ルートヴィッヒ(ルイス)の日記
2024.12.1〜12.15
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2024.12.15 (日)
(僕、お馬さんなんて恐くない。やぁ、こんにちは。) |
むむっ。 むむむん? なぁんか、予感がする。
ひろちゃんとママが、冷蔵庫の近くにいる。
これはきっと、中からおいしいものを取り出して食べるんだ。
う〜む、見張ってた方がよさそうだね。
ほら、やっぱり! ママが冷蔵庫のドアを開けた。
なにか、大きな四角い箱を出したぞ。
なんだろう? ふふふん?
あれは、もしかすると・・・アイスクリームじゃないかな?
・・・やっぱりそうだ! あたり!アイスだ〜。
僕にもくれるよね? ちょうだい、食べたいよ〜。
ママが僕の食器を持った。
そして、大きなスプーンでアイスを1回、2回・・・、
もう1回すくって食器に入れる。
やったぞ! 早くくださいな。 いただきま〜す!
(ひろと2人、バニラアイスを乗せたミルクティーを用意して
いると、じろじろと疑心暗鬼の顔つきの輩が回りをうろうろ。
さらにその後、もう1人のおちびさんもやって来て、
「アイスはどこにあるの?僕も食べたい!」と。
はい、仲よし兄弟さんもアイスクリームをどうぞ。) |
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2024.12.14 (土)
(枝、み〜つけた!) (前足がひょろりと長い。) |
あ〜あ、つまんないな。
ひろちゃんと、きー兄ちゃんはお店に来てくれないし、
パパとママはお店でお仕事してる。
だから、僕は2階でひとりぼっち。
新しいカミカミボーンを買ってもらったけどさ、
ずっとひとりじゃ、つまんないんだもん。
噛んでても、飽きちゃうよ。
そうだ、いいこと思いついた。 やってみよう。
カミカミボーンを口から放して、階段の下へ、えいっ!
よしっ、転がってった。 「ゴンッ!」
「何の音かな? ・・・あら、踊り場でボーンを噛んでて、
落としちゃったのね。 今、拾ってあげる。
はい、どうぞ。 気をつけてね。」
もう1回、それっ! 「ゴロゴロ、ゴンッ!」
また落としちゃった〜。 ママ、拾って持ってきて〜。
「ルイス、もしかして、わざとやってる?」
えっ、そ、そんなこと、してないよ。
(2階で退屈しきっているルイスが、階段の踊り場の淵に
伏せています。
どうも、なにやらたくらんでいるような目つき。
両前足をダラン、と階段に下ろし、じっと下を見ています。
しばらくすると、階段から物音が。
1番下におもちゃが転がっています。
ルイスに届けに行くと、また同じことが。
ごめんねぇ。 忙しくて遊んであげられないのよ。) |
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2024.12.13 (金)
(ムギちゃんとコメちゃんがいるお店、僕、大好き。) |
あそこだ! 僕が行きたいのは、あのお店。
道路の向こう側だけど、ここから見える。
ということは、この道をまっすぐ渡れば、すぐ行けるよね?
ママ、ここ、渡っちゃおうよ。
「だめだめ! 危ない。車が来てるでしょ。」
でも、ここを行けばすぐだよ。大丈夫だってば。行こう。
「ここから渡っちゃだめなの。戻って!」
・・・すぐそこなのになぁ。
ほんとにママったら、面倒なんだから。
わざわざ離れたところまで歩いて来て、信号が変わるのを
座って待って・・・いいの? 渡っていいんだね?
よ〜し、行っくぞ〜。 ほっ、ほっ、ほいっ、ほいっ。
工事のおじさん、こんにちは〜。
「おうっ、来たのか。 よ〜し、よし。」
あのね、僕、お隣のお店に行くんだよ。
「行かないわよ。 前を通るだけ。」
え・・・?
(カイザーも大好きだった青葉通りにあるカフェを目指し、
なんと、車が行き交う青葉通りを横切ろうとするルイス。
ちゃんと交差点の横断歩道を渡りましょうね。
でも、お店の中には入りませんよ。
いつも入るとは限りません。) |
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2024.12.12 (木 )
(ええっと・・・う〜んっと・・・ないかなぁ。) |
う〜ん、見えないなぁ。もっと上の方かな。
下の枝には、もう見当たらない。
木の回りをぐるっと回ってみても・・・やっぱり、ない。
誰かが食べちゃったのかもしれない。
首を伸ばしてずっと上の枝を探しても・・・ない。
う〜む、鳥さん達が全部食べちゃったのかなぁ。
「おや、ルイス君、何を探してるの?」
え? あ・・・なんでもないよ。ただ、木を眺めてただけ。
「へぇ、そうですか。」
そ、そうだよ。
ええっと・・・枝探し、しようっと。
この間見つけたお気に入りの枝、どこに置いたんだったかな。
僕、原っぱに行くね。
(ルイスがパクッと実をくわえられる低い位置に枝が
伸びている、甘柿の木。
朝の散歩の時に、こちらの目を盗んで自主収穫していたけれど、
いつのまにか、上の枝に残っていた実もなくなっています。
鳥たちにとっても、大切なごちそう。
早い者勝ちですね。) |
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2024.12.11 (水 )
(きー兄ちゃん、もう少し早く歩いてくれるかな。僕、歩きづらいよ。) |
ごちそうさまでした。あぁ、おいしかった。
さて、夕食を食べ終わったから、次はデザートだ。
まだかなぁ?
「なにしてるの? もう、おしまいでしょ。」
ごはんは終わったけどね、あの、ほら、あれは?
「なんでしょ? リンゴ?」
そう! それ、リンゴ。 まだですか?
「これから切るから、待ってて。」
じゃ、ママの横で待ってるね。
「危ないから顔を近づけないで!向こうで待ってなさい。」
ううん、いいよ、僕、ここにいる。
「危ない、って言ってるの。」
だいじょうぶだってば。
できた? きたきた、僕のリンゴ。
いっただっきま〜す!
シャクッ・・・甘くって、おいしい。
もっとくださいな。
(歴代の愛犬たちは、あべお兄ちゃんのご実家のリンゴが
みんな大好き。
以前はサンフジに蜜がたっぷりと入っていましたが、
今年は残念ながらちょっとだけ。
やはり、気候のせいなんでしょうね。) |
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2024.12.10 (火)
(シャンプーがんばったから、僕にもマフィンくださいな。) |
うそだよね? シャンプーするの?! そんなぁ。
きのうは勉強で、今日はシャンプーだなんて、僕、いやだ。
ひろちゃんの言うことなんか、きかないよ。
「おやつ、あげるから。」
おやつ? なに? ・・・あ、お芋スティックだ。
食べたい! ちょうだい。
もぐっ・・・僕、お芋が好きなんだ。
このスティックも大好きだし、焼き芋もね。
ううっ、頭からシャワーでお湯をかけられる。
我慢してるんだから、おやつちょうだいな。
もぐっ・・・。
泡でゴシゴシ、頭も、背中も、お腹も、ゴシゴシ。
がんばってるんだから、おやつくださいな。
もぐっ・・・。
僕、えらいでしょ?
(訓練はきらいじゃないけれど、すぐに飽きていやになる。
水遊びは大好きだけど、シャンプーされるのはきらい。
はい、2日間、おつかれさまでした。) |
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2024.12.9 (月)
(もふもふの長い毛じゃない子は初めてだけど、かわいい。) |
「おはよう、ルイス」
先生、おはよう! 僕、とっても元気だよ〜。
「じゃあ、今日もがんばろうな。」
うん、わかった。
あのね、先生。
僕、そんなに何回も練習しなくても大丈夫だと思うんだ。
きっと、すぐに覚えられるから。
だから、今日のお勉強は早く終わるよね?
「今日は新しいことをやってみよう。」
へえ、なあに?
「”立って、まて”だよ。立ったまま、じっと待ってる。」
えっ? そんなの、簡単。 できるよ。
「座ったところから、はい、立って。」
うん。
「ま〜て。」
うん。 ほらね、僕、できるでしょ?
はあっ、ちょっと疲れてきたな。
先生ったら、なかなか終わりにしてくれない。
「飽きたのか? よし、あと3回やったら終わりにしよう。」
ええっ! あと、3回もやるの?
・・・・・・・・・。
(「立って待て」、立止<りっし>は、ドッグショーで審査を
受ける時には必要になってきます。
我が家はもうショーには縁はないけれど、ルイスには
忍耐の訓練と思って取り組んでもらいましょう。) |
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2024.12.8 (日)
(ねぇ、なにしてるの〜?)(だいぶ筋肉がついてきました。) |
朝の散歩はね、地面をきょろきょろしながら歩くんだ。
何を探してるかって・・・枝だよ。
横にくわえて歩くのにちょうどいい長さの枝。
これが、なかなか見つからない。
長いの見つけた!と思っても、細すぎると、くわえてすぐに
折れちゃう。
今度は太いのがあった!と思ったら、やわらかくって、
くわえたらボロッとくずれちゃう。
それに、地面に積もってる葉っぱとおんなじ色だからね、
ほんと、難しいんだ、枝探しは。
むむん? ママが、木から何か取ってるぞ。行ってみよう。
ママ〜、それ、なぁに?
「椿の花。バナちゃんが大好きだった花よ。
匂いをかいでみる?」
うん。 ふんふん? いい匂い。それ、僕にちょうだい!
「あ! かじっちゃだめ。」
どうして? ほしいよ〜。
(4代目のバナ子が愛した、というか、パクッと枝から
くわえていた椿の花。
そう言えば、カイザーも花を丸ごとくわえていたなぁ。
ルイスも、大きな口を開けて、あやうくパクッ、と。
お花は、食べないでね。) |
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2024.12.7 (土)
(♪1年生♪になる前に、友だちたくさん、できてます!) |
いやっほ〜、走るぞ〜! ダダダッ、ドドドッ。
ドッグランに来たら、これをやらなきゃ。
枯葉を蹴散らしながら急な斜面を駆け下りて、
そして今度は駆け上がる。それ〜っ!
友だちを追いかけて走る。はあっ、はあっ、待て〜。
はあっ、はあっ・・・だめだ、追いつけない。
よくそんなに速く走れるね。
僕、疲れちゃったから、ちょっと休む。
あと、僕が好きなのは、おやつの時間。
「おやつだよ〜」って声が聞こえないかなぁ。
そうしたら、大急ぎで駆け下りて行くのにな。
(セント・バーナードには、スピード感と持久力はあまり
ありません。
カイザーはドッグランでの追いかけっこの時、途中で抜けて
見学して、後からショートカットでまた加わる、という”ズル”を
時々していたようですが、ルイスは真っ正直に走っています。) |
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2024.12.6 (金)
(西公園を散策中です。)(昔の天文台の日時計が残されています。) |
僕とひろちゃんだけで、公園を散歩中。
きー兄ちゃんは、店でお留守番。ふふっ。
ひろちゃん、たくさん歩こうね。
誰か、友だち来てないかなぁ。追いかけっこしたいな。
・・・う〜ん。だぁれも見つからない。
みんな、もう散歩が終わって帰っちゃったのかな。
あれ? 誰かいるぞ。 ちっちゃい子、み〜っけ!
ねぇねぇ、遊ぼうよ。
あ、待って、逃げないで。僕、なんにもしないから。
一緒に遊びたいだけなんだ。 だめ?
あ〜、逃げてっちゃった。
せっかく見つけたのに、残念。
(カイザーと同じく、相手の大きさを問わず友だちと遊ぶのが
大好きなルイス。
夕方の西公園での散歩中、犬の仲間は見つからず、
ようやく見かけたネコに喜んで近づいて行きます。
でも、ネコはびっくりしてフェンスの向こう側へ逃げて
行きましたとさ。) |
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2024.12.5 (木)
(生後10ヶ月目、とても子犬には見えませんね。) |
ルッタ、ルンル、ル〜ン♪ ランラ、ランラ〜ン♪
僕は、とってもいいものをくわえて歩いてる。
枝じゃないよ。
あのね、ドッグランにあった長い棒。
くわえやすくって、かるくって、長い。
ね、いいとこばっかり。
どこに持って行こうかな。 ・・・よし、あっち!
あそこの通路を通って、向こうに運ぼうっと。
このまま、まっすぐ進んで、通路の入り口を通り抜ける。
・・・あれ? 抜けられない。 おかしいな、棒が通らない。
う〜ん・・・ま、いいや。
棒運びは、や〜めた。 他のことして遊ぼうっと。
(アジリティー用の長い棒を横にくわえた子が、棒よりも狭い
通路を通り抜けようとしています。
当然、棒がつかえてストップです。
この子は、どうしたらいいか悩みません。
即座にあきらめます。
棒は、口から落としてその場に放置。
”冷めやすい”どころか、すぐに熱が冷めて飽きます。) |
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2024.12.4 (水)
(へへっ、この枝、いいでしょ?) (青葉山です。) |
あ〜あ、今日はひろちゃん、来ないのか。
いつ来るんだろうって、ず〜っと待ってたのに。
公園をお散歩するのも、車でお出かけするのも、なし、だね。
はあっ、つまんないの。
「行こう、ルイス」
え? ・・・うん、行くよ。 ママと散歩かぁ。
気乗りしないって言ったらママに悪いけど、僕、ひろちゃんと
行きたかったな。
「ルイス!」
はあっ、行くか・・・。
「なにやってるの?」
うん? 向こうで立ち止まって、僕を見ている人がいる。
なにしてるんだろう?
あの人、動かないね・・・え!? ひ、ひ、ひろちゃん!?
うおっ、わお〜っ!
(ひろちゃんは来ない、とあきらめてトボトボと散歩に出た
ところで、向こうから歩いて来たひろと遭遇。
気分が200%急上昇! よかったね。) |
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2024.12.3 (火)
(うほっ、ソフトクリーム! → うほっ、ちゅんちゅん焼き!) |
はっはっ、ほっほっ、うんしょっ、そ〜れっ!
山道をを登る。 がんばって坂を登り続ける。
だって、山のてっぺんに行けば、いいことがあるんだもん。
冷たくって、甘くって、おいしいアイスクリーム!
あれをペロペロするためなら、山道なんてへいちゃらだよ。
ほいほいっ、がんばるぞ〜っ。
ふうっ、着いたぞ。 アイスクリームのお店、み〜つけた!
こんにちは〜。
「あ・・・財布持ってこなかった。」
ひろちゃん、早くお願いして、アイス。
「タッチ決済は・・・できない?」
ねぇねぇ、僕、早く食べたい、アイスクリーム。
「これ、どうぞ。食べてね。」
きた〜! 僕のアイスクリーム!
「すみません。ほんとにありがとうございます。」
いくよっ、ペロペロンッ!
ごちそうさま。 あぁ、おいしかった〜。
・・・あれ? なんか作ってる。 なんだろう?
アイス、じゃないけど、おいしそうだなぁ。
「はい、どうぞ。あんこは抜いてあるから食べてね。」
いいの!? ありがとう!
(青葉城址を登った後のごほうび、のはずが、財布を
忘れたことに気づいたひろ。
でも、お店の方が、売り場の前に座りこむルイスに
ソフトクリームを作って下さいました。 感謝!
そして、ガラス越しに”お焼き”をじっと見つめるルイス。
「食べたい!」のビームが届いたようで、あんこ抜きの
”ちゅんちゅん焼き”もいただきました。
ちゅんちゅん堂さん、ほんとにありがとうございました。) |
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2024.12.2 (月)
(朝の散歩で枝探し→ドッグランでは友だちと一緒におやつ) |
今ね、ママと大きな木が並んでる道を歩いてる。
おや? この木の下の匂いが、ちょっと気になるぞ。
どれ、確かめようかな。 ふんふん? ふむふむ。
・・・う〜ん、なんの匂いか、よくわかんないや。
なんだか、急に歩きたくなくなっちゃった。
歩く気分じゃなくなった。 休もうっと。
「ちょっと、ルイス、突然どうしたの?」
あのね、歩きたくないから伏せたの。
伏せると、訓練の先生、「よ〜しよし」ってほめてくれるよ。
「今は”伏せ”じゃないでしょ。立ちなさい」
やだ。 僕、ここで休む。
「ルイス〜!」
「あら、ワンちゃん、ゴロンしてる。」「かわいいねぇ。」
「歩道で寝ちゃったの?」「あらら〜。」「見て見て。」
ほら、みんな僕のこと「かわいい」って言ってくれてる。
それじゃ・・・ゴロ〜ン、と仰向けになって、えへへ〜。
「いや〜、かわいいねぇ。」「ベートーベンさんでしょ?」
うん、そうだよ。
僕、このままここで寝ちゃおうかな。
(ひろから話は聞いてはいたけれど、これがルイスの
”突然スイッチOFF”なのね。
しかも、青葉通りの歩道上で突然!
ほんの数秒前まで、地面の匂いをかいでいたのに。
通りがかりの人々に囲まれ、「かわいい!」の声の
連発に調子に乗り、お腹を出してゴロ〜ン。
それっきり、動こうとしません。
ほんっとに、恥ずかしかったんだから。) |
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2024.12.1 (日)
(ねぇ、そっちの枝をちょうだい! 「だ〜め!」→・・・・・。) |
「はい、ルイス、この枝あげる。」
うわっ、きー兄ちゃん、ありがとう!
僕が枝が好きなこと、知ってるんだね。うれしいな。
むふふっ、ガシッとくわえて、うん、いい感じ。
あれ? でも、ちょっと待って。
兄ちゃんが持ってるその枝、すごく大きいね。
僕、大きい方ががいいな。 そっちが欲しい。
これと交換して。
「だめ! こっちは、僕の。」
どうして? 僕、それがいい。
「僕も、これがいい。 これは僕が使うんだからね。」
どうして? ねぇ、そっちがいいよ〜。
待ってよ〜。
(弟思いのやさしいお兄ちゃん、と思いきや、自分の分は
しっかりと確保しているきー君。
強く出ることができないルイスは、うらめしそうに見るだけ。
横取りするなんて、とてもできません。) |
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