カイザーの日記
  

    2022.1.1〜2022.1.15




 2022.1.1 (土)
             (あけましておめでとうございます! 今年も元気に遊びます!)
あれ? 今日は、お店がお休みの日なの?
なんか、ほっとしちゃった。
この頃、僕ちょっと疲れてるから、おうちでのんびりできるの、
うれしいな。
朝ごはんを食べた後にうとうとするのって、気持ちがいいんだよ。
今日も雪の上を思いっきり走って疲れたから、少し寝ようっと。

うん? この匂い・・・ハムだ!
こうなったら寝てられない。 バッと飛び起きて、駆けつける。
ほ〜ら、やっぱりそうだ。 ママがハムを切ってる。
この間、端っこをちょっとだけもらったんだけど、すごくおいしかった。
座って待ってようっと。
 「カイザー、座ってもあげないわよ。」
ハム、ハム、ハム、僕はじっと座って待つ・・・。
 「やれやれ、しょうがない。 じゃあ、少しだけ切ってあげる。」
ハム、ハム、食べたい、ハム・・・。
 「はい、カイちゃん、お正月のごちそうです。」
うお〜っ、僕のハム! いただきま〜す!

もぐ、ごっくん・・・ねぇ、”お正月”って、いつまでなの?
また、ハムもらえる?

(これまでは、ヨーグルトのフタを開けると駆けつけていたカイザー
ですが、1度ロースハムの端の部分をあげたら、ハムを冷蔵庫から
取り出すとダッシュでやって来ます。
まぁ、そりゃそうですよね。 でも、ちょっとだけ、ね。

自分の分を食べた後、テーブルの皿の上の大きく切ってある
ロースハムをじろじろと見つめ、やがてあきらめて眠りにつきました。
正月は、のんびりと過ごします。)
 2022.1.2 (日)
                  (いやっほ〜! 雪だ、雪だ〜! 走るぞ〜!)
うお〜い! あゆちゃんが来た〜!
 「カイちゃん!」
久しぶりだね、あゆちゃん。 会いたかったよ〜。
ふーちゃんもいる。 こんにちは、僕のこと、覚えてる?
 「うわ〜ん!(こわいよ〜)」
あれ、だめかぁ。 忘れちゃったのかな。

今日は、みんな一緒に雪遊びをするんだって。
雪遊びなら任せて。僕、雪の上も速く走れるよ。教えてあげる。

ふーちゃんがそりに乗った。ふーちゃんのパパが引っ張って行く。
結構スピードが出てる。・・・あ!大変だ、ふーちゃんが泣いてる。
すぐに駆けつけなくちゃ。 ダッシュでそりを追いかける。
ふーちゃん、待ってて。 今、僕が行くよ。
ほら、お顔ペロペロッ。 ね? もう大丈夫でしょ?
 「うわ〜ん!(やだよ〜)」
え・・・恐いの? やっぱりだめかぁ。 
僕、嫌われちゃったのかな。 

雪の長い坂をダダダッと下りて、パ〜ッと駆け上がって、
これを何回も繰り返したから、疲れた〜。
あとは、おうちでゆっくり寝るだけ・・・ん!? んむむ?

うお〜い! ひろちゃんが来た〜!

(あゆたち家族が正月を過ごしにやって来ました。
飛行機の中で泣き続けていたというふーちゃんは、
久しぶりに会ったカイザーにもびっくりして「うわ〜ん!」。

そして初めてのそり遊び。スピードに驚いたのか泣き声を
あげるふーちゃん、それを聞きつけてそりを追いかけるカイザー。
追いつくと、安心させようとお顔をペロペロッ。
でも、残念ながら逆効果で再び「うわ〜ん!」
がんばれ、カイザー。そのうち、きっと慣れてくれるから。)
 2022.1.3 (月)
              (あゆと遊ぶ! そして、ひろと遊ぶ! カイザー、満足。) 
ドッグランに来た〜! 今日もたくさん遊ぶぞ〜。

ひろちゃんときー君がそりに乗った。 ゆるゆると動き始める。
スピードが出て坂を滑り下りて行く。 僕はそれを追いかける。
それ〜っ! 一気に下まで、ゴール!

今度は何をしようかな。 そうだ、雪を掘ろう。
前足で、ガガガガッ。もっと、もっと、ズガガガガッ。
 「カイザー、なにやってるの?」
穴掘りだよ。 忙しいから、声をかけないでね。
ガガガッ・・・はあっ、はあっ。

おおっ! コテツ〜、遅いぞ〜。 
 「おうっ、カイザー、今日も遊ぼうぜ。」
うん! コテツ、それ、なぁに? いいなぁ、僕にも貸して。
 「だめ、これは俺が見つけたんだ。」
そんなこと言わないで、ちょっとくわえさせてよ〜。
 「だめ。 カイザーは返さないから。」
待ってよ、コテツ、貸してよ〜。
 「やだね〜。」 待てったら〜。

(お正月のドッグラン初め、家族そろって行ってきました。
きー君は、坂を勢いよく滑り下りるソリに大喜び。
カイザーも一緒に坂を駆け下ります。

雪を掘り、コテツ君が見つけた分厚い氷を欲しがって追いかけ、
思う存分雪遊びを楽しみました。)

< 4日まで休業中、5日から営業いたします。 >
 2022.1.4 (火)
                   (つかれちゃった〜) (ソリを追いかけるカイザー)
あ!ふーちゃんが泣いた。 それっ、すぐに駆けつけなくちゃ。
 「カイザー、あなたは行かなくていいの。」
だって、心配だもん。 僕が元気づけてあげる。
きー君が泣いた時も、いつもお顔をペロペロしてあげてるよ。
 「うん、ありがとう。 でも、ふーちゃんは恐がっちゃうから。」
僕のこと、恐いの? ふうん・・・ちょっと、さびしいな。

あゆちゃんと一緒に眠りたいのに、お部屋の扉が閉まってる。
中に入れないや。 ねぇ、ママ、ここ開けて。
 「ふーちゃんが起きたら困るから、カイザーは入らないで。」
だめなの? きー君が泊まる時は、いつも一緒に寝てるよ。
 「うん。 だけどふーちゃんはまだカイザーに慣れてないから、
  我慢してね。」
ふうん・・・だめなのか。
じゃあ、しょうがない、お部屋の前で寝るしかないや。

うん? 扉が開いた。 あゆちゃん、入っていいの?
・・・ありがとう! 

(きー君と同じように、ふーちゃんのお世話をしたいカイザー。
前回よりもカイザーに慣れるスピードは速いようですが、
さすがに、お顔ペロペロはまだパスのふーちゃん。

夜は、あゆとふーちゃんが眠る部屋に行きたくて、扉の前に
座って待ちます。
あゆがそっと扉を開けると、カイザーは嬉々として中へ、
そして朝まであゆの足元でぐっすり。)

< 5日より平常通り営業しております。 >
 2022.1.5 (水)
               (ふーちゃん、寒くない?)  (並んで仲良くお昼寝)   
ふーちゃん、ここを通りたいの? 
いいよ、僕のこと、よいしょって、またいでいって。
そうそう、うん、上手だね。 恐くないでしょ?
ほら、あともう少し。 今度は後ろ足をまたげば、おしまいだよ。
 「ふえっ、ひっ(通れないよ〜)」
あれ? どうしたの? 
 「ふええっ、ふにゃ〜ん!(たすけて〜)」
やっぱり、まだきー君みたいにはできないかぁ。
きー君は僕の体を平気でよじ登っていくけどね。

でも、ふーちゃん、ずいぶん僕に慣れてくれたみたい。
僕を見ただけで大きな声で泣かなくなったし、すぐそばにいても
平気になってくれたんだ。
次は、お顔ペロペロだね。

あ! ふーちゃん、ごはん食べるの?
デザートにヨーグルトがあるでしょ?
少しでいいから、僕にもちょうだい。 ここで待ってるから。

(ふーちゃん、横たわるカイザーの前足2本をまず乗り越え、さらに
先に進もうとして前足と後ろ足の間にいることに気づき、恐くなって
しまったみたいです。 きー君レベルへの到達は、まだまだ。

でも、自分が「もういらない」とはねのけたヨーグルトをうれしそうに
なめるカイザーを、じ〜っと見つめていました。
慣れた頃には、帰る日がやって来ます。)
 2022.1.6 (木)
             (カイザーの友だちからお年賀をいただきました。いつもありがとう!)
僕は、忙しい。 どうしてって、僕はお兄ちゃんだから。
いつもはきー君だけだけど、今はふーちゃんもいる。
2人の面倒をみるのって、なかなか大変だ。
それに、前みたいにあゆちゃんとひろちゃんに甘えられないし。

泣いたら、すぐに駆けつけて「大丈夫だよ」って慰める。 
公園の散歩は一緒に行く。「こうやって匂いをかぐんだよ」って
見せてあげる。
寝る時も一緒だよ。 すぐそばで眠るんだ。
僕がそばにについていれば、きっと安心して寝られるよね。
ふうっ、大変だけど、がんばらなくっちゃ。

そうだ。 ここんとこ忙しくて、恐竜のことをすっかり忘れてた。
あいつ、調子に乗ってなければいいけど。
でも、ふーちゃんがいるところで恐竜をやっつけたら、きっと
びっくりしちゃうだろうな。
しかたがない、ふーちゃんがいる間はお休みだ。

おい、恐竜、知らんぷりしてるけど、話を聞いてるだろ?

(なかなか頼もしいお兄ちゃんぶりを発揮しているカイザー。
2人の1才児がいると、遠慮しているのがわかります。
それなりに精神的に疲れるようで、夜はぐっすりです。
おつかれさま。)
 2022.1.7 (金)
              (「カイザーさん、ゆっくり眠ってね」by恐竜のきょっちゃん)
ひろちゃんが来た。 ひろちゃんがお店の外にいる。
中に入って来なくても、僕にはわかる。
来たぞ、来たぞ、って体の中から聞こえてくるんだ。

 「カイザー、散歩に行こうか。」
うん! ひろちゃん、外で待ってるのかな。 
階段を駆け下りて、・・・あれ? いないや。
わかった。 先に公園に行って待ってるんだね。
よしっ、早足で急ごう。
 「カイザー、ちょっと待って。 道路が凍ってて恐い。」
う〜ん、しょうがないなぁ、ママは。 ひろちゃん、きっと待ってるよ。

あれえ、いないや、公園にも。 どうしたのかなぁ。
それじゃ、大急ぎで用を済ませて・・・店に戻ろうっと。
 「え? カイザー、今日は匂いかぎしなくていいの?」
だって、ひろちゃんがお店で僕のこと待ってるかもしれないから。

それっ、今度こそ早足で行くよ。 
ママ、転ばないように気をつけてね。 
ただいま〜! ひろちゃん、お待たせ〜、帰ってきたよ〜。
・・・え? いないの? どうして?

(この日は、あゆ&ふーちゃん・ひろ&きー君の4人で水族館へ。
残念ながらカイザーは同行できません。
置いていかれたらしいと悟ると、寂しげな顔で伏せていました。

雪かきをしていない歩道部分が、夜の間に凍結してツルツルの
氷に。 1度転倒して腰と肘を打ってから、そこでは車道に下りて
歩くようにしています。 恐い、恐い。)
 2022.1.8 (土)
              (きー君に寄り添います。子守り、おつかれさま。)
わかってるよ、あゆちゃんが帰っちゃうってこと。
きのうの夜、荷物を整理してたから、あぁ、もう帰るんだな、って。
 「カイちゃん、またね。」
・・・・・・・・・。
 「バイバイ、また来るからね。」
・・・・・・・・・。
あゆちゃん、階段を下りてった。
僕、向こうを向いて、あゆちゃんの顔を見ないようにしてた。
だって、悲しくなっちゃうから。
外に出て行った・・・行っちゃった。 はあっ・・・。

そうだ、思い出した。 僕、やることがあったんだ。
恐竜、来い! 話がある。
しばらくの間、ふーちゃんがいたから見逃してやってたんだぞ。
おまえ、態度大きいよ。 自分の方が強いと思ってない?
違うからね。 ボスは、僕だよ。
どれだけ僕が強いか、思い出させてやる。
このっ、このっ、恐竜め!

(前の晩、あゆがバッグを出して荷物の整理を始めると、
カイザーは悲しげな顔、上目遣いで見つめていました。
そして、さよならの時は顔をそむけます。

しか〜し、立ち直りも早いカイザー氏。
ふーちゃんが一緒にいる間は遠慮していた恐竜君いじめ。
さっそく首筋をくわえ、思う存分やっつけてハァハァ。
すぐそばには、きー君が座っています。
男の子のきー君には遠慮しないのよね。)

< 9日・10日の連休は休業いたします。 >
 2022.1.9 (日)
             (人工芝だから、それ以上は掘れないよ。) (雪だと元気!)
うむん・・・感じる。 アンテナ、ピコピコ、ピコンッ。
僕の体が何か言ってる。 なんだ? 来るぞ、来るぞ。
まだかな。 そろそろかな。 ・・・ほら、やっぱり来た〜っ!
ひろちゃんの車だ〜、うお〜い!
 「カイちゃ〜ん!」

うむん・・・ひろちゃんがお出かけの準備をしてる。
これから、どこに行くんだろう。
まさか、この間みたいに僕を置いていかないよね。
僕のハーネスを持って、僕のバスタオルを持って、そして、
きー君に雪遊び用の服を着せてる。
ということは、つまり・・・「カイちゃん、行くよ。」
ドッグランだ〜、うお〜い! ドドド〜ン、いってきま〜す!

コテツ〜、来たよ〜。 遊ぼう!

(1週間、ふーちゃんのお兄ちゃんとしてがんばったご褒美に、
ひろがドッグランへ連れて行ってくれました。
大好きな仲間たちと雪の上で思う存分遊び、走り、
いい顔で帰ってきました。 帰るなり、ぐっすり。)
 2022.1.10 (月)
          (左・ドッグランでも、右・家のそばの原っぱでも、この冬は雪遊びを満喫)
 「カイザー、暗くなる前に散歩に行こうか。」
うん。 僕、外に出たかったんだ。 おしっこしたくて。
それに、散歩から戻ったら夕食でしょ?
そろそろごはん食べたいな、って思ってたの。

 「カイザー、ウンチは?」
う〜ん、出ないや。 だって、いつもより散歩の時間が早いもん。
原っぱを走ったし、僕、もうおうちに戻る。
お腹空いた。 夕食だ〜っ、それっ、ごはん、ごはん。
ママ、先に行ってるね。 お先に〜。

ただいま〜、ごはんくださいな。
 「まだだよ。」
え? どうして? だって、夕方の散歩に行って来たんだよ。
 「まだ時間が早い。」
え? どういう意味? 僕、わかんない。

パパもママも、夕食を食べさせてくれない。
意地悪してるんだ。 ひどいや。

(暗くなると誰もいない原っぱや林の中を歩くのは恐いので、
休日の夕方の散歩は、いつもよりも早めの時間に出ます。

カイザー君のプログラムでは、”夕方の散歩から戻ったら夕食”。
いや、いくらなんでもまだ夕食には早過ぎます。
しばらく、お待ちください。)
 2022.1.11 (火)
                  (よしっ、走るぞ。)  (うん? なんの音だろう。)
ふぐっ、ふぐぐっ、はぐっ、はぐぐっ。
 「カイザー、足をなめるの、やめなさい。」
・・・ふぐぐっ、はぐぐっ、ぺろぺろっ。
 「カイザー! やめなさいったら。」
・・・・・・・・・・・。

ほぐっ、ほぐぐっ、ぺろっ、ぺろろっ。
 「カイザー、またやってる。 やめなさい。」
ママ、寝てればいいのにさ、僕が足をなめると目を覚ます。
やんなっちゃうな。
まぁ、注意された時だけ、なめるのをやめればいいんだけどね。
ちょっとだけ、おとなしくしてようかな。

あれ? ずっとなめてたら、僕の布団のシーツが濡れちゃった。
冷たいな。 これじゃ落ち着いて寝られない。
どれ、ママの布団にいこうっと。 よっこらしょ、ドスン!
 「うっ・・・。」
ふうっ、あったかい。 ここなら、いいや。
 「ちょっと、カイザー、もう少しそっちに行って。」
・・・スピ〜、スピラ〜・・・むにっ、ふににっ。

(「なめるの1番よくないから、なめさせないでね。」と病院で
言われても、これがなかなか難しいのですよ。
かつて怪我をした肉球の間を繰り返しなめ、回復しては腫れ、
ひいては腫れ、の繰り返し。
夜中にぺちゃぺちゃとなめ続け、自分の布団のシーツが濡れると
ドーンと隣の私の布団へ移動。
もしもし、重いんですけど。)
 2022.1.12 (水)
                       (へへへっ、一緒に遊ぶ? 楽しいよ。)  
うおっ、すごい雪だ。 こういうのを”吹雪”って言うらしい。
でも、僕は吹雪だって平気さ。 
誰もいない真っ白な雪の中を、いつものように進む、走る! 
うひゃ〜、最高だ。 足が冷たくないかって?
冷たいのなんか気にしてたら、雪の中で遊べないよ。
そんなこと、気にしてるひまはないんだ。

ど〜れ、穴を掘るかな。 雪を前足で蹴散らす。
ズババババッ! うひゃひゃっ、楽しい。 ズバババッ!

・・・むん? 遠くから、声が聞こえる。 誰かが吠えてる。
山の上の方だ。
 「お〜い、放してくれ〜!」
あの声は・・・。
 「あいつが来たんだろ? 匂いでわかるんだ。」
むむむっ。
 「連れてってくれよ〜!」

来るか? まだか? 山を下りて来てるな・・・来た〜! 
 「君の匂いが風に乗って流れてきてさ、すぐにわかったよ。」
コテツ〜! 今日は誰もいなくて、僕、ひとりで遊んでたんだ。
ふたりっきりで思いっきり走ろうね。
 「もちろん!」

(ドッグランへ行ってみると、山は吹雪、平地とは違います。
さすがに、いつもの仲間も来ていません。
カイザーが広い雪原をひとり占めして遊んでいると、山の上で
つながれているコテツ君が、カイザーの匂いに気づいたらしく
「ウオオオン!」

雪の中、仲良しふたり組でたくさん遊んできました。)
 2022.1.13 (木)
       (「ぶ〜みん?<カイちゃん、ボール、とれる?> がんばってる。)         
 「カイザー、そこは泥んこだから行かないで。」
ママは、なにもわかってない。
公園の匂いかぎをする時に、足元なんか気にしてられないよ。
大事なのは、匂いがするところにぴったり近寄ること。
足に泥がついても、僕は平気さ。 気にしない。
どれ、ふんふんふん?
 「あ〜あ、泥だらけになって。だから言ったのに。」
・・・なんか言った?

 「カイザー、いつまでそこの匂いをかいでるの?」
はあっ・・・ママは、なにもわかってない。
公園の匂いかぎをする時は、ていねいにしなくちゃいけないんだ。
いろんな犬の匂いが重なってるから、誰の匂いか確かめるのに
時間がかかるんだよ。
あせっちゃだめ。 はっきりわかるまで、ていねいにかぐ。
それが大切なこと。
 「ねぇ、カイザー、まだ?」
・・・なんか言った?

(雪が解け始めると、西公園は日向は泥んこに、日陰はツルツルの
氷のまま。 ぐちゃぐちゃっ、ツルツルッ、が交差します。
カイザーは地面の状態にはおかまいなしで、行きたいところを
歩いて行きます。
ねぇ、匂いかぎ、まだやるの? 先に進みましょ。)
 2022.1.14 (金)
                 (「むむ〜ん!<カイちゃん、あそぼ>」 ・・・・・。)
 「むむんっ?(カイちゃん、それ、なあに?)」
ブーブーだよ。 ほら、噛むとね、ブビッ、ブーッ、て音が鳴るんだ。
いいでしょ?
 「ぶ〜ん!(いいなぁ、かしてちょうだい)」
だめ、これ、僕のだもん。 ブビ―ッ!
 「むむ〜ん(つかいたいの。かしてよ)」
きー君、持ってっちゃうでしょ。 やだよ〜。
 「ぶ〜ん、ぶ〜ん(かしてくれないなら、おくちからとっちゃうぞ)
  ぶんっ!(えいっ)」
取ろうったって、そうはさせないぞ。
絶対に口から放すもんか。 ブービーッ!

きー君ったら、いつも僕のおもちゃを欲しがるんだ。
僕のおもちゃは、ぜ〜んぶ僕のものだからね。
見張っておかなくちゃ。

(いい勝負、好敵手、似た者同士、同レベルのカイザー&きー君。
女の子のふーちゃんがたまに来た時には気を遣うカイザーですが、
いつも一緒にいるきー君とは兄弟か友だち感覚。
カイザーがドン!とぶつかって倒れても、きー君はケロッとしてるし、
カイザーもまったく気にしません。

きー君、人間のおともだちができたら、やさしく接しようね。)
 2022.1.15 (土)
             (ピアノにきー君が写りこんでいます。) (原っぱに、まっすぐな獣道) 
うむん? この足跡は・・・いつものやつが来たな。
ほら、雪の上にず〜っと足跡が続いてるでしょ。
これ、僕よりよりも先にこの原っぱに来てるやつのなんだ。
僕よりはずっと小さいけど、ネコじゃない。 
きっと、ネコよりも大きいと思うよ。

原っぱの端っこまで行って・・・ふんふん? 戻って・・・、
そして斜面を下りて行ってる。
いつも僕が駆け下りてるところだ。 よし、行ってみよう。
ふんふん? 奥の方に向かったな。
あれ? いつも僕が歩いてるのと同じところを進んでるみたい。
う〜ん・・・もしかしたら、僕の匂いをたどってるのかな。

どこかから、僕のことをじっと見てたりして。
・・・ねぇ、ママ〜、もうおうちに戻ろうよ〜。

(早朝の散歩で原っぱを歩くと、雪の上に野生動物の足跡が
はっきりと残っています。
西公園で見かける小型犬の足跡よりも大きな跡。 タヌキかな?
カイザーが、その足跡の匂いをかぎながら追っていくと・・・、
あら、毎朝カイザーが歩くコースとほぼ同じ。
お互いに縄張りをチェックしてるのね。)