ルートヴィッヒルイス)の日記

    2024.9.1〜9.15





2024.9.1 (日) 
       (一般的に大型犬に分類される仲間達と一緒のルイス、体重は39キロ)
今日も暑いなぁ。 ちょっと外に出ただけで、ふらふらする。
こんな日は、ひんやりした部屋の中で、お昼寝。
散歩なんて、暑過ぎてできないや。 
目を閉じて・・・スピ〜ッ、スピラ〜ッ。

 「ねぇ、嗅覚あんの?」
ス〜ッ、むにっ、スピ〜ッ・・・。
 「おい!」
ん? んん? ・・・ええ〜っ、ひろちゃん?!
いつ来たの? びっくりした〜。
 「ほんとに気がつかなかったの?」
だって、ひろちゃんったら急に来るんだもん。
わかんなかったよ〜。
 「な〜にやってんだか。」

ねぇ、ねぇ、遊ぼう! 僕、ボール取って来るね。
うひゃひゃっ、元気が出たぞ〜。 ワオ〜ッ!

(窓を閉めてエアコンをかけているので、車のエンジン音にも
気づかず、ぐっすりお昼寝中のルイス。
突然、目の前に現れたひろを見て飛び起き、
それからはうるさいのなんのって。
ちょっと声量を小さめにしてもらえると助かります。)
2024.9.2 (月 
             (1年前、5才になってまもないカイザー)(生後7ヵ月のルイス)
<薄暗い林の奥の方へ>
うむん? なんか匂うぞ。 ふんふん? 
こっちだ、林の中。 行ってみよう。
 「ルイス! そっちには行かないで。」
ちょっと気になるんだ。僕の知らない匂いがする。
 「戻っておいで。」
平気だよ。恐くなんかない。
 「ルイス!」
なんだろう? なんか、他の生き物の匂い、かな。
・・・う〜ん、だめだ、わかんないや。
戻ろうっと。

<伸び放題の葛のジャングルの中へ>
うむむ、ウンチが出そうだ。
どこでしようかな・・・よし、あっちに行こう。
 「ルイス! そんなところに行かないで。」
歩きづらいなぁ。草がすごく伸びてる。
がんばって、踏み越えて、えいっ、えいっ。
・・・ここでウンチ・・・ふんむっ・・・ふうっ。
 「あ〜あ、こんな取りづらいところでしちゃって。」
お腹、すっきりした。

(パピー期には、薄暗がりの林の脇の道を恐がり、
足がすくんでいたルイス。
今は、ひょいひょいと自分で奥に入りこんでしまいます。

そして少し前までは、雑草が伸びるといやがって
近づかなかったのに、今はズンズンと突き進みます。
追いかけるこちらが大変。)
2024.9.3 (火) 
          (トイプードルのくうちゃんとお散歩)(長いしっぽがトレードマーク)
 「散歩に行くよ、ルイス。」
うん! いやっほ〜!
あのね、ひろちゃん、僕、足が痛くて階段を下りられないの。
抱っこしてくれる?
 「下りられるって聞いたけどなぁ。はい、自分で下りようね。」
・・・痛いの。
 「ほら、おいで。行くよ。」
はあっ・・・しかたがない。下りるしかないか。

え? 車で行くんじゃないの? 歩くの?
 「今日は公園。 歩いて。」
はあっ・・・ドッグランに行くんだと思ったのに。
友だちと遊びたかったのにな。 つまんないの。

  「ルイス君、こんにちは!」
あれ? 公園に誰か来てる。
僕、知ってる! くうちゃんだ。 こんにちは〜。
ねぇねぇ、一緒にお散歩しよう。

歩道橋っていう階段を登る。トントントン。
てっぺんに来たら、今度は下りる。トントントン。
公園の散歩も楽しいな。 ね?

(この日の夕方は涼しさも感じる気温だったので、
久しぶりに西公園へ。
酷暑の夏の間、車でのお出かけにすっかり慣れたルイス、
不満げな顔、気の乗らない歩き方で公園に向かいましたが、
友だちに会えて気分は上向き。
楽しそうに2頭並んで帰ってきました。)
2024.9.4 (水) 
         (数度目の外科手術を施したプチ恐竜君)(ケンカしつつも仲がいい兄弟)
なんか、ちょっと体が冷えてきたみたい。
目が覚めちゃった。 涼しいや。
どこか、あったかくて、気持ちよく寝られるところはないかな。
ええっと・・・そうだ、あそこがいい。
よっこらしょ。

ねぇ、ママ、僕、ここで寝るからどいてくださいな。
 「え? なに?」
お布団で寝たいの。ここで寝るね・・・ドスン!
 「うわっ、ちょっと、ルイス。」
はあっ、やっぱりお布団はいいや。
足を思いっきり伸ばして・・・むににっ、スピ〜ッ。
 「え? もう寝ちゃったの?」
むにっ・・・まって、コテツさん・・・むににっ・・・今行くよ。

(朝晩はだいぶ気温が下がるようになりました。
カイザーもそうでしたが、夜、布団にくるのが季節の
変わり目の合図。
まだ暑いと思ってルイス用の布団を出していなかったので、
私の布団の3分の2を占領され、押し出されてしまいました。
ルイスの布団を忘れずに用意しなくては。)
2024.9.5 (木) 
        (カイザーにとっても、ルイスにとっても、このドッグランは楽園)(ガオ〜ッ!)
ひろちゃん、今日は車で出かけるんだよね?
 「そうだけど、まだ来ちゃだめだよ。待ってなさいね。」

う〜ん、2階で待っててだいじょうぶなのかな。
僕を置いて行っちゃうなんてこと、ほんとにないかな。
どうしよう、自分で階段を下りちゃおうか。

よし、立ち上がって、前足を下の段に・・・。
 「ルイス、だめよ。そこで待ってなさい!」
あちゃっ、ママに見つかっちゃった。
ねぇ、まだ下りなくていいの?僕、自分で下りられるよ。

 「お待たせ。さぁ、行こう、おいで。」
よかった。僕、だんだん心配になってきてたんだ。
もしかしたら、留守番なの?って。

急いで階段を下りて、車に向かう。 ドアが開く。
  「ルイス君!」
ええっ!? 車の中にキング君がいる! どうしたの?
  「僕も一緒にドッグランに行っていいかな?」
もちろん! 一緒に遊ぼうね。

(カイザーとも、時々一緒に車でお出かけしていた
ボーダーコリーのキング君。
この日はキング君が先に車に乗りこみ、ルイスを中で
迎えてくれました。
仲良く、いってらっしゃい!) 
2024.9.6 (金) 
            (生後8ヶ月目、体重は40,3キロ。どこまで大きくなるのかな。)
今日はね、ひろちゃんと、きー兄ちゃんと一緒にお散歩。
大きな木が並んでる道を歩いてるんだ。

あれ? うむん? ふふふん? 
どこかから、とってもいい匂いがする。 
あま〜くて、おいしそうな匂い・・・ここだ!
ねぇねぇ、ひろちゃん、このお店に入るの?
うひゃっ、うれしいな。 こんにちは〜。

お店の中でゴロ〜ンとして、お腹をなでなでしてもらう。
たくさん、たくさん、な〜でなで。
もっと、ず〜っと、な〜でなで。 気持ちがいいなぁ。

僕、帰りたくない。 ずっと、ここにいたい。

(カイザーの行きつけのお店だった、青葉通り沿いのカフェへ。
お菓子の甘い匂いに包まれながら、やさしくお腹をなでて
いただいてご機嫌のルイス。
後ろ髪ならぬ、しっぽを引かれる思いで、未練を残しつつ
帰ってきました。)
2024.9.7 (土) 
        (小さな子にやさしいルイス、じっとしています。)(真剣な目は、おやつ待ち)
困ったなぁ。 う〜ん、どうしようかな。

僕、外に出たいんだけどね・・・ほら、見て。
玄関に靴がいくつも置いてあるでしょ?
靴を踏まないように外に出るの、むずかしそうだな。

ええっと、ここのすきまに右の前足を置いて、と。
次は・・・左の前足をそっちのすきまに・・・よし、できた。
そして、急いで出ちゃう。 ポンポン! できた!

靴を踏まないのって、結構大変なんだよ。
お店の2階の入り口にもね、ひろちゃんと、きー兄ちゃんの靴、
それに、雨の日用の長靴とかいろいろ置いてあって、
靴を踏まないように、そ〜っと越えてるんだ。

でも、僕、上手でしょ?

(普段は貴公子然としてるのに、家族の靴や地面の花を
むちむちと平気で踏んでいたのは3代目のヨハン。
4代目のバナ子もそうだったかな?
ルイスは、靴を踏まないように気を遣い、そ〜っと外へ出て行く
いい子です。)
2024.9.8 (日) 
              (恐いもの知らずで、奥へひょいひょい入って行きます。)
よしっ、行くぞ! 
斜面をトントンッと上がって、林の中に入る。
どんどん中に進む。 きょろきょろ・・・僕の山、異常なし。

大きな木が倒れてたり、枝がたくさん落ちてるけど、平気さ。
踏み越えて、ぐいぐい歩く。
お! いい枝、発見!
これは、くわえて歩くのにぴったりなんじゃないかな。
ガシッ・・・うん、思った通りだ。

 「ルー! ルー! ルイス!」
うん? ママの声が聞こえる。
 「ルー! どこにいるの?」
僕を探してるみたい。
ママが心配するから、どれ、戻ろうかな。

ママ〜、僕、いるよ〜。
 「あぁ、よかった。姿が見えなくなるんだもの。」
心配しなくてもだいじょうぶだよ。
僕、ちゃんと戻って来るから。

(この頃、急にたくましくなってきたルイス。
山歩きをひとりで楽しむようになってしまいました。
さっさと斜面を駆け上がり、あっという間に見失います。
焦って大きな声で呼んでいると、いつのまにか私の真後ろに。
「どうしたの?」と、きょとんとした表情で。

さて、都合により、日記はしばらくの間休みます。
また来週。)
2024.9.9 (月) 
            (日記再開! ルイスは元気に過ごしていました。)
 「そうそう。間が空いてたのに上手だな、ルイス。」
そ〜お? 僕、上手なんだ、へへへっ。

今日は朝から、訓練の先生とお勉強の日。
足が痛くてしばらく休んでたけど、先生、僕のことほめてくれた。
「えらいな、上手」って。
よ〜し、もっとがんばらなくっちゃ。
先生、次は何をするの?
 「今度は、”ふせ”の練習をするよ。」
あぁ、僕、あれ、苦手なんだよね・・・。

 「そうだ、よくできた、カイザー!」
え?
 「あ・・・ルイスだった。ごめん、ごめん。」
先生ったら、時々、間違えて”カイザー”って呼ぶんだから。
僕の名前は、ルー、イー、ス―、だからね。

(脚の成長痛で3週ほど訓練を中断しましたが、ようやく再開。
覚えたことは、ちゃんと身についていました。

訓練以外で必要なのは、後ろ脚に筋肉をつけること。
これからさらに増え続ける体重をしっかり支えなくては。
 「青葉山を登って鍛えるといいんだけど、この暑さでは、
  帰りに動かなくなっちゃうしなー。抱けないし。」
  「そうなんですよ。」
早く涼しくなって、青葉山のてっぺんを目指せますように。)
2024.9.10 (火) 
            (仲間たちと同じ大きさだったのは数ヶ月前。体重は41キロに。)
 「今日は遠足だね。」
えんそくって、なぁに?
 「みんなで楽しくお出かけすること。」
そっかぁ。
くうちゃんとキング君と僕。一緒に車に乗って遠足だ!
ドッグランに着いたら、かけっこしようね。 出発!


山を登る。みんなと一緒だと楽しいな。
暑くても平気さ。つらくない。
ほっほっ、ほいほい、がんばって、登るぞ。

プロレスもする。 ダ〜ン!ド〜ン! 
はあっ、はあっ、もう1回いくぞ〜!

そして・・・「おやつだよ〜。」
は〜い! 急いでかけつけて、ピシッと座る。
おやつ、ちょうだい。

(カイザーの時からの仲間たちと一緒にドッグランへ。
成長痛がひどい時期は山登りやプロレスは無理でしたが、
この日は、久しぶりに友だちと体のぶつけ合いも。

ドッグランでの遊びを満喫しているルイスですが、
この頃、カイザーとの違いも見えてきました。
訓練士さんが、「カイザーの方が”はしゃぎ”だったな」と。
そう、カイザーは「これ!」となると、我を忘れて無我夢中。
ルイスは、思い切り遊んでいてもどこかに冷静さがあって、
サッと切り替えます。)
2024.9.11 (水) 
              (ねぇ、バロンちゃん、どうして小さくなっちゃったの?)
ママ・・・ねぇ、ママ〜。
 「あら、おしっこ?」
うん、外に行きたい。
 「今準備するから待ってて。」
早く〜。

階段を下りて、ドアが開いたら・・・。
 「うわっ! 突然、なにこれ?」
え!? すごい雨だ。
 「傘をささなきゃ。 ルイス、急いで。」
うん。 あっという間に体がびしょ濡れだ。

ふんふん? 匂いをかいで、用を済ませる。
 「店に戻るわよ。 早足〜。」

ふうっ。 タオルで体をゴシゴシふいてもらって、
おやつのジャーキーをもぐもぐ食べたら、おしまい。
僕は、また2階でお昼寝。

(なんとも過ごしづらい1日、とにかく蒸し暑い!
午前中は、ドアを開ければフェーン現象のような熱風。
そして午後は、突然の豪雨、雨が上がれば強い陽射し、
の繰り返し。 夜になってもまだ暑い。
ルイスにとって、エアコンをつけていてもハァハァと
寝つかれない夜でした。)
2024.9.12 (木) 
                (暑くても、友だちが一緒だと元気なルイス)
えいっ、それっ、グイ〜ッ!負けないぞ、グググッ。
今ね、きー兄ちゃんとロープで引っ張りっこしてるんだ。
兄ちゃんも結構強いけど、僕はもっと強いよ。

ねぇ、きー兄ちゃん、そのロープじゃなくて、こっちのボールが
ついてるので引っ張りっこしようよ。
ピーピー音が出て、こっちの方がおもしろいもん。
 「取った!」
あ! 兄ちゃんったら、ロープとボール、両方持ってった。
そういうの、”反則”って言うんだからね。
ずるいぞ〜。 引っ張りっこだよ。

 「よ〜し、引け!引け! もっといけ!」
・・・あのさ、ひろちゃん、。
ひろちゃんは、僕ときー兄ちゃん、どっちの応援してるの?

(兄弟で引っ張りっこをするのがお楽しみ。
キャーキャー!ワーワー! ウ〜、ワンワン!
そりゃあ、にぎやかなことと言ったら。
あまりのうるささに、蒸し暑さが逃げてくれるといいけれど。)
2024.9.13 (金) 
                (匂いかぎに集中すると、顔の皮膚がたるたるに。)
うっ、足をつくと痛い。 
しかたがない。後ろ足を地面につけないようにして歩こう。
ひょこっ、ひょこっ。
 「ルイス、後ろ足、どうしたのかな。痛そうね。」
うん、時々痛くなる。
こういう時、ほら、くるっと向きを変えようとすると・・・うっ。
 「う〜ん、友だちとプロレスした時に痛めたかな。」
わかんないや。
 「また成長痛かな。それとも病気じゃなければいいけど。」
痛いから、僕、寝てるね。

ふうっ。 足、どうしちゃったのかな。

(カイザーは、生後6〜8ヶ月の3ヶ月間は訓練所でした。
家族は1週間に1回会うだけなので、その間の体の成長の
細かいことはわからないのですが、ルイスは前足、後ろ足、と
足の痛みが繰り返し出てきます。
今度は右の後ろ足。
どんどん伸びていく体高に、足の筋肉が追いつかないのだとは
思うのですが。)
2024.9.14 (土) 
              (コテツ君とは、寄り添うだけで気持ちが通じ合う仲)
 「ルイス〜、歯磨きするよ〜。」
うん?
 「口を開けて。」
あにゃっ、ひろちゃんにグイっと口を開けられた。
せっかく寝てたのに。
 「奥歯に歯石がついてる。」
それ、なぁに?
 「歯が汚れてるってこと。磨くよ。」
あ〜っ・・・あぎっ、むぎっ、ほがっ。
も、もういいよ。おしまいにして。
 「だめ、よく磨かないと。」
あがっ、もういいってば〜。

う〜っ、僕、歯磨きって、好きじゃない。

(ついつい忘れてしまいがちの、ルイスの歯磨き。
「やらなきゃだめだよ」と時々ひろに言われているのですが。
はい、気をつけます。)
2024.9.15 (日) 
              (「ルイス〜、ペロぺロン」 コテツさ〜ん、ぺロロン)
うっひゃ〜っ、すごい雨だ。
こういうの、”どしゃ降り”って言うんだって。
う〜ん、やだな、雨の中に出て行くのって。
 
 「ルイス、ほら、外に出よう。」
う〜ん・・・だって、”どしゃ降り”だよ。
 「なに考えこんでるの。はい、出ましょ。」
ママにお尻をたたかれた。
やれやれ、しかたない。出るしかないね。

うぴゃっ、濡れちゃう〜。早く用を済ませちゃおうっと。
  「ゴロゴロゴロッ!」
 「うわっ、雷! ルー、だいじょうぶ?」
えっ、なに?
 「雷だってば!」
なぁに?

(ルイスは雨で濡れるのはいやだけど、雷の音は平気です。
かなり大きな「ドッカーン!」の時はさすがに恐がったけど。

朝からどしゃ降り、雷の日曜日、きー君が通う幼稚園は
運動会でした。)