恐がったけれど、どうやら、大砲の演習の音と、
雷は大丈夫みたいです。

きー君曰く、「ルイスは小さいから雷が恐くないけど、
僕はお兄ちゃんだから恐かったんだ。」
へぇ、そうなんだ。)
2024.6.14(金) 
               (みんな、大好き! だって、み〜んな、やさしいもん。)
(上り)
よいしょ、うんしょ、そ〜れっ、もう少し。
ふうっ、階段を上がるのって、ほんとに大変。疲れちゃう。
ママが僕の後ろ足を1段ずつ持ち上げてくれるんだけど、
前足は自分で上がらなくちゃいけない。

2階が見えてきた。 あと少しだ。がんばるぞ〜。
最後の1段を、よいしょ、っと。 到着〜。
ママ、おやつちょうだい!

(下り)
恐いよ〜、下りるのは。
 「すぐ目の前について、一緒に下りるから。
 絶対に落ちないように押さえてるから、大丈夫。」
う、う・・・よし、1段、下の段に前足を置く。
ママが、僕の頭を足で押さえてくれる。
 「がんばれ。できる。おいで。」
う、うん・・・もう1段。とんっ。

あ!下が見えてきた。
よいしょ、うんしょ・・・到着! 僕、自分で下りたよ!

(体重が25キロを超えると、ルイスを抱いて階段の上り下りは
危ないし、重過ぎてもう無理です。
ブルーインパルスの飛行の時に、爆音に驚いて自分で下まで
階段を駆け下りてきたんだから下りられるはず、と練習を
始めました。
よちよち歩きの赤ちゃんのように、いち、に、いち、に、と
1段ずつ、ゆっくりと。)
2024.6.15(土) 
      (生後4ヶ月の時のカイザーの体重は26キロ、今のルイスとほぼ同じですね。)
さぁて、朝の散歩に出発! いってきま〜す。
鳥さん達が大きな声で歌ってる。 みんな、おはよう。
今日もいい天気だね。

うん? むむん? ふこふこ? なんか、匂う。
なんだろう・・・ふんふん?
あ! 向こうの陰に、何か潜んでる!
じっと、僕の方を見てる。
誰なの? あっちに行ってよ。

動かないつもりかな。まだ僕の方を見てる。
 「あれは、ネコ。そのうちいなくなるから行こう、ルイス。」
ネコ?
え、えっと、僕、ネコがいなくなるのをここで待ってる。

まだ、いる。 ママ、あのね、今日は散歩はいいや。
おうちに戻る。
 「ええ〜っ!?」

(時々、襲われたらしい山鳩の残骸が山道に残っていますが、
このネコかなぁ。 野良なのに、丸々と太っています。
栄養たっぷり!という体つき、鋭い目つき。

林の周辺でネコと遭遇すると、ダダダッと追いかけていたのが
バナ子。 カイザーは、びっくりしたような顔でフリーズ。
ルイスは、関わらない選択をしました。)