カイザーの日記
  

    2021.11.1〜2021.11.15




 2021.11.1 (月)
            (大きな獲物を上空からトンビが狙いますが、さすがにデカすぎるか。)
  「バサバサバサッ!」
うわっ、なに!? 僕の頭の上を何かがかすめていった。
僕、襲われるの? やめて!
  「クワ〜ッ、グワ〜ッ、クワッ、カッカッ」
あっ、鳥か〜。 
ねぇ、やめてよ、今みたいに低く飛ぶの。
ぶつかるかと思ったよ。 危ないじゃないか。
  「カッカッ、クカ〜ッ」
・・・もしかして、僕のことバカにしてる?
そんな低い枝に止まって、僕のこと笑ってるんでしょ。
  「クワ〜ッ」
ちぇっ、飛んでった。 鳥は、もっと高いところを飛んでほしいよね。

うん? 空のずっと高いところからヒュ〜、って音がする。
・・・今度は別な鳥だ。 ぐるぐる回ってる。
もしかしたら、僕を狙ってるのかな。 やだな、恐いよ。
 「カイザー、大丈夫だから。」
そんなのわかんないよ。 僕、うちに戻る。

(朝の散歩で草地に向かっていたら、背後から脅すように鳥が
すれすれを低空飛行。 カラスです。
その先の木の枝に止まると、こちらを向いて馬鹿にしたような高笑い。
カイザーは完全になめられています。

そして草地に着くと、上空でトンビが輪を描いています。
不安そうに空を見上げるカイザー。
野鳥にいじめられるセント・バーナードです。)

<11月4日(木)から仙台三越で販売予定の希少品種の豆ですが、
 1部の生豆の到着が遅れており、販売開始がずれこみそうです。 
  到着して焙煎し次第、発売いたします。 >
 2021.11.2 (火)
             (西公園・大町交番の隣の大イチョウ → この後はドッグランへ)
 「カイちゃん、そろそろ戻ろうか。」
ううん、だめ。 僕はまだやることがあるもん。  
公園全部の匂いチェックが終わってないから。
まだ半分だけ、あっちの広いところをチェックしなくちゃ。
今日はお日様がまぶしくて暑いけど、がんばる。
水を飲んで元気が出たから・・・よし、行くよ、ママ。

はあっ、はあっ、ふうっ、広い公園をチェックして歩くのって大変。
ずいぶん歩いたな〜。 
 「少し休もう、カイちゃん。」
うん、僕もちょっと疲れたから休憩。

・・・あれ? ・・・うむむん?
ええっと、赤ちゃんを抱っこした人がずっと向こうから歩いてくる。
こっちに向かってまっすぐ歩いてくる。
あ! 手を振ってる。 もしかして・・・。
 「カイちゃ〜ん!」
どわ〜っ、ひろちゃんだ〜! ダッシュ、それっ、ジャ〜ンプ、抱きつき〜。
   「ふんにゃ〜っ(やめて、かいちゃん)」
え? あぁ、きー君もいたのか。 わかんなかったよ。

(昼の散歩が終わるころには汗だく。
大きなイチョウの木の下のベンチで休んでいたら、きー君を抱いた
ひろがこちらに向かってくるのが見えました。
半信半疑でじ〜っと見つめていたカイザー、間違いないとわかると
飛び出し、立ち上がってひろに抱きつきました。
きー君は、間にはさまれてびっくりしたよね。)

< 11月4日(木)〜9日(火)の6日間、
   仙台三越の地下1階・連絡通路で販売します。
今回は、エルサルバドルで生まれたパカマラ種のエルサルバドル産と
 コロンビア産を、ホンジュラスで生まれたパカス種はホンジュラス産を、
 ブラジルで生まれたマラゴジッペ種はコロンビア産の豆をご用意。

   ゲイシャ種は、コロンビア産を2種とグァテマラ産。
 そして、ブラジル・イパネマ農園のプレミアムクルー・ブルーも販売。
   コーヒー豆のさまざまな品種の味わいと香りをどうぞ。 >
 2021.11.3 (水)
           (11月3日はカイザーが家族になった記念日。3年前のカイザーです。)
つまんないの。 せっかく外に出たのに、パパとママは
なんか仕事をしてる。 散歩に行かないの?
 「カイザーも手伝ってよ。」
やだ。 探すのめんどくさいもん。

じっと座ってても暑いだけだし、しょうがない、ひとりで探検するか。
よ〜し、この藪の中に入ってみようっと。
えいっ、前が見えないな。 大きな草でなかなか進めない。
でも、僕はこんなことくらいであきらめないぞ。
ぐいっ、よいしょ・・・うぷっ、顔になんかくっついた。

うん!? あれ? 今、地面になんか見えた。
掘ってみよう・・・ズババババッ! バババッ!
もう少しだ・・・はぁっ、はあっ、バババババッ!
出てきた、ボールだ〜! やったぞ!
僕、ボール見つけちゃった。 あ! ころがった。
待て〜、僕のボール、逃がさないぞ。
どこだ? ズババババッ!

(木の高いところになっているユズを、高バサミで切って落とします。
長いはしごでも届かないほど高い位置です。
ポーンと勢いよく落ちてくるユズを追いかけて拾うのですが、
カイザーはつまらなそうにじっと座ってるだけ。

やがて藪の中に入って行ったと思ったら、興奮して土を掘り返し
出しました。 延々と穴掘りを続けて足は土だらけ、掘り出した
獲物を追いかけて全身、草の実だらけ。
まぁ、楽しそうでよかった、よかった。)

< 11月4日(木)から、仙台三越の地下1階でも販売します。 >
 2021.11.4 (木)
            (西公園で匂いをかぐカイザー)(斜面を駆け上がるカイザー)
 「あ〜っ、あ〜っ(ここから出してよ〜)」
きー君がベッドの中から騒いでる。
自分では出てこられないんだよね。
ちょっとかわいそうだけど、まぁ、僕としてはこの方がいいかな。
体をたたいたり、毛をつかまれたり、邪魔されなくてすむからさ。
 
 「ぶんむっ(僕は怒ったぞ、えいっ。)」
あ! きー君がおもちゃを投げつけた。 
ライオンのぬいぐるみだ! 前から僕が欲しかったやつ。
それっ、ダッシュでかけつけて・・・もらった〜。
   「カイザー! それはカイのじゃないでしょ。」
だって、きー君がいらない、って床に投げたんだよ。
それを拾ったんだから、もう僕のだ。
   「カイザー! よこしなさい。」
やだ。 絶対にやだ。 ライオン君、欲しいもん。
返さないからね。 これ、僕のものだからね。

(ポイッ、ポイッ、となんでも物を投げたがるきー君、
ライオンの小さなぬいぐるみを、ベビーベッドの中からポイッ。
ぬいぐるみが大好きなカイザーがそれを見逃すはずはありません。
即座に駆けつけて、くわえたまま放さず。

ふーちゃんからは、小さな犬のぬいぐるみを横取り、
きー君からは、小さなライオンのぬいぐるみを奪取。
どちらもカイザーのよだれでぬちゃぬちゃ。
今さら返されても困るので、カイザーのおもちゃ箱へ。)
 2021.11.5 (金)
            (4日の日記で載せるつもりだった、ライオン君をくわえるカイザーです。)
こんにちは〜。 カイザーが来たよ〜。
散歩の途中でカフェに寄ったんだ。
僕、ここ、だ〜い好き。

   「カイちゃん!」
あれ? モコちゃんも来てたの? ほら、僕の友だちだよ。
いいなぁ、席でゆっくりしてるんだね。

あ! モコちゃんの足元に、いいものみ〜つけた。
いただきっ。 もぐもぐ、くちゃくちゃ。
 「ちょっとカイザー、なに食べてるの?」
もぐ・・・あのね、そこにあった・・・くちょくちょ。
   「あれ、モコ、ここにあったガムはどうしたの?」
 「あ〜っ、すみません。 カイザー!」
だって、床に置いてあったから、僕食べたんだよ。
ごちそうさま〜。

(う〜む、家族のおもちゃを横取りするだけではなく、
友だちのおやつのガムまで横取りするとは。
しかも、相手は小型犬さんですよ。
ごめんなさい。お恥ずかしい。)

< 7日(日)は大町の店舗は定休日ですが、仙台三越の
  地下1階で販売いたします。10時から夜7時半までです。 >
 2021.11.6 (土)
           (大きな池の横にたたずみます。) (革のリードは、きー君がぎゅっ。)
スピ〜っ・・・ふ〜っ、スピピ〜ッ・・・ぶににっ。
今日も疲れたな。 忙しかった。
ひろちゃんと公園を歩いたし、お店では、生意気な恐竜をやっつけたし、
きー君の面倒をみたし、それに、お店が終わってからも、また
歩いたんだよ。 疲れた〜。
お布団の上でゆっくり寝て、疲れを取らなくっちゃ。

 「カイザー、わたしも寝るわよ。」
・・・僕が先に寝てたんだけどな。
 「これじゃ、わたしが寝られないでしょ。」
・・・つまり、僕に布団からどけっていうこと? 
あのさ、僕がどうしてママの布団で寝るか、わかってる?
 「うん? そろそろ自分の布団が欲しいの? 夜は寒いの?」
・・・そういうこと。
 「そういうことか。 カイザーの布団を出しましょうね。
  はい、どうそ。ここでのびのびと寝てください。」

やれやれ、やっと自分のお布団で寝られる。
ママに遠慮して体を小さくして寝なくていいんだね。

(まだそれなりにハァハァするから、カイザーの布団は出さずに
いました。でも、夜は布団の上で安眠したいようで。
最近、私の布団でお互いに体を丸めるようにして寝ていたの
ですが、もっと早くカイザーのを出せばよかった。) 
 2021.11.7 (日)
                   (休日は、雑木林の中をのんびりと散歩します。)
クオ〜ッ・・・ふうっ、むににっ。 はあっ、いいなぁ。
今日は、お店がお休みの日。 のんびりと寝てられる。
 「カイザー、良く寝るわねぇ。」
お店にいると毎日忙しくて、ゆっくり寝てられないからね。
 「そ〜お? 午前中は寝てるはずだけど。」
それじゃ足りないの。 とにかく、今日は寝ると決めたんだ。
起こさないでね。

うん? お! 今夜は、ちゃんと僕のお布団が敷いてある。
まだまだ眠り足りないや。 
夕食も食べ終わったし、どれ、お布団で寝ようかな。
 「へぇ、夜のおやつもいらないんだ。」
あとで起きて食べるよ。 ちゃんと起きるから大丈夫。

(カイザー、とにかくよく寝た休日です。
1日3回の散歩以外は、ひたすら惰眠をむさぼっていました。
夜も早いうちから自分の布団で引っくり返って眠り、
こんなに眠ってよく飽きないな、と思うくらい。

でも、そこはカイザー。 
夜のおやつの要求には、しっかり起きてきました。)

< 仙台三越での販売は、9日(火)までです。 >
 2021.11.8 (月)
             (年数を経て古くなり、立ち枯れてやがて倒れる木が増えています。)
きー君、もうちょっと静かにしてくれないかなぁ。
耳元で叫ばれると、うるさいんだからね。
  「きえ〜っ!(カイちゃん、つかまえた!)」
だから、やめてって言ってるのに。
僕は、散歩の後は静かに休みたいの。

  「だ〜っ!(いくぞっ) はっはっ(まっすぐ、ぜんしん)」
・・・なんか、いや〜な感じがする。
  「だむっ(おっきなやまがある)、ばむっ(こえるぞ)」
ううっ、きー君が僕の体を登ってきた。
  「あ〜っ(こんどはおりる) はっはっ(せいこうした、さきへすすむ)」
・・・ゆっくり、静かなところで休みたい。

僕さ、”末っ子”っていうのに戻りたいな。

(日曜日に静けさを味わうようにひたすら眠っていたのは、
平日の精神的な疲れを取っていたのかしら。
でも、このくらいで参っていたら甘い。
きー君は来月で1才。歩くようになったら、カイザーの悩みももっと
大きくなるでしょうねぇ。)
 2021.11.9 (火)
               (ふんふん、ぶもぶも、探索中) (とっとっ、さっさっ、早足中)
ひろちゃん、どこに行くの? 車でどこかへ出かけるんでしょ?
僕も行く! 連れてって。 留守番はいやだからね。
 「おいで。 早く乗って。」
よしっ。 階段をダダダッ、と下りて、車にピョン、と・・・あれ?
ねぇ、僕の場所、なんかいつもより狭い気がするんだけど。
おかしいな。 僕、太っちゃったのかな。
 「動くから座って。」
うん、出発! どこに行くんだろう。
ひろちゃんのおうちかな。 そうだといいな。

着いたの? ここ、どこ? 僕、初めて来たよね。
   「お! 乗ってる。」
     「おつかれさまでした〜。」
ふうん。 なんか、みんな「おつかれさま」って言ってる。
雨の中を散歩して、たしかにちょっと疲れたけどさ。 

(三越から商品を撤収する夜、カイザーも同行しました。
荷物を積みこむために、後ろのスペースを広げてあります。
車が搬出入口に入ると、カイザーは助手席にドンと座って
周囲をきょろきょろ。
仙台三越のみなさま、お世話になりました。 )

< 三越での販売は終了いたしました。
  次回は来年、2月半ば頃からの予定です。 >
 2021.11.10 (水)
 (「カイザー、走ろうぜ」 もう疲れちゃった。)(「あむっ」<かいちゃん> 僕、疲れてる。)
ダ〜ッ! とありゃ〜っ、カイザー、突進!
ドドドド〜ッ、速いぞ、強いぞ、どうだっ。
みんな、そこどいて、ぶつかるよ、ダダダダ〜ッ!

はあっ、はあっ、ふうっ・・・ねぇ、見てた?
僕の走り、すごいでしょ?
今日はね、ドッグランに来てるんだ。
体の大きな友だちといっぱい走ってる。 最高だ!

あれ、そう言えばコテツが来てないな。
あいつ、なにやってるんだろう。

 「お〜い、カイザー!」
おおっ、コテツ〜、遅いよ〜。
 「いやっほ〜、走ろうぜ、カイザー。」
僕さ、もういっぱい走って疲れちゃった。
ちょっと休憩ね。

(どしゃ降りの雨の翌日、ドッグランへ行ってきました。
大型犬同士でかけっこをして大満足のカイザー。
でも持久力はないので、思いっきり走った後はひと休み。
そして、夜はいびきをかいて熟睡。
楽しい1日でした。)
 2021.11.11 (木)
                 (「ばむ〜ん」<かいちゃん、どいて> ・・・・・。)
ひろちゃんから電話だ! 今、ママがお話してる。
ひろちゃんの声は大きいから、はっきり聴こえてくるんだ。
電話がきたってことは、ひろちゃんが来るってことだよね。

 「カイザー、散歩に行くわよ。」
ほら、やっぱりそうだ! 公園で待ち合わせ?
急いでいかなくっちゃ。 いってきま〜す!

どこだろう、ひろちゃん。 きっと、きー君も一緒だよね。
あの人、赤ちゃんを抱いてるけど・・・違うや、別の人だ。
きょろきょろ・・・いないなぁ、おかしいなぁ。
もしかして、公園に来るんじゃなくて、お店に来るのかな。

よしっ、さっさと用を済ませてお店に戻ろうっと。
ふんむっ・・・終了。
 「え? カイザー、もう戻るの?」
うん。 ひろちゃんが待ってるかもしれないから。
ママ、早足で行くよ。

(「必要なものを取りに店に車で来て、すぐに出る」と、ひろから電話。
カイザーが騒ぐのが目に見えているので、ひろに会うのを避けるために
散歩へ連れ出しました。

交差点の信号待ちで、ひろの車と遭遇。
互いに手を振り、カイザーに気づかれないように交差点を渡ります。
ひろが店を出る時間を見計らってゆっくり散歩しようと思ったのに、
何かを勘づいたらしいカイザーがさっさと店へ戻ろうとします。

交差点・・・うわっ、向こう側にひろの車。
気づかないでね、カイザー君。 反対側を向いてて。)
 2021.11.12 (金)
          (カイザーの後ろを通り抜けるきー君、きー君のおもちゃをしゃぶるカイザー)
あ! だめ。 僕のひろちゃんだよ。
まったく、みんなひろちゃんに近寄ろうとするんだから。
いくら仲のいい友だちでも、これは譲れない。

僕はね、きー君がうちに来てから、すごく我慢してるんだ。
ものすご〜く、ず〜っと、いっつも、う〜んとたくさん、我慢してる。
前は僕しかいなかったから、ひろちゃんも僕しか見てなかった。
でも、今は違う。 きー君が大事なんだ。
まぁ、きー君は僕より体が小さいから、仕方がないけどさ。

きー君は我慢する。 だけど、犬の友だちはだめ。
仲間にまでひろちゃんは譲れない。
だ〜め!

(この頃、カイザーはやきもちを焼きます。
犬仲間がひろに近寄ろうとすると、ス〜ッと間に割りこみます。
そのくらいは、かわいいからいいかな。
体重71キロのパピーちゃん。)
 2021.11.13 (土)
          (「な〜っ」<かいちゃん、どこ行くの?)(「みっ?」<これ、なんだ?>)
ドッグランに来てるんだけどさ、僕、今日は忙しい。

あのね、きー君が靴をはいて、みんなと一緒に遊んでるんだ。
きー君、まだ立っては歩けないらしいんだけど、僕たちと同じように
手と足を使って地面を進んで行く。
きー君がどこに行っちゃうかわかんないし、仲間がきー君に
挨拶しようと近寄ってくでしょ。
だから、危なくないように、僕が見ててあげなくちゃ。

ほら、仲間がきー君に近づいてる。
大丈夫かな。 きー君、平気? ・・・うん、わかった。
じゃ、僕は向こうに遊びに行くからね。

お兄ちゃんって、結構大変だよね。

(つかまり立ち、伝い歩きをするようになったきー君、
ヒトの友だちはまだいませんが、イヌの友だちはすでにたくさん。
ドッグランで仲間と一緒に元気に動き回っています。
カイザーはお兄ちゃんぶりを発揮、きー君に目配りをしつつ、
寄り添いながら遊びます。)
 2021.11.14 (日)
              (恐いもの、遠くから響くバイクの爆音、空から響くジェット機の音。)
うわっ、外はもう真っ暗。 こんな暗いところを歩くの?
 「懐中電灯で照らすから大丈夫、恐くない。」
僕のそばから離れないでね、ママ。
真っ暗なところでひとりになるの、いやだからね。

うわわっ、いつもの原っぱ、ほんとに暗いや。
これじゃ走れないし、歩けない。 ママの後ろをついていこうっと。
 「カイザー、おしっこは?」
さっき、した。
 「ウンチは?」
ええっと・・・いいや。 早くうちに戻ろうよ。
 「せめて、もう少し歩かないと。」
僕、もう帰りたい。 ねぇ、待ってよ〜。

あれ? 今、足が何かにぶつかった。 なんだろう、これ?
ふんふん・・・あ〜っ、素敵な枝、み〜つけた!
ガシッとくわえて・・・ブンブンと振り回す。
どうだ、いいだろう? 大きな枝だよ。 ひゃっほ〜。

(気がついたら時計は夕方の5時、外はすっかり暗くなっています。
懐中電灯で先を照らしながら、いつもの原っぱを目指します。

こわごわと歩いていたカイザーが暗がりの地面に大きな
枝を見つけ、突如元気に。
楽しそうにブンブンと振り回し、帰るのを忘れたようです。
ま、いいでしょ。)
 2021.11.15 (月)
             
公園に散歩に行く時、いつも大きな道路で止まって待つ。
車がたくさん通る交差点ってとこ。
ここに来ると、ママが「カイザー、すわ〜れ」って言う。
僕は座って、公園の方に行けるようになるのを待つ。

でもね、じっと座って待ってるの、時々飽きちゃうんだ。
だから立ち上がると、ママが「カイザー、すわれでしょ。」
はあ〜っ、退屈。やだな、じっとしてるのって。
 「カイザー!」
わかったよ、今、座るよ。

あ・・・もしかして、そろそろ向こうに行ける?
よしっ、公園の匂いかぎに出発だ!

(ベートーベンも、ヨハンもバナ子も、途中で立ち上がることなく、
ちゃ〜んと座って待ってましたよ、交差点の赤信号を。
3代目のヨハンなんて、信号待ちで座ってるところを、
突然後ろからグイっとしっぽを引っ張られても、怒ることなく
じっと我慢してました。
ちなみに、突然しっぽを引っ張ったのは大人でした。

カイザーは、こらえ性がありません。1回の赤信号を
じっとしてられないんだから。
これも、甘やかしちゃったからなのかなぁ。)