ルートヴィッヒルイス)の日記


    2025.10.1〜10.15


2025.10.15 (水)
            (雷は平気。でも、バイクの爆音や近くでの大きな音は恐がるルイス)
朝の散歩、いってきます! 今日も走るぞ〜。

・・・ん? ちょっとストップ。 
お? お! いいもの、み〜っけ!
太くて、長くて、硬そうな枝。
どうしてこんなところにあるんだろ?
これ、散歩に持って行こうっと。

でも、ちょっと高いとこにあるんだ。 うまく取れるかなぁ。
端っこは、くわえられそうだ。 ガシッ。
よし、このまま引っ張ってみよう。
ぐいっ、ぐぐっ・・・もう少し、ぐぐぐ〜っ。
 「ガシャン! ガラガラッ! ダ〜ン!」
ひ、ひ〜っ、なに?! どうしたの?!

  「あらら、落ちちゃった。 びっくりしたでしょ。」
う、うん・・・。
  「はい、枝。 くわえて持って行くんでしょ?」
僕、い、いらない。 もう、いい。
先に行くね。

(休日に、ルイスが林から家まで持ち帰った大きな枝。
玄関の脇に置いておきました。
資源回収で出す空き缶類が入ってるバケツの後ろに。

それを引っ張り出そうとして、バケツが転がり落ち、
ガラガラ、ガッシャン!と盛大な音が。
驚いて飛びのいたルイス、恐くなって枝はあきらめました。)
2025.10.14 (火)
             (お花もいいけど → やっぱり、食べられるものの方がいいな。)
あ! 見つけた・・・。 

あのね、これ、カキっていう果物。
おいしいけど、木の枝についてるのは、うまくくわえられない。
何度かやってみてるんだけど、取れないんだ。
僕の口が届く低いところに、いくつもあるのにな。
食べたいなぁ、取れないかなぁ、っていつも見てた。

そしたらね・・・ほら、ひとつ、草の上に落ちてる。
これなら、すぐにパクッとくわえられる。
でも、ママがそばにいるうちはだめ。
絶対に怒られる。

ここから動かないで、落ちてるカキを見張って、
ママが向こうに行くのを待とう。
早く行ってくれないかな。
 「ルイス、どうしたの?」
な、なんでもない。 ぼ、僕、なにもしないよ。
 「ふうん、そう。」

行った! バクッ、モグモグッ、やったぞ!

(何か悪さをしようとする子どもと、まったく同じ。
落ちている柿の実に向かって少し前かがみになり、
上目遣いでこちらをじ〜っ、と見る。
完璧にバレバレですね。
完熟前だけど、甘柿だから、まぁいいか。)
2025.10.13 (月)
            (後ろ足が長いけど、まだ細いルイス。もっと筋肉をつけなくちゃね。)
お? ママが林の中の道へ行った。
ちょっと首を伸ばして、後ろ姿をたしかめる。
・・・うん、すぐに追いかけなくてもだいじょうぶ。
だって、走ればすぐに追いつくもん。

そろそろ行った方がよさそう。怒られちゃうからね。
それっ、かる〜く走る。タタタッ、タタタッ。
ママを追い越す。 へへへっ、ね?だいじょうぶでしょ?

右へ曲がる道のところに、大きな木が倒れて通せんぼ。
ママはいつも、よいしょ、って木をまたいで向こう側へ行く。
僕は、ママが向こうへ行くまで待ってる。
そして、へへっ、こんなの簡単さ。
ピョ〜ンとかるく飛び越える。なんてことないよ。

次は、どうしようかなぁ。
よしっ、斜面を駆け上がろう。 行っくぞ〜!

(成長期の足の痛み、汎骨炎でピーピー鳴いていた頃が
うそのように、駆けて、飛び跳ねます。
倒木をまたぐこともできなかったのに、今は助走なしで
かるがると飛びます。
背丈が伸びるのは終わった、ということですよね。)
2025.10.12 (日)
             (僕ら、山の探検隊。 前へ進め!) (これ、食べられるかな?)
なにするの? ねぇ、なにやるの?
僕も混ぜて! なんだろう?
ひろちゃんと、きー兄ちゃんが笑いながら走ってる。
なに? なに? 追いかけっこ? 僕も走る〜!

ぐるぐる、ぐるぐる、車の回りを走る。
待て待て〜。 どこに行くの〜?
・・・えっ? あれれ? ひろちゃんがいない! 消えた!
大変だ、どこ?!
ひろちゃ〜ん、ひろちゃ〜ん、お〜い!
・・・いた〜! 待ってよ〜。

お!? 今度は、ぐるぐるじゃなくて、まっすぐに走る!
ダダダダッ、ドドドドッ。追いかけるぞ〜。
えっ? また、ひろちゃんが消えちゃった!
どこ? どこ? いない!

 「ルイス・・・ルイス・・・」
ん? 今の声は・・・いた〜っ、ひろちゃ〜ん!

(この日のお題は、”かくれんぼ”。
わけがわからないまま、ひろ&きー君を追いかけて
走り回るルイス。
ひろが、さっと隠れると、あわてて探し回ります。
全員の息がハァハァと上がったところで、
本日はこれにて終了です。)
2025.10.11 (土)
              (街中とは言え、すぐ近くに公園があるので助かっています。)
ママが散歩に行く準備をしてる。まだかなぁ。
僕は、もう準備オッケーだよ。

雨が降ってるから、準備に時間がかかるんだって。
雨の日用の靴をはいて、雨の日用のコートを着て、
雨の日用の帽子をかぶる。
それから・・・バスタオルを持って行くの?
 「これは、帰って来た時にルイスの体をふくため。」
あぁ、そっか。僕、濡れちゃうからね。
散歩用のバッグを肩にかけて・・・できた?
じゃあ、階段を下りて、散歩に出発!

ひゃあ、ずいぶん降ってるね。
でも、僕は雨なんて全然気にしない。
どんどん進む。 ぐんぐん歩く。
 「ルイス、水たまりに入らないで。」
僕、平気。 このまま、まっすぐ進んで、バッチャン!
うひゃっ、これ、大好き。

(水たまり大好き少年・ルイス、どしゃ降りの雨の中を、
嬉々として西公園へ。
水たまりを見つけると、そりゃ〜っ!と突進します。)
2025.10.10 (金)
               (父犬は濃い焦げ茶色、母犬は薄茶色の毛並みでした。)
 「ルイス、ひとりでさびしいでしょ?
  今、僕が2階に行くからね。」
うほっ、きー兄ちゃんが階段を上がってくる。
誰か来てくれないかな、って思ってたとこだったんだ。
よし、クマちゃんを持ってこようっと。

 「ルイス、そこ、どいて。中に入れない。」
見て見て、兄ちゃん、これ、僕のクマ。
ねぇねぇ、これで一緒に遊ぼう。引っぱりっこしよう。
 「どいてってば。ルイスがそこにいたら、僕、動けない。」
ほら、クマだよ、クマ。見てってば。
 「あぁ、もうっ。」
兄ちゃんが部屋の中に入った。待ってよ〜。

僕ね、おもちゃ、いっぱい持ってるんだ。
どれで遊ぼうか? ボールもあるし、ロープもあるよ。
恐竜もいるし、別のクマもいる。
 「僕は、チリトリとホウキをバッグに入れて、
 帽子をかぶって・・・これ、パディントンの帽子だよ。
 これから、仕事するんだ。」
ふうん・・・。ねぇ、仕事より・・・遊ぼう!

(でこぼこ兄弟、それぞれ自分のおもちゃを全公開。
あ〜あ、片づけるのが大変なのよ。)

< 12日・13日の連休は、休業いたします。 >
2025.10.9 (木)
              (それ、僕も食べたいな。) (父犬譲りの濃い色がちらほら。)
パパが布団を敷いてる。 まだ、だよね?
早くしてくれないかな。 そばで立って待つ。
もう、いい? それじゃ、どれ、よっこらしょ、っと。
・・・はあっ、ふかふかで気持ちがいいなぁ。

ここんとこ、涼しくなってるでしょ?
だから、布団で寝てるんだ。
自分の布団? あぁ、あっちは、あとで行く。
夜のごはんを食べた後は、まずパパの布団で寝る。
ふにゃ、おやすみなさい。

・・・うにっ? ママが布団で寝てる。
どれ、そろそろ僕も移ろうかな。
ふうっ、両足を、うむ〜んと伸ばして、目をつむる。
むににっ、んごごっ、んご〜っ。

・・・うん? 真っ暗だ。 まだ、起きる時間じゃないね。
ちょっと布団を変えようかな。 ママ、隣で寝させてね。 
もうちょっと、そっちにいってくれる? 
狭いけど、あったかくて、いい感じ。 

(朝晩は急に涼しくなり、ルイスも布団で寝るように
なりました。
季節が変わったことを、愛犬の眠り方で実感する
我が家です。)
2025.10.8 (水)
               (この日は、うちでシャンプー。すぐに汚れるけどね。)
ごはん、ごはん、ごっはっん〜♪
待ちきれないな、ごっはっん〜♪
ふんふん、ふこふこ、いい匂い♪

ママが冷蔵庫から出したのは・・・リンゴだ!
リンゴを混ぜてもらうのって、久しぶりだな。
トントントン、リンゴをナイフで切ってる。

ねぇ、それ、小さく切らなくてもいいよ。
そのまま食べたい。 ちょうだい。
 「はい、どうぞ。」
ちっちゃい・・・あ、でも食べるよ。パクッ。
もう1つ、ちょうだい。
 「あと1つだけね。」
パクッ。やっぱり、リンゴはおいしいなぁ。

ごはん、できた?
それじゃ、座って・・・いっただっきま〜す!

(リンゴの季節になりました。
歴代の愛犬たちのおやつ、食事のトッピングに
欠かせないリンゴ。
まずは、信濃スイートからスタートです。)
2025.10.7 (火)
              (どうも、ルイスです。) (猟犬もどきが匂いをたどります。)
なんか、いる。 そこの林の中。
中から、僕をじっと見ている気がする。
気配がするんだ。僕にはわかる。
足を止めて、林の方を向く。 
そのまま、動かずに様子を探る。
向こうも、じっとしてる、たぶん。

静かに足を動かす。1歩、2歩・・・中をうかがう。
物音はしない。 でも、いる。
一気に林の中に走る。 
 「バサバサバサッ!」
あっ! 鳥が飛んでった。 鳥だったのか。

ふうっ。ま、いいや。
先に進もうっと。

(このところ、猟犬のように野鳥に興味を示すルイス。
朝の散歩でまっすぐの道を歩いていて、突然、ピタッと
足を止めます。
すぐ脇の林に鼻先を向けてピクピク。
そして、抜き足、差し足・・・ダッシュ!
地面から鳥が飛び立ちました。)
2025.10.6 (月)
           (これは、なんだ?ただいまチェック中)(匂いチェックは日課です。)
いつもの公園に来た。よしっ、匂いかぎ、開始!
ふんふん?この木の根元に、誰かが匂いをつけてったな。
どれ、その上に僕の匂いを・・・。
 「わぁ、大きいわねぇ。」
え? 僕? あ〜、えっと、そうですね。
 「たくさん食べるんでしょう?」
あ〜、えっと、そうでもないです。もっと食べたいくらい。
 「小さい時からいるの?」
あ〜、えっと、そうだと思います。
あの、ごめんなさい。
僕、おしっこしたいんだけど、そろそろいいですか?
 「あら、はい、じゃあね。」
ふうっ。 どれ、じゃあ、匂いかぎ再開。

公園をぐるっと回った。
あとは、この植え込みの匂いをチェックしたらおしまい。
ふこふこ? ふむん? ・・・むむっ!
植え込みの先に、ひろちゃん発見! 突撃〜!
 「うわあっ、やめて!」

(ルイスが用を足している時に声をかけていただくことも
時々あるのですが、ウンチをしている時は、ちょっと
お待ちくださいね。
犬にとって一番無防備なので、警戒心が強くなるそうです。

ルイス、涼しくなって絶好調です。)
2025.10.5 (日)
             (見た目は少しずつ貫禄がついてきてるけど、中味は変わらず。)
これから何するかっていうと・・・見ててね。
そりゃ〜っ! 飛びつく。飛び乗る。
そして耳をかじって引っぱる。 グイイ〜ッ。

ふふふっ、どうだ? やっぱり僕は強いんだ。
この子さ、僕よりずっと大きいんだけど、プロレスすると
いつも僕の勝ち! 負けたことなんてない。
ふにゃふにゃしてて、全然動かないんだもん。
ほんっとに弱いんだから。
お店のソファーにいる恐竜の方が、まだやる気があるね。

どうした? 泣きべそかい?
そんなことしたって、僕は手加減しないよ。
今度は耳をくわえて、ずるずると引っ張って行くぞ〜。
ほらほら、かかってきてごらん。

(自分の体の数倍はある、大きな大きなぬいぐるみ。
得意満面で上に乗り、振り回し、己の強さを誇示します。
いつも”降参”の大きな相手を見下ろし、満足げです。)
2025.10.4 (土)
             (気温はそんなに上がらなくても、日差しが強くて汗ばみます。)
さぁ、公園に出発! 
まっすぐ、ず〜っとまっすぐ、歩いてく。
信号が変わって向こうに行けるのを、座って待つ。
・・・みんなが歩き出した。 それっ、立ち上がる。

公園に着いた。いつものように、このまま、まっすぐ・・・。
 「ルイス、今日はそっちはだめ。」
え? どうして? やだ、僕は、まっすぐ行きたい。
 「今日は、人が多いから行けないの。」
人が多くたって平気だもん。行くったら、行くんだ〜!
 「だめったら、だめなの〜!」

ぶうっ、むうっ、ママに無理矢理引っ張られた。
まっすぐ行かせてくれなかった。 ひどいや。
でも、ほんとに今日は人がたくさんいるね。
大きな車も、いっぱい止まってる。

 「あら? ベートーベンさんのワンちゃんよね?」
うん? 知らない人に声をかけられた。
 「6代目さんでしょ?さっき、テレビで見てきたばかりよ。」
テレビで? 僕を? ふうん。
 「またね。」
うん、さよなら。 ・・・僕をテレビで見たって、なんだろ?

(西公園で”交通フェスタ”。家族連れがいっぱい、屋台も
ずらり。そして、いろんな乗り物が公園内に。

人混みを避けるように散歩しましたが、「CATVの番組を
見た」という方々がこの日は3組。
ありがとうございます♪)
2025.10.3 (金)
              (週末はイベント続きの西公園、散歩ができなくなります。)
葉っぱさん、おはよう。ちょっとかじらせてね。
お花さんも、おはよう。お花さんは、かじらないよ。
向こうの葉っぱさんもかじってみようかな。
 
 「バサバサッ! クワッ、クワワ〜ッ!」
僕、あの鳥、好きじゃない。
声が大きくって、うるさいんだもん。
時々、ケンカもしてるしさ。 あっちに行っちゃえ〜。

あ! 今の、見た?
今ね、木の上からなんか落ちてきた。
なんだろう? 走って行ってたしかめなくちゃ。

どこだ? なにが落ちたんだろう?
木の下をきょろきょろ・・・見つからないなぁ。
僕、間違いなく見たんだよ。
上の方から何かが落ちて来るの。

(原っぱを歩いていたら、少し離れたところの木の
上から、小鳥が地面に下りて来るのが見えました。
ルイスがハッとそちらを見て駆け寄る前に、小鳥は
素早く木の上へ戻りました。
それに気づかないまま、しばらくの間、犬さんは地面を
探し続けていましたとさ。)
2025.10.2 (木)
            (「まったり過ごそうぜ、ルイス」 うん、それがいいね、コテツさん。)
僕のごはんの用意が始まった。 ふこふこ? 
おいしそうな匂いだ。 いろんな匂いがする。
どれ、そばに行こうっと。 そうっと、だよ。

そばで待ってると、ちょっとだけ食べさせてもらえるんだ。
混ぜてる途中の煮干しとか、切ってる途中のきゅうりをね。
でも、近づきすぎちゃだめ。
「包丁を使ってるから危ない。」って怒られる。
少し後ろからのぞきこむ。 なにか、くれないかなぁ。
 「はい、ルイス、いいよ。」
きゅうりだ! 僕、大好きなんだ。 もぐっ。
もう少し、食べたいなぁ。

あ、ヨーグルトがついてるスプーンだ。なめていい?
ぺろぺろっ、ぺろん。
 「もうついてないでしょ?おしまい。」
待って、もうちょっと、なめさせて。 ぺろりんっ。

(つまみ食いって、なんかおいしいんですよね。
ルイスも、食事の直前の”ちょこっとつまみ”が大好き。
煮干しを1本、きゅうりをひとかけ、ヨーグルトに使った
スプーンについてる残りを、うれしそうにもぐっ、ぺろっ。)
2025.10.1 (水)
              (上のカレンダーの写真は、1年前のまだあどけないルイス)
うむん? 目が覚めた。 ちょっと涼しい。
おしっこしたくなっちゃった。
ママ、気づいてくれるといいんだけど・・・。

伏せたまま、階段の下を見下ろす。
いつでも下りられるように、前足を、だらんと垂らす。
吠えちゃいけないから、黙って待ってる。
まだかな。

 「あれ? ルイス、起きてたの? 外に行きたい?」
うん。
 「じゃあ、今ちょうど雨が止んでるから散歩に行こうね。」
うん!

ふうっ、ママが気づいてくれてよかった。
おしっこ、間に合いそうだ。 お散歩、いってきます!
公園に行くんでしょ? 僕、たくさん歩くからね。

(2階の階段の踊り場から、代々の愛犬たちはそれぞれ、
”外に出たい”という合図を送ってきました。
3代目ヨハンは、座って下をじっと見下ろします。
4代目バナ子は、「ワン!」と吠えて知らせます。
5代目カイザーは、「ピーピー」と鼻を鳴らします。
そして6代目のルイスは、前足を階段にだらりと下ろした
状態で、伏せて見下ろしています。
声を出さなくても、不思議なことに何かを感じるんです。
階段下に呼ばれているような・・・。)