ルートヴィッヒ(ルイス)の日記
2024.11.16〜11.30
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2024.11.30 (土)
(牧場のニワトリさん、こんにちは) (足の太さが全然違う!) |
車に乗りこむ。 僕の場所は、ここ。
運転をする席と、その隣の席の間に伏せるんだ。
でもね、ここ、ちょっと狭くって、伏せるのがなかなか大変。
前はそんなことなかったのに、だんだん狭くなってきた。
もしかしたら、この車、小さくなってきてるのかな。
よいしょ・・・ほらね、僕の体、むぎゅう、って感じになるでしょ。
でもがんばって、体をなんとか下に押しこむ。
あれ? 顔を置く場所がない。前に来過ぎちゃったかな。
しかたがない。顔は横向きにして・・・「ちょっと!」
え? なに?
「またラジオのスイッチ押して。」
僕、そんなことしてないよ。ひどいなぁ。
時々、こういうこと言われるんだよ。
僕は、なんにもしてないのにさ。
あのね、がんばってここに伏せたのはいいんだけど、
これ、出る時がまた大変。
「ルイス、下りるわよ。」
う、うん・・・。
「ほら、立って。自分で動きなさい。」
わかってるんだけど・・・動けないの。
(カイザーも、車での定位置は運転席と助手席の間でした。
ルイスは、定位置に伏せる時に前方に行き過ぎるから、
ぎゅうぎゅう詰めに。
体はどんどん大きくなってきて、そこから引き上げるのに
時間がかかります。) |
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2024.11.29 (金)
(友だちと夢中でゴロゴロ → 遊び疲れて牧場では動かず。) |
ひろちゃんと車に乗ってお出かけ。
今日は、この公園で遊ぶの?
広くって、いい感じ。 僕、ここも好き。
枝、あるかなぁ。 よ〜し、探すぞ〜。
うん? 誰か、いる。 誰だろう・・・。
「ルイスく〜ん!」 あ!ルパンちゃんだ!
ほら、ドッグランで一緒に遊ぶ友だちだよ。
ええっ、どうしてここにいるの?
まさかルパンちゃんに会えると思わなかったよ〜。
うれしい! ねぇねぇ、一緒に遊ぼう!
かけっこしよう! それ〜っ、待って〜。
うれしいね、ほんとにうれしいな。
枯葉の上を一緒にゴロゴロ、ゴロ〜、ゴロリ〜ン。
ルパンちゃんに会えて良かったなぁ、ゴロゴロ〜。
(ドッグランでの友だちを誘って、午前中いっぱい、泉区の
公園で遊びました。
飽きることなく、2頭でひたすらゴロゴロ〜、ゴロゴロ〜。
絡まり合って、ゴロゴロ〜、ゴロゴロ〜。
午後は幼稚園にきー兄ちゃんを迎えに行き、今度は牧場へ。
でも午前の部で遊び疲れたルイスは、牧場ではやる気なし。
座ったまま半分眠っていました。) |
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2024.11.28 (木)
(店の近くに西公園があってよかった、と思う日々です。) |
「ルー、そろそろ帰るよ〜。」
やだ! 僕、まだ帰んない。もっと遊んでいたい。
「暗くなったし、もう帰ろう。」
やだったら、やだ。
せっかくいい枝見つけたのに。 僕は、この枝で遊ぶんだ。
ひろちゃんのこと、そりゃ大好きだよ。
でもさ、どうしてわかんないんだろうね、枝の大切さが。
こう、自分の口にピタッとくる枝を見つけた時って、
すごくうれしんだよ。
それをくわえてると、「やったぞ!」って気持ちになる。
簡単に口から離して、帰るわけにはいかない。
ひろちゃんも、枝をくわえてみて。
そうすれば、きっと僕の気持ちがわかると思うよ。
(あぁ、前にもいましたねぇ、同じことをする子が。
西公園からの帰り道に、「やだ、帰んない!」と動かなくなる。
こういうところまでカイザーとそっくり。
悪いところは似なくていいのに。) |
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2024.11.27 (水)
(僕、できるもん。 → ただいま訓練中。スピピ〜ッ。) |
「さぁ、ルイス、もう1回やろう。」
またぁ? 僕、”ふせ”なら、ちゃんとできるよ。
もう、やらなくてもいいんじゃないかな。
「はい、やるよ。正しい”ふせ”を覚えようね。」
はあっ・・・ふうっ・・・めんどくさい。
先生ったら、あきらめないんだから。
だから僕、お勉強の日ってあんまり好きじゃないんだ。
おんなじことを何回も、何回も繰り返し練習するんだもん。
飽きちゃったよ〜。つまんないよ〜。
お勉強はおしまいにして、遊びたいよ〜。
「ルイス、ふせ! そうそう、上手だ。」
・・・疲れちゃった。 僕、もうお勉強はおしまいにするね。
グ〜ッ、スピ〜ッ。
(訓練士の先生とお勉強の日。
正しい”ふせ”のやり方を反復練習です。
外で、飼い主の横で伏せて待つ必要が出た場合を想定し、
両前足をまっすぐ伸ばして伏せます。
そうすると、前足を崩している状態よりも立ち上がる時に
パッと立てるそうです。
ルイスはカイザーよりも素直に勉強に取り組むけれど、
やがて飽きます。) |
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2024.11.26 (火)
(遊び疲れて、ゴールデンのタロ君と落ち葉の上でひと休み) |
友だち、み〜つけた。 お〜い、やっほ〜!
僕、来たよ〜。 ねぇねぇ、遊ぼう。
何してって・・・追いかけっこがいい!
一緒に走ろうよ。 そ〜れっ、いっくぞ〜。
ドッグランで山を登ったり、友だちと走ったりするのは、
もちろんすごく楽しいし、大好きだけど、僕、この公園で
友だちと会っておしゃべりしたり、追いかけっこするのも
好きだな。
公園には、僕よりずっと小さな友だちがたくさんいる。
でも、みんな僕よりお兄さんやお姉さん。
それにね、みんなカイザーさんのこと知ってるんだ。
「カイザー君とも、こうやっておしゃべりしてたよ。」
「体は大きいけれど、カイザー君はとってもやさしかった。」
ふうん、僕も、会ってみたかったな、カイザーさんに。
一緒に追いかけっこしたら、きっと楽しかったろうな。
(ドッグランでは中型や大型犬の仲間と全身で遊び、
西公園では、小型犬さんたちと仲良くおしゃべり。
こんなところも、ルイスはカイザーにそっくりです。
「カイザー君が逝った時にはお花がたくさん飾ってあった
から」と、一周忌を前に、お客様がカイザーのために花を
持ってきて下さいました。ありがとうございます。
カイザーも、空でにっこりと喜んでると思います。) |
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2024.11.25 (月)
(西公園の散歩も楽しいね。ワイマラナーのルカ君と遊びます。) |
ふえ〜ん、僕、無理だよ。この階段、恐いもん。
自分でなんて下りられない。
「抱っこはしないよ。下りられるの知ってるから。
早く来なさい。」
ねぇ、ひろちゃん、抱っこして下りてよ〜。
だって、前は抱っこしてくれてたでしょ。
「抱っこは、しない。」
・・・・・・・・。
「あ、そ、来ないのね。 じゃ、ひろ1人で散歩に行くから。
はい、バイバ〜イ。」
あ、あ・・・・。
ひろちゃんったら、自分だけで階段を下りて行っちゃった。
でも、きっと戻って来てくれるよ。僕のことが心配で。
もうすぐ、来てくれる、はず、なんだけど・・・。
あれ? もしかして、ほんとに行っちゃったの?
ええっ! 待ってよ〜、ひろちゃん。僕も行くよ〜。
急いで階段を下りて・・・あぁ、いた。よかった〜。
(車から下りる時も抱っこを期待して動こうとしないルイス。
通りがかりの方たちの笑いを誘っています。
顔なじみの方には、「抱っこしてほしいの?」と声を
かけられます。
君はセント・バーナードだよ。威厳を持ちなさい。) |
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2024.11.24 (日)
(きりっとしたところも1枚) (西公園・大町交番脇の大イチョウ) |
「ドスンッ!」
また落ちてきた。地面をコロコロころがってく。
走って確かめに行く。 ふんふん? 食べられるかな。
・・・う〜ん、どうも、だめみたいだ。甘い匂いがしないや。
パパが、大きな木のすご〜く高いところから、何かを
落としてるんだ。
「トンッ、コロコロッ」
ほら、また。一応、行ってみるか。
ふふふん? やっぱり、だめだね。柿とは全然匂いが違う。
つまんないなぁ。僕、木の下ですることがないんだもん。
枝でもかじろうかな。
どこかに、いい枝、ないかな。
きょろきょろ・・・うむん? むむん? なんだ、これ?
地面に穴があいてる。 お? お!
前足を穴の中に入れて、ズババババッ!ババババッ!
うひゃっ、これ、楽しい! 穴が大きくなってく。
もっとやるぞ〜。 ズババッ!
(不作だった今年のユズの木、ず〜っと上を見上げると、
てっぺん近くに黄色い実がついているのが見えます。
脚立に用心して登り、高バサミを伸ばして、苦労しながら
チョキン!と切り落とします。
手伝うこともなく退屈したルイス、小さな穴を見つけ、
大喜びで掘り下げていきます。
両前足と鼻先が土だらけ。) |
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2024.11.23 (土)
(1年前はコテツ君とカイザー → 今年はコテツ君とルイス) |
ねぇ、コテツさん、みんな集まって、なんか用意して、これから
いったい何をするんだろうね。
「たぶん、バーべーキューってやつだと思うな。
前にもやってる。この前は、カイザーと一緒だったけどさ。」
バーべ・・・? なぁに、それ?
「おいしいものを焼いて食べるのさ。肉とか、いろんな野菜とか。」
お肉! 僕、食べる、食べたい!
すごいぞ、目の前でお肉を焼くんだね。
「どうかな。俺たちが食べさせてもらえるかどうか、わかんないぜ。」
どうして? 僕たちも一緒でしょ?
「まぁ、今にわかるさ。」
それとね、コテツさん、これって、いったいどういうことなんだろ?
なんか、僕、リードでつながれちゃってるんだけど。
ひどいよね、こんなことするなんて。
「おまえ、つながれたことなんて、ないんだろ?」
うん、ないよ。やだもん、そんなの。
「ま、少しは我慢してみな。」
ええっ? ・・・みんなのとこに行って、早くお肉食べたい。
(この日は、コテツ君ちで晩秋のバーベキュー。
去年のカイザーと今年のルイス、まったく同じことを。
段差にお尻をちょこんと乗せて座ります。
期待通りルイスもお肉をごちそうになり、大満足!でした。) |
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2024.11.22 (金)
(ソファーで休憩中、カバーはまだ無事。この後・・・)) |
てや〜っ、そりゃ〜っ! ビリビリッ・・・やったぞ!
今ね、ソファーのカバーをやっつけてるとこ。
くわえて、前足で押さえて、引っ張る! ビりリ〜ッ!
これ、楽しいな。思いっきり破くのって、ほんとに最高。
きー兄ちゃんも一緒にやろうよ。
それ〜っ、ビリビリ〜ッ!
はあっ、はあっ、楽しかった〜。
さぁて、次は何をしようかな・・・そうだ!
お〜い、恐竜君、こっちにおいで。遊ぼうよ。
「え・・・いいです。」
そんなこと言わないでさ、おいでったら。
君は前に行ってね。僕は、その後ろ。
そして、君の首筋にかみつく! ガウガウ〜ッ。
「ああっ、助けて〜!」
そりゃっ、そりゃっ、どうだ! 降参するか?
はあっ、はあっ、僕の勝ち〜。
(これとまったく同じ光景を、カイザーの時も見ていました。
やること、なすこと、ほんとにそっくりなんだから。
可哀そうな恐竜君は、家に連れ帰って外科手術です。) |
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2024.11.21 (木)
(体は1番大きいけれど、ルイスが1番年下です。) |
朝、僕は目が覚めるとママの手をペロペロなめて起こす。
ママは、僕の頭を両方の腕で抱える。
僕は、ママの顔に自分の顔をペタン、とくっつける。
そして、しばらくの間、一緒にお布団でゴロゴロ、ゴロリ〜ン。
これ、大好きなんだ。
目覚めのゴロリンが済んだら、外に出て、さぁ、散歩に出発!
斜面を上がって、山の中に入る。
地面に倒れてる大きな枝を踏み越えて、伸びてる枝の下を
くぐって、ぐんぐん奥に進む。
ママが僕を追いかけて来る。
ぴったり後ろに来たぞ。
ママ、ついて来なくっていいよ。僕、ひとりで平気だから。
「そういうわけにはいかないの。」
僕、もっと奥に行くからね。
「あ! ルイス、待って!」
ほんとに、ひとりで大丈夫だよ〜。
(人の手が入っていない林の中は荒れ放題。
立ち枯れした木が倒れ、枝が横に長く伸び、行く手を
さえぎります。
ルイスは、そんな中をひょいひょいと進んで行くけれど、
人間はそうはいきません。
体をかがめて枝やクモの巣を避けていると、ルイスは
ひとりでどんどん先へ。
見失ったら大変、待ちなさ〜い!)
< 23日(祝)・24日(日)の連休は、休業いたします。 > |
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2024.11.20 (水)
(短い秋は駆け足で過ぎ去り、初冬になりそうな気配です。) |
あぁ、無理。 自分で車に乗るなんて、できない。
ほら、前足が上がらない。
力が入らないから、後ろから持ち上げて。
「ひろと出かける時は、言われなくてもピョンと
飛び乗ってるでしょ。」
え?そうかなぁ。覚えてないや。
とにかく、今は無理なんだ。
あぁ、無理。 この階段を下りるなんて、できない。
ほら、こんなに急なんだもん。恐くってしかたがない。
「ひろと出かけるっていう時は、呼ばれなくても勝手に
スタスタ下りて来てるでしょ。」
え?そうかなぁ。覚えてないや。
ゆっくり、1段ずつしか下りられないよ。
あぁ、無理。 この階段を上がるなんて、できない。
ほら、こんなに急なんだもん。力が入らない。
・・・あれ、それ、なぁに? ジャーキーだ!
「上がったら、おやつね。」
うん! 僕、急いで上がれるよ。
(演技派ルイス、気弱そうな目つきでこちらを見て、
ヘナヘナした態度。
わかってるんだぞ〜。) |
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2024.11.19 (火)
(今年はユズが大不作、ほとんど実がつきませんでした。) |
ただいま〜。
お店が終わってうちに帰って来たら、僕は夕ごはんが
できあがるのを待つ。
お肉に、お魚に、ヨーグルト、いろいろ入ってるごはん。
食べ終わったら水を飲んで、そして、布団で寝る。
僕は、疲れてぐ〜ったり。
だって今日は、訓練の先生とお勉強したんだもん。
同じことを何度も勉強して、ほんと、疲れちゃった。
どれ、ママの布団の上に、ドスンと横になって・・・はあっ、
ふかふかでいいなぁ。
隣に僕の布団も敷いてあるけど、ママの方が寝心地が
いいんだよね。
足をぜ〜んぶ伸ばして・・・ふうっ、おやすみなさ〜い。
「ちょっと、ルイス、もう少しそっちに行って。」
むににっ、グ〜ッ・・・。
「ねぇ、動いてってば。これじゃわたしが寝られない。」
むにっ? ググ〜ッ、
(まったく、当然のように人の布団の上で寝るんだから。
寝ついてしまうと、押しても引いても動かない。
あ〜、これ、4代目のバナ子も同じだったわ。
待てよ・・・カイザーもそうだったかな?
つまり、みんな同じかぁ。) |
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2024.11.18 (月)
(散歩の途中、一番町のカフェでヤギミルクを飲んできました。) |
うわ〜い、ひろちゃんとお散歩、いってきま〜す!
・・・え? 車じゃないの? 歩くの?
「そう、今日は歩く。」
え〜っ・・・どこに行くの?
まさか、先生とお勉強、じゃないよね?
この間さ、ひろちゃんと歩いて散歩だ、って喜んでたら、
お勉強するところに行ったでしょ。
もしかしたら、今日もそうなの? 先生が来るの?
僕、お勉強、やだなぁ。
「今日は違う。街の中を歩いて、いいところに行くんだよ。」
いいとこって、どこ?
「さぁ、がんばって歩こう。」
うん、わかった。 いいとこ、なんだろな。ふふっ、楽しみ。
たくさん歩いて、うんと歩いて、ふうっ、疲れてきちゃった。
どこかで休みたいなぁ。
「こんにちは〜」
このお店に入るの?
よかった、僕、ちょうど休憩したかったんだ。
こんにちは〜。
(西公園〜定禅寺通り〜一番町という街中の散歩コースを
経て、新しくできたばかりのカフェで休憩です。
カイザーの時からのお友だち、オロ君・ムク君のおうちで
一番町1丁目にカフェを開店。
1階はワンコもオーケー!だそうです。) |
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2024.11.16 (土)
(5代目カイザーと同じく、枝大好き少年)(歴代の愛犬の撮影スポット) |
ん? ママの姿が見えない。
僕がひとりで山の中を探検してる間に、どこかへ行っちゃった。
よ〜し、走って探すぞ。
それっ、タカタッ、タカタンッ、タッタッタッ・・・いた!
原っぱの方だ。
スピードを上げて、ママを追い越す。 ピュ〜ッ。
へっへっ、どんなもんだい。
「ルイス、向こうを歩こうか。」
うん。 あ、その前に・・・僕、ちょっとやることがある。
先に行ってていいよ、ママ。
ママがそばを離れてから、えへへっ、これこれ、柿の木。
おいしそうな実が、まだいくつも残ってる。
おはよう、柿さん。僕が食べてあげるね。
ペロリン、ペロペロッ、となめてから、パクッと食いつく。
これ、僕の朝ごはんの前のデザート。
あぁ、おいしかった。
(甘柿だから大丈夫と言えば大丈夫なんでしょうけど、
木から直接自分でくわえて取って食べる子は初めて。
なんでも食べるし、山の中はひとりで駆け回るし、野生児
ですね。
果物も含めて、おいしいものしか口にしなかった、グルメな
3代目ヨハンと対照的な6代目です。) |
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