ルートヴィッヒルイス)の日記

    2024.10.1〜10.15





2024.10.1 (火) 
            (ふたりとも大きくなったね。きー君、3才9ヶ月、ルイス、8ヶ月。)
@ タイプA
ひろちゃんが来た! 今日もお出かけだ! いやっほ〜!

でも、なかなか僕を呼びに来てくれない。
車の用意をしてるのかな。
遅いなぁ。まさか、僕を置いてくってことは・・・ないよね?
う〜ん、心配だ。
よしっ、こういう時は自分で階段を下りていくしかない。
急がなくちゃ。 ほいっ、それっ、えいっ。

 「ルイス、また下りてきちゃったの!?」
うん。 

A タイプB
 「帰る時間よ〜。階段を下りましょ。」
恐いよ。やだ、僕、下りられない。
 「できるでしょ。自分で下りてきてるじゃないの。」
無理だよ。だって、恐いんだもん。
 「・・・じゃあ、1段ずつ、ゆっくり下りようね。おいで。」
そばについててね。・・・よいしょ・・・ふうっ。

(タイプAとタイプB、どちらも同じ子です。
気持ちの問題って、ほんとに大きいのね。
できる、できない、は気持ち次第ってこと。
ルイス君、できることは進んでやってくださいよ。)
2024.10.2 (水) 
          (左後方に点のように見える青いのがプール) (山のプールをひとり占め)
 「ルイス、帰るわよ。起きて。」
・・・無理。体が全然、動かない。もう、なんの力も残ってない。
僕は、ここで寝てる。
 「階段を下りてくれないと、帰れないの。起きなさい!」
だから、無理なんだってば。
今日の力は、ぜ〜んぶ使っちゃって、動けないの。
ほんとに、ほんとの、くったくたなんだから。
 「うちに帰って、ごはん食べるんでしょ?
  はい、がんばって起きようね。」
・・・そうか、ごはん、か。起きるしかないか。
ママ、手伝って。 よ〜っこらしょ、う〜んしょ、っと。
はあっ、つらい。

階段をなんとか下りたら、次は車に乗らなきゃ。
ママ、僕のお尻を持ち上げてね。 よ〜いしょ、ふうっ。

あれ? あ! これ、今日、僕が山で見つけた枝だ!
これをくわえて山の道を歩いて来たんだよ。
車の中にあったんだね。
うっひゃ〜、かじろうっと。 ガリガリッ、ガジガジッ。

(天気のいいこの日は、蔵王へ遠出。
前回は気づかなかったけれど、山の中腹に大きなプールが!
ひとりで遊ぶのがさびしいくらいの大きさ。
プールで遊んで、ひたすら山を登って、枝を拾ってくわえて、
帰りは走って下りて、アイスクリームをなめて、ご機嫌な1日。)
2024.10.3 (木) 
           (上を目指してひたすら歩き続けます。)(リフト乗り場でルイスは待機。)
 「ルー、公園に行こう。ひろちゃんと、きー兄ちゃんが来るよ。」
ほんとに? 急がなきゃ。
ほいっ、ほいっ、階段を下りて、外に出る。
ひろちゃん、どっちから来るかな。あっちかな、それとも・・・。
きょろきょろ見回しても・・・う〜ん、まだ来てないなぁ。
 「ここに来るんじゃないのよ。公園で待ち合わせ。
  さぁ、行きましょ。」
やだ、僕はひろちゃんを待ってる。
ママ、さっき「ひろちゃんが来る」って言ったじゃない。
 「だからぁ、公園に行くんだってば。」
やだ〜、行かな〜い。ひろちゃんを待つんだ〜。
やめて、引っ張らないで。

ママなんか、きらいだ。歩きたくないって言ってるのに、
無理矢理、僕のこと引っ張ってさ。
とうとう、公園の交差点まで連れて来られちゃった。
 「ルイス〜!」
え!? い、今の声は・・・。
 「ルイス〜!」
ひろちゃん! 向こうに、ひろちゃんがいる!
公園に行かなきゃ。 ママ、早くして!

(わたしの言葉から「ひろちゃんが来る」ということは
理解しても、「公園で待ち合わせ」まではわからず。
抵抗するルイスをハーネスで引っ張り、なんとか地下鉄駅前へ。
そこに、仲良しのウェルッシュコーギーのルイ君が現れ、
うれしくて一緒に交差点へ。
あとは、公園側からのひろの声を聞いてダッシュ。
西公園にたどり着くまでに疲れた〜。)
2024.10.4 (金) 
          (ひげを切りたいんだけど、きー君に「かわいそう!」と泣かれまして。)
よ〜し、行くぞっ。 公園に向かって、出発!
 「ちょっと、ルイス、今日は公園には行かない。」
ママったら、なに言ってるの?
公園に行って、ひろちゃんときー兄ちゃんに会うんだよ。
さぁ、行こう!
 「待ち合わせなんてしてない。公園に行ってもいないわよ。」
あのさ、ママって、ほんとに意地悪なんだね。
どうしてそういうことするの?
公園に行けば、ひろちゃんに会えるんだよ。
僕と会わせたくないの?
 「待ちなさい!行かないったら、行かないの。」
行くったら、絶対に行くんだ〜! 僕は、公園に行く〜!

行かせてくれなかった。
僕は、ママがきらいかもしれない。

(「今日も西公園で待ち合わせ」と思いこんでいるルイス。
店から外に出た途端、グイグイと公園方向へ進もうとします。
まぁ、こんなところも、かわいいと言えばかわいいんですけどね。)
2024.10.5 (土) 
           (朝の散歩、クルミの木の下で枝かじり)(夕方の散歩、西公園)
どうしたんだろう? 出かけるって言われたのに、
いつまでたっても僕を呼びに来ない。 おかしいなぁ。

ひろちゃんがお出かけする時の荷物の用意をしてた。
そして、僕に首輪をつけた。
それって、つまり、外に行くってことだよね?
なのに、それっきり、僕の所に誰も来てくれない。
ひろちゃんと、きー兄ちゃん、もう外に出たのかな。

置いてかれるのは、いやだ。 僕も行く。
決めた。 階段を下りる。
   
  「あら、かわいい!」 「うわっ、こんにちは〜。」
 「え? ルイス! 下りてきたの!?
  すみません、勝手に下りてきちゃって。」
  「いいえ〜、会えてよかった〜。」「かわいい!」
お客様がいたんだ。 こんにちは。
 「ごめんなさい、服が汚れちゃう。」
  「ぜんぜん! か〜わいい!」

(車で出かける準備をしたけれど、お客様がご来店。
下の様子がわからないルイス、しびれを切らして下りてきて
しまいました。
きょとん、とした顔を見せ、「かわいい、かわいい」となでて
いただけました。 失礼いたしました。)
2024.10.6 (日) 
             (まぶたがぷっくり、何に刺されたのかな。)(コテツ君と一緒)
えへへっ、ひろちゃんが遊びに来てくれた。
うふふっ、今日は、僕とひろちゃんだけでお出かけ。
むふふっ、こういうのもいいな、ふたりだけっての。

最初はカフェのテラスでのんびり風に当たって、
それから、いつものドッグランへ!
今日も友だちがたくさん来てる。みんなと遊ぶぞ〜。

あっ、いたいっ・・・なんだろう?
目の上が、チクッとした。 なんか、変な感じがする。
あっ、まただ。 今度は反対の目。
どうしたんだろう?

(昔は、お盆を過ぎるとアブが出てきたものでした。
川遊びをしている時に、2代目のベートーベンが急所を
アブに囲まれ集中攻撃、腫れ上がったことがありました。

今回はブヨかな、それともアブかな?
ルイスのまぶたがプックンと腫れてしまいました。)
2024.10.7 (月) 
                 (体重:45.8キロ 趣味:枝かじり 友だち:たくさん)
ひどい、ひどいや。こんなことって、ある?
僕、ず〜っと待ってたんだよ。
うちに帰ってきてから、いつものように、ず〜っと。
騒いだりしてないし、立ち上がったりもしてないよ。
ほんとに、いい子にしてたのに。

ママが、夕食を食べさせてくれない。
「今夜は、ごはんなし」だって。
ほんとにひどいよね。

僕、ずっとごはんを待ってたから、待ちくたびれちゃって、
なんだか、ちょっと眠くなってきて・・・スピ〜ッ、スピラッ〜。

(日曜日の最高気温は、北海道と同じ10度台。
でも雨でジトジト、夜、ルイスの息が少しハァハァするので、
かるく扇風機を回していました。
そのせいか、翌日のウンチがゆるゆるに。
そして、くっさ〜いオナラを連発。
夕食を抜いて、お腹を休めることにしました。)
2024.10.8 (火) 
                     (木のダンベルをカジカジ → 枝をカジカジ )
どこにいっちゃったのかな、僕の木のおもちゃ。
ほら、ガリガリかじってたやつ。
あれね、枝をかじるのと同じで、大好きだったんだけどな。
あちこち探してるのに、どうしても見つからない。
おかしいなぁ。 いつもソファーの上にあったのに。

しかたがないや。ソファーで寝ようっと。
よいしょ・・・あれ? カジカジボーンがある!
あれれ? 僕、これ、おうちでかじってたはずなのに。
僕についてきたの?

木のおもちゃを探すのは、もういいや。
カジカジボーンをかじろうっと。
ガリリッ、ガジガジッ、ガリ〜ッ、うん、いいぞ。

(ピアノの椅子の足をかじりまくるので、木のダンベルを与えたは
いいけれど、今度はソファーや床が木くずだらけに。
こりゃだめだ、撤収ですね。)
2024.10.9 (水) 
                    (野鳥と一緒に、朝のデザートをペロペロン)
どれ、そろそろ始めようかな。
斜面を下りて、柿の木の下に行く。
ずっと雨が降ってて、枯葉が濡れてすべるからゆっくりと。

さぁて、今日はどれにしようかな。
たくさんあるから迷っちゃう。
まだ硬いのはだめなんだ。なめても全然味がしない。
やわらかくって、ちょっと割れてるのがちょうどいいんだよ。

きょろきょろ・・・よし、これからいってみよう。
ペロッ・・・甘い!おいしい! ペロペロッ。
へへへっ、僕、いいおやつ見つけたでしょ?
毎朝、車に乗る前に、こうやって柿の実をなめてる。

次は・・・お!地面に落ちてるこれがよさそうだな。
ペロペロンッ、うん、いける。

(熟した柿の実は野鳥たちのごちそう。
以前は夜になるとタヌキがやって来てたけど、いなくなったかな。
その代わりに、大きくなった犬さんが味わっています。
満足そうに、枝先の実をペロッ。)
2024.10.10 (木) 
                 (西公園でも枝かじり)(期待が外れてシャンプー、少々ご機嫌斜め)
え? 僕も一緒にこのお店の中に入っていいの?
僕、いっつも車の中でひとりでお留守番してるのに、
今日は一緒にお買い物できるの?
 「カートに乗るよ〜。」
これ? うわ〜っ、おもしろそう! 
きー兄ちゃん、早く乗ろう。
これに乗って、お店の中を回るんだね。

お店の中でお買い物するのって、僕、初めてだ。
何を買ってくれるのかなぁ。
ジャーキーかな、それとも、カジカジボーンがいいかな。
・・・そうだ、両方がいい!
どこにあるのかなぁ?

ここ? この部屋の中? ・・・ない、みたいだけど。
なんか、様子が変だぞ。
どうも、お買い物じゃないって気がしてきた。

ええっ? シャンプーするの〜?

(雨続きで地面がぬかるみ、しかも、西公園の大きな水たまりで
バシャバシャと楽しく遊んだものだから泥んこ君に。
よって、シャンプーをして、ふわふわ君になりました。)
2024.10.11 (金) 
                 (青葉山を登る途上です。)(きー兄ちゃんと僕、仲よしだよ。)  
いやっほ〜! ひろちゃんと原っぱで枝遊び。
車に乗って、広い原っぱに来てるんだ。
今日は朝からいい日だな。
走って、枝をくわえて、また走る。 はっ、ほっ、それっ。

うん? 誰か来たみたい。 こっちに歩いて来るぞ。
 「おはよう!」
あ・・・訓練の先生だ。 お、おはようございます。
 「あれぇ? 大きくなったなぁ。
 肉づきもよくなったし、もう”小セント・バーナードじゃないな。」
うん! みんなにそう言われてるよ。大きくなったねって。
 
 「よし、それじゃ始めようか。」
え? えっと、僕ね、遊んでたから疲れちゃった。
これから訓練、って気分じゃないんだけど。
 「今までは、”こうやるんだよ”と教える時期だったけど、
  これからは、”こうしなきゃいけない”と覚えていく時期。
  そういう”やりたくな〜い”っていう態度はいけないよ。」
・・・やらなきゃ、だめ?

(6月末から始めた訓練ですが、足の痛みに雨、猛暑が続き、
なかなか継続できずにいました。
かなり間が空いてしまったので、気持ちがだらけ気味のルイス。
そろそろ継続できるかな。)

< 13日(日)・14日(祝)の連休は、定休日です。 >
2024.10.12 (土) 
                (いつのまにか、コテツ君よりも大きくなっちゃったね。)  
 「ルイス〜、来いよ。」
なぁに、コテツさん?
 「膝の上に座ろうぜ。俺はこっち側、ルイスはそっち。」
うん! どれ、よっこいしょ。
ふふっ、コテツさんと一緒に、ひろちゃんのお膝に座ってる。
うれしいな。
 「前も、これとおんなじように・・・。」
知ってるよ。 カイザーさんと並んで座ってたんでしょ?
 「そう。いつもカイザーと一緒だった。楽しかったな、あの頃は。」
今は?
 「もちろん、今も楽しいさ。ルイスに会えて、よかったよ。」
僕も!

さぁて、今度は、コテツさんの上に乗っちゃおうっと。
よいしょ〜っ。
 「こら、重いぞ、ルイス。」
だいじょうぶだってば、コテツさん。
僕は、まだ”子犬”なんだから。

(ひろの膝の上に仲良く2頭で座り、儀式のように互いに
ペロペロ、チュッチュを繰り返す、コテツ君とルイス。
1年前までカイザーがしていたことと、まったく同じ光景です。)
2024.10.13 (日) 
                (こんな顔は、まだ子犬ちゃん) (博物館の手前の五色沼)
ハグハグッ、カジカジッ、今ね・・・カジッ、ガムをかじってる。
骨の形をしてて・・・ムグッ・・・ミルクの味がするやつ。
お店がお休みの日は、おやつにこれをもらえるんだ。
僕、これかじるの、だ〜い好き。

お休みの日のおやつは、他にもあるんだよ。
パパとママが朝ごはんを食べる時、僕はじ〜っと待ってる。
途中で近づいちゃだめ。食事が終わるまで待つ。
食べ終わったのがわかったら、それっ、動く。
 「はいはい、ヨーグルトね。」
うん!

それとね、外でおしっこをしたら、「おやつ、くださいな」って
目で合図する。
そうすると・・・ほら!ジャーキーだ。
僕、お休みの日、だ〜い好き。

(いつもよりもおやつを食べるから、歯磨きもしなくちゃね。
ルイスが横になっている時に、歯磨きシートを人差し指に巻き、
奥歯をコシコシ、とこすります。
コシコシ、コシコシ・・・はい、おしまい。)
2024.10.14 (月) 
        (原っぱから切り株までかけっこ、よーい、ドン!)(麻袋で引っ張りっこ)      
なにするの!? もしかして、新しい遊び?
僕もやりたい! 待って〜。

ママが、大きくて長い竹をずるずる引きずって行く。
伸びてる枝が、わさわさ揺れる。
ひゃ〜、おもしろいな。
待て〜、枝をくわえるぞ〜。 えいっ、パクッ。
離すもんか、むんっ、ふんっ。
 「林の奥まで運んでいくの。 ルイスも手伝ってね。」
むぐっ、いいよ、あぐぐっ。
 「ここでスト〜ップ。 そ〜れ、よいしょ!」
もっとやるの? 僕、お手伝いする!

今度のは、すっごく太いな。
これは枝をくわえるんじゃなくて・・・こうだ! 
太いところを前足で抱えこんで、ママと一緒に運ぶんだ。
 「ちょっとルイス、それじゃ重い。乗らないで。」
そんなこと、してないよ。 僕、運んでるんだってば。

(伐採した大きな竹を、林の奥の方へ運んで行きます。
大喜びのルイス、枝をくわえながらついてきます。
しまいに竹を抱えこみ、体重を乗せてくるから重いよ〜。
10数往復は、したかな?
汗だく、へとへと、ルイスもおつかれさま。)
2024.10.15 (火) 
           (先祖はワーキングドッグ・使役犬、僕も”働く犬”)(この日の体重は46.3s))
今日も朝の枝かじりをしなくっちゃ。
下の原っぱから、上の原っぱを見上げる。
ちょうど、この上あたりだな、僕の秘密基地は。
よしっ、行くぞっ。斜面を駆け上がる、タタタタッ。

ほら、やっぱりそうだ。目の前に秘密基地がある。
さぁて、僕の大事な枝は・・・あれ? ない。
おかしいな、草の下に隠れてるのかな。
え? ほんとにないよ。
基地の中をぐるぐる回って探しても、ない!
どこに行っちゃったんだろう、僕の枝。
 
 「きのう、ひろが枝を投げて、ルイスが走って取りに行って
  遊んだでしょ。原っぱのどこかに置きっぱなしのはず。」
そんなぁ。 ひどいや、ひろちゃんが投げたからだね。
 「一緒に探そう。きっと見つかるから。」

(枝を走って取りに行く遊びを繰り返し、そのうち疲れて
走れなくなり、どこかにそのまま枝を放置したルイス。
原っぱを見て回ったけれど、残念ながら見つからず。
新しいのを調達しなくちゃ。)