ルートヴィッヒルイス)の日記


    2025.2.16〜2.28





2025.2.28 (金)
               (「そなたは、いつぞやおびえて吠えていた犬じゃな?」)
あ、いた・・・。 
もしかして、今日も僕を脅かすつもり?
でもね、言っとくけど、今日は全然恐くなんかないよ。
だって、君の顔がはっきり見えるもん。
ほら、こうやって、平気で前を歩けるよ。

この間は、真っ暗な中で突然にらまれたから、びっくりした。
なんか、誰かが僕のこと、じ〜っと見てる気がするな、って
思ったら、鋭い目つきでにらまれてた。
暗がりだったから、ちょっとだけ恐かったけどさ、
今日は平気、平気。

きー兄ちゃ〜ん、走ろうよ〜。

(青葉山公園の政宗公の胸像、たしかに、真っ暗な中で
その存在に気づいたらびっくりするかも。
暗がりでの散歩の時は恐くて吠えまくったルイスも、
明るいうちはだいじょうぶでした。)
2025.2.27 (木)
                (どうして、きー兄ちゃんだけあそこでアイスクリームを食べてるわけ?)
ママが、僕の食事の用意をしてる。
僕は、ちょっと離れたところからそれをじっと見てる。
あんまり近づくと、「向こうで待ってなさい。」って言われるから。

でもね、気をつけて見ていないと、逃しちゃうんだ。
何をって・・・待っててね。今にわかるよ。

ママがリンゴを切り始めたでしょ? 
トントントン、僕のごはんに混ぜるために小さく切ってる。
それを食器の中に入れる。 そろそろ、かな。
ママがリンゴを一切れ持った・・・。
 「ルイス、おいで。」
はいっ! それっ、急いでママのすぐそばに駆けつける。
 「リンゴ、どうぞ。」
ありがとう! パクッ・・・おいしいな。

この後、もう1つあるんだよ、楽しみが。
リンゴを混ぜたら、次はヨーグルトを上にかけるんだ。
スプーンでヨーグルトをすくう。
そのスプーンにヨーグルトがついてる。
 「スプーンをペロペロ、どうぞ。」
うん! ペロン、ペロペロ・・・おいしいな。

そして、ごはんを、いただきま〜す!

(今のところ、快食快便、健康そのもののルイス。
このまま、元気に成長してくれますように。)
2025.2.26 (水)
                (あたたかい日が続きます。雪は解けるかな?)
 「ルイスく〜ん」
どうしたの、ルパンちゃん?
 「あのね、スティーブ君ったら、あんなにちっちゃかったのに、
  わたしよりも大きくなっちゃったんだもの。
  力が強くなって、わたし、一緒に遊んでて、なんだか・・・。」
だいじょうぶだってば。スティーブは、いい子だよ。
 「それはわかってるの。でも・・・。」
じゃあ、僕のそばにおいでよ。
ほら、僕がぴったりついててあげる。
こうしてれば、平気でしょ、ルパンちゃん?
 「うん。 ありがとう、ルイス君。」

ルパンちゃんは、僕が守ってあげなくちゃ。
さぁ、遊ぼう!

(1才のシェパードと遊んでいて力負けしたルパンちゃんが、
ルイスに駆け寄ります
心やさしいルイスは、騎士ぶりを発揮。
そっと寄り添い、見守ります。)
2025.2.25 (火)
          (ルパンちゃん&コテツ君&ルイス、それぞれ、深い友情を確認中。)
ルパンちゃ〜ん!
 「ルイスく〜ん!」
会いたかったよ〜、ルパンちゃん。
 「わたしも、ルイス君。」
うれしいな。地面に、ゴロゴロゴロ〜ン。
 「わたしも、ゴロゴロ〜ン。」
ルパンちゃん、今日はたくさん遊ぼうね。
 「うん、たくさん!」

コテツさ〜ん!
 「おうっ、ルイス!来たか。」
コテツさんに会えて、うれしいな。
コテツさんのお口を、ペロペロペロッ・
 「俺もうれしいよ、ルイス。ペロペロンッ。」
コテツさ〜ん。
 「おうっ、ルイス〜。」

遠くへ遊びに行くのも楽しいけど、僕はやっぱり、
仲のいい友だちと、いつものようにこうやって遊ぶのが
1番好きだな。

(この日は、朝から夕方まで、場所を変えつつ仲のいい
仲間たちと存分に遊んできました。
心地よい疲れで、夜はぐ〜っすり、でした。)
2025.2.24 (月)
              (あれ、なんだろう?目が光るんだよ。) (アイス、食べたいな。)
散歩から戻る。 枝かじりもしたし、さぁ、朝ごはん。
 「ルイス〜、待って。その前に、ブラッシング。」
・・・僕、しなくてもだいじょうぶだよ。
 「はい、こっちに来て。」
ふうっ・・・。

僕ね、このブラッシングって、あんまり好きじゃないんだ。
じっと立ってなくちゃいけないし、お尻のあたりや、しっぽに
ブラシが入ると、なんかむずむずしちゃうから。
ママは、そんなこと、おかまいなしでブラッシングする。

でも、これだけは好き。
最後に首輪をはずして、耳を持ち上げて、耳の後ろを
ブラシでサッ、サッ。 これ、気持ちがいいんだよ。
ママの体に僕の体をくっつけて、サッ、サッ。
はあっ・・・気持ちいいな。

もう、おしまい? よ〜し、朝ごはんだ〜!

(ラフコートとスムースの中間ぐらいの毛の長さとは言え、
ブラッシングは欠かせません。
ルイスは、ちょっと不満げな顔で立っていますが、
耳の後ろの時だけは表情が変わります。
あぁ、気持ちいい、って感じ。)
2025.2.23 (日)
               (牧場1周コースの汽車が進みます。) (右・ボーちゃん 左・ルイス)
汽車が通りま〜す! 「ポ〜ッ、ポポ〜ッ!」
歩いてる人たち、気をつけてくださいね〜。
 「わぁ、大きな犬が乗ってるよ!」「かわいい!」
どうも〜、みなさん、こんにちは〜。
でも、僕はすぐに通り過ぎま〜す。
 「かわいいね〜。」「バイバ〜イ!」
バイバ〜イ。

僕、今、”汽車”に乗ってるんだ。これ、すごく楽しい。
窓から顔を出して外を眺められるし、歩いてる人たちを
どんどん追い越していく。
  「これから、揺れますのでご注意ください。」
   「ガタガタッ、ゴトゴトッ!」
おっと、ほんとに揺れるね。しっかり座ってないと。

  「ご乗車、ありがとうございました。まもなく終点です。」
おしまいなの? もっと乗っていたかったなぁ。
ほんとに楽しかった。

さっきね、おいしいアイスクリームも食べたんだ。
なんか、いいことがいっぱい。
もっと遊ぶぞ〜!

(東京在住のルイスの兄弟犬のボーちゃんと、那須の牧場で
待ち合わせ。2頭きりの兄弟です。
でも、お互いにかつて一緒に過ごしていたことは覚えて
いないようでした。

ボーちゃんのお宅では、カイザーと同じ2018年生まれの
先代犬のリリィちゃんが、カイザーの少し後に、カイザーと
同じ病気で、数ヶ月の自宅療養後に旅立っています。
兄弟が、リリィちゃんとカイザーの分も長生きできますように。)
2025.2.22 (土)
                (僕は、走る!)         (僕は、枝をくわえる!)
あれ? ママ、なにしてるの?
ねぇ、なにかあるの?
 「さぁ、どうでしょうねぇ。」
う〜む、僕には教えてくれないつもりだな。
よし、自分で考えてみようっと。

ママが、いつもは使ってないお布団や毛布を出してる。
そして、いつもは使ってないシーツっていうのも出した。
う〜ん? このシーツの匂い・・・ふんふん?
あ! この匂い、知ってる!
これ、ひろちゃんとこの匂いだ。
ひろちゃんの服からも、おんなじ匂いがするもん。

・・・ということは、ええっと、つまり、もしかしたら、
泊まりに来るの?
シーツが2つだから、きー兄ちゃんもだよね?
ねぇ、そうだよね?

(ひろ&きー君が泊まりに来る用意をしていたら、
ルイスが偵察にやって来ました。
そして、ひろが自宅に持ち帰って洗っておいたシーツの
匂いを厳しくチェック。
洗剤か、柔軟剤かな? 匂いがうちの洗濯物とは違う
ことに気づき、「はは〜ん」という顔に。

お楽しみは、夜からね。)
2025.2.21 (金)
            (ひろちゃんったら、「カフェで休憩」って言って、遊んでくれない。)
この頃ね、とっても気になる匂いがあるんだ。
おうちの回りの、他の動物の匂いじゃないよ。あれとは違う。
店の近くの公園や、大きな木が並んでる道、
そこを歩くと、山に住んでる動物とは全然違う匂いする。

僕ね、「おいで、おいで〜」って呼ばれてるみたいな気がして、
どうしてもこの匂いをたどらずにいられない。
ほら、ここ、木の根元。 ふんふん?
ここから移動して、公園の方に動いてる。 ふんふん?

よし、このまま公園まで匂いをつけていこう。
 「ルイス、行かない。お昼の散歩はおしまい。」
僕、行きたい。 だって、匂いがすごく気になるんだもん。
 「だから行かないの。」
え? どういうこと?
 「お店に戻ります。」
行きたいって言ってるのに、・・・意地悪。

(1才を過ぎ、ルイスも恋の季節に興味が出てきたようで。
いつもの匂いのかぎ方とは明らかに違い、脇目もふらずに、
という探し方。
当の女の子と出会わないように、反転して店に戻りました。)
2025.2.20 (木)
           (君、だぁれ?) (コテツさんったら、僕のおもちゃ、返してくれない。)
スピ〜ッ、むににっ・・・やっぱり、お布団で寝るのって、
あったかくていいなぁ。
ふかふかしてて、寒い夜でも気持ちがいい。
体を丸めると、もっとあったかくなる。ぐっすり眠れそう。

 「ルイス、これじゃ、わたしが寝られない。」
・・・う〜、ん・・・。
 「ねぇ、隣の布団まで動いて。」
・・・むにっ・・・僕、寝てるんだけどな。
 「お〜い、ルイスく〜ん、動いてくださ〜い。」
・・・せっかく寝てるのに、どうして起こそうとするんだろ。
 「ここは、わたしの布団なの。頼むから動いて。」
・・・僕が先に寝てたんだよ。
誰の布団とか、関係ないんじゃない?

・・・しょうがないなぁ。
まぁ、いいよ、少し動いてあげる。半分くらいだよ。

(ルイスが先に寝てると、布団があたたかくなってるのは
たしかなんですけどね。
体をくっつけ合うようにして、大きな湯たんぽ代わり。)
2025.2.19 (水)
           (カレンダーの写真の時は生後3ヶ月、今は完全に体格が逆転。)
え? この車に乗るの? いつもの車じゃないの?
ええっ、やだな。 こんなに高い所から乗れないよ〜。
いつもの車だって、よっこらしょ、って足をあげなくちゃ
いけないのに、これ、僕、絶対に無理。
抱っこしてくれる?

え? みんなと一緒の席じゃないの? いつもと違うの?
ええっ、やだよ。 いつものように、きー兄ちゃんの隣がいい。
どうして僕だけ、一番後ろにいなくちゃいけないの?

いいよ、自分で前に行くから。
座席を乗り越えれば、すぐに行けちゃうもんね。
よいしょ、うんしょ、えいしょ・・・ふうっ。
ほら、到着! 僕、ここにする。

(だましだまし乗っていた車が車検を迎え、買い換えることに。
しばらくの間、代車のライトバンで移動です。
家族と離れたところにいるのが納得できないルイスは、
セカンドシートを乗り越えて自主的に前へ移動。

次の車さん、早く来ておくれ〜。)
2025.2.18 (火)
            (おやつ待ちの義兄弟たち)(手入れをしていない林の中はジャングル)
 「クワ〜ッ! クワワ〜ッ!」「クワッ、クワッ!」
うるさいなぁ、カラスたち。さっきから大騒ぎしてる。
 「クワクワ〜ッ!」「クワワワ〜ッ!」
やんなっちゃうな。枝かじりに集中できないじゃないか。
 「バサバサバサッ!」「バササッ!」
カラスって、飛び方までうるさいよね。
僕、ああいうのは好きじゃないや。
 「クワ〜ッ!」「ガガッ!」
あっ、カラスたち、飛びながらぶつかってる。
もしかして、ケンカしてるのかな?
とにかく、もっと遠くでやってよ。うるさいぞ〜。

 「ピ〜チュク、ピ〜!」
うん? 今度は誰? どこにいるの?
もしかして、僕のこと、見張ってる?

 「ピ〜ポ〜ピ〜ポ〜!」
むむっ、僕のきらいな音だ。 どこからだろう?

  「ルイス、だいじょうぶだから、歩こう。」
むむんっ・・・安心はできないよ。

(ルイスは、カイザーよりも周囲の音に敏感で用心深いです。
散歩中に鳥の鳴き声が響いてくると、立ち止まって
声がした方向を見上げます。
木立の上でのカラスたちの大騒ぎには、迷惑そうな顔を
してチラチラと視線を送ります
回りがうるさいと、集中力が欠けてしまうようで。)
2025.2.17 (月)
               (ぼ、僕、いったいどうなっちゃったの?)
服を着るんだね? オッケー。
遊んでて体が汚れてしまいそうな日は、服を着る。
そうすれば、泥がはねても思いっきり走り回れる。
ひろちゃんに怒られることもない。

この服、着るのにちょっと時間がかかるんだよね。
”そで”っていうのがついてて、足を通さなくちゃ
いけないからさ。
左足・・・右足・・・もう、いい? できた?
よ〜し、走るぞ〜! いやっほ〜!

ボールを追いかけて、木のそばを通る。
・・・あれ? おかしいな。 前にうまく進めない。
どれ、もっと力を出して・・・「ビリ〜ッ!」
うん? なんか、変な音がしたぞ。
でも、体が動いた。 もう大丈夫だ。

(泥はね防止用の袖付きの薄い服、見事に破けました。
あ〜あ、まだそんなに着てなかったのに。

きー兄ちゃんは、閉店時の店の片付けを手伝うと、
1回10円のアルバイト料を受け取って貯金箱に
貯めていますが、ルイスにも働いてもらって服代を
稼いでもらおうかな。)
2025.2.16 (日)
             (僕は、小さな子犬です。どうぞ、おやつをくださいな。)
なんか、気になる。 あっち、林の奥の方。
なにかがいるような気がする。なんか、感じる。
・・・よし、行ってみよう。 まっすぐの道を進む。

気配は、こっちだ。突き当りで左に曲がる。
沼に近づく。沼の向こうは薄暗い。
 「ルイス、危ないからそれ以上近づかないで。」

・・・!!! いる。なにか、いる!
おい、誰だ! そこでなにしてる!
 「戻ろう、ルイス。おいで!」
そこにいるのは、わかってるんだ!
 「ルイス、早く!」
む〜ん、むむ〜ん、このまま放っておくの?
やだよ、僕。 おい! そこのやつ!
 「ルイス〜!」

(お昼の散歩、ルイスが自分から林の中の1本道を奥へ
進み出しました。なにやら、警戒している様子。

そして、うっそうとした木立の中に入ったところで、突然、
猛烈に吠え出しました。吠え声が当たりに響き渡ります。
野生動物だとは思うけれど、万一、奥にいるのが人だったら
恐いので、ルイスを引っ張って大急ぎで来た道を戻ります。

その間も、後ろを振り向きつつ、吠え続けていました。
すごい音量! カイザーの吠え声の倍はありましたね。)