カイザーの日記
  

    2023.5.1〜2023.5.15


 2023.5.1 (月)
          (いまだに”末っ子”のカイザー、きー君とふーちゃんがなでて”よしよし”)
誰かが、お店に来た。 
誰って、あれは・・・、階段を上がってくるのは・・・。
 「カイちゃん!」
あゆちゃんだ〜! わおお〜!
ほんとにあゆちゃんなんだね。 会いたかったよ〜。

おや? お?! あゆちゃんの後ろにいるのは、ふーちゃんだ。
ふーちゃんも久しぶり。 僕のこと、覚えてる?
お顔ペロペロさせてね。 会えてうれしいな。
 「いや〜!」
遠慮しないで。 僕、すごくうれしいんだもん。
あれ? どうして泣くの?

うん? ちっちゃな赤ちゃんもいる。ふーちゃんの弟? 
ふうん。 それじゃ、この子のお顔もペロペロしなくちゃ。 
 「カイザー、だめよ。」
どうして? 僕、ちゃんとご挨拶したいもん。

うひゃっ、うおっ、うれしすぎて、どうしたらいいかわかんない。

(あゆ達一家が帰省、3月生まれの赤ちゃんも一緒です。
大興奮のカイザーは、しっぽをブンブン振り回しながら、
それぞれの顔をなめ回したくてしかたがありません。

初めはカイザーの押しの強い大歓迎におびえてしまった
ふーちゃんですが、やがて、大好きなカイちゃんを「よしよし」。
にぎやかなゴールデンウイークになりそうです。)

< 2日と6日は営業、3日・4日・5日は休業します。 >
 2023.5.2(火)
                (誰か、僕と一緒にハートのお写真撮りませんか?)
まだかな、まだ来ないのかな。 遅いなぁ。
そろそろお店に来てもいいと思うんだけどな、あゆちゃんと、
ひろちゃん。
僕に会いに来てくれるよね? 来ないなんてこと、ないよね?
あぁ、ずっと待ってるのって、疲れちゃう。

あ! ドアのベルが鳴った。 来た! 
それっ、ソファーを飛び下りて、階段の上へ急げっ。
耳をすませて・・・なぁんだ、違うや。 お客様か。
・・・ほんとに遅いな。 どうしたんだろう。
きー君と、ふーちゃんにも会いたいのに。

お! この匂い、この声は・・・あゆちゃんだ!
やっと来た〜。 早く僕のところに上がってきて。
 「カイちゃん、また後で来るね。 ちゃんと戻って来るから。」
え? なに? どういうこと?
あゆちゃん、お店に来たと思ったら、もう出て行っちゃった。
どうしてなの? 僕のとこに来てくれないの?

(この日は、ちびっこ達はカイザー抜きで外へお出かけ。
カイザーはひたすら、店の2階でみんながやって来るのを、
まだか、まだかと待ち続けます。
耳を緊張させ続け、ただひたすらに待っていました。
見ていて、そのうちカイザーの心が破裂してしまうんじゃ
ないかと思うくらいに。)
 2023.5.3(水)
              (3兄妹で仲良く遊び、ぐったり疲れた長男は、しばし休憩) 
(家の中) 「パパ〜!(カイちゃん)」 「カイちゃん!」
はいはい、なあに? ごろんごろんするの?
じゃあ、きー君も、ふーちゃんも、みんな一緒にごろろ〜ん。

ふうっ、2人のお世話をするのって、ほんと大変。
だって2人とも、全然休まないんだもん。 ずっと遊んでる。
きゃ〜きゃ〜笑いながら、ぐるぐる、ぐるぐる、何度も、繰り返し
走り回ってる。 僕、とってもついていけない。

おっと! あのね、ふーちゃん、それは僕のぬいぐるみなんだ。
大事なものだから、貸してあげられない。 ごめんね。
・・・はあっ、お兄ちゃんって、なんて忙しいんだろう。

(公園) 「みんなで写真撮るよ〜。カイザー、来て。」
・・・僕はいいよ、写真は。 きー君とふーちゃんで撮って。
 「カイザーは、こっち」
僕も入らなきゃだめなの?
ふうっ、2人のお兄ちゃんだからしょうがないか。 ここでいい?

(休むことを知らない、嵐のようなちびっこ旋風。
「もう1回! もう1回!」とエンドレスで続く2才児2人の遊びに、
5才の兄は精神的に少々バテ気味。
それでもやっぱり一緒にいたい、大好きな家族です。)

<暦通りに営業・休業いたします。6日(土)は営業日です。>
 2023.5.4(木)
                 (カイザー&ふーちゃん)    (カイザー&きー君)
ふーちゃん、おはよう! あゆちゃ〜ん、来たよ〜。
遅くなってごめんね。 僕のこと、待ってた?
 「カイザー、まだ足をふいてないでしょ。待ちなさい。」
めんどくさいなぁ。 ・・・もう、いい?
よしっ。 みんな、おはよう、おはよう!

 「カイザー、外においで。」
ひろちゃん、なに? 散歩に行くの? オッケー。
・・・うん? なんか違うぞ。 う〜む、いや〜な感じがする。
 「はい、シャワーで体をぬらして、シャンプーするよ。」
ええっ? 僕、今日はシャンプーなんてしたくない。
ほら、きー君とふーちゃんが窓から僕を見てる。
一緒に遊ぼうって言ってるんだよ。

ひろちゃんにだまされた。 ひろちゃんなんて、きらいだ。
シャンプーするなんて、聞いてなかった。
ひどいや。 僕は、シャンプーするために来たんじゃない。

(夏のような強い陽射しに、もわ〜っと生あたたかい空気。
この日は外遊びはせず、ちびっこ達は家の中でフルパワー。

そしてカイザーは、外でゴシゴシ、シャワシャワ、ジャ〜ッ!。
終始不満げな、ふてくされたような顔のカイザー君、
ひろのおかげで真っ白のピカピカ君になりました。)
 2023.5.5(金)
                (4兄妹のこどもの日。後ろの写真は、あゆ&ひろの子ども時代。)
いやっほ〜! ひゃっほ〜! うっほほ〜!
夕方の散歩は、ひろちゃんと原っぱへ行くんだよ。
僕ね、今日は誰にも会いに行かないのかな、誰も
会いに来てくれないのかなって、ずっと待ってたんだ。
そしたら、やっとひろちゃんが・・・あ! 
ひろちゃんが突然駆け出した。 ずるいぞっ。

へっ、こんな時は、スペシャル・カイザー・ダッシュだ〜!
猛スピードで追いかける。 どうだ! 
へんっ、すぐに追いついたぞ。 はあっ、ふうっ、はあっ。

お〜い、きーく〜ん、走って来なくてだいじょうぶだよ。
草に足を引っかけないように気をつけておいで。
お〜っと、またひろちゃんが走り出した。
僕も走って追いかけるから、きー君はそこで見ててね。
ダブルスペシャル・カイザー・ダッシュで行くぞ〜!

ダダダッッ・・・はあっ、はあっ、ドドドッ・・・ふう〜っ。
ひろちゃん、待って。 ちょっと休む。

(遠路帰省していたあゆ達一家は、予定を早めて戻って
行きました。
にぎやかだった数日間から一転、静かな休日の状況を、
カイザーはなかなか理解できない様子です。
みんな、いつ来るんだろう、と外を眺め続けていました。)

< 6日(土)は営業しております。 >
 2023.5.6(土)
                 (サマーカットで毛が短いと、さらに幼く見えるカイザー)  
どっちがいいかって聞かれたら、それは困っちゃうな。
僕はどっちも、だ〜い好き。 両方ともうれしいし、楽しい。
あゆちゃん達がいて、家族みんながそろって遊ぶのと、
今日みたいにドッグランで友だちと遊ぶの。

この間まで、すごく楽しかったなぁ。
毎日、あゆちゃんも、ひろちゃんも一緒だった。
僕がまだちっちゃかった頃に戻ったみたいで、こんな日が
ずっと続くといいな、って思ってた。

でも、あのね、ドッグランに来るのも好きなんだ。
仲間たちとかけっこして、プロレスして、そして、親友の
コテツとたくさんおしゃべりする。 これも、やめられない。

そうだ! 1日ずつ交替って、どうかな。
あゆちゃん達がいて、みんなで遊ぶ日と、ドッグランの日。
今日はドッグランだから、明日は、あゆちゃん達が来る。
ね? こうすればいいよね?

(ゴールデンウィークの楽しさを、まだあきらめきれないらしい
カイザー。 ひたすら、人待ち顔です。
少しずつ、日常の暮らしに戻らなくちゃね。)
 2023.5.7(日)
                (春から初夏は、次々といろんな花が咲きますね。)
ママ、ねぇ、起きて。 ママってば。
 「う〜ん・・・。」
ねぇ、おしっこしたい。 外に行きたい。
 「・・・まだ5時半じゃないの。今朝は寝坊したかったのに。」
ねぇ、ねぇ、起きてよ〜。
 「う〜、こんなに朝早く。 それも雨が降ってるのに。」

 「おしっこしたいんじゃ、しかたがない。はい、行きましょ。
  カイザー、先に出て。」
ママが玄関のドアを開けた。 僕は急いで・・・え? ええっ!?
雨が降ってる。それも、すごい降り方、ザーザーだよ。
 「そうよ、どしゃ降りの雨なの。 だから、早いとこすませてね。」
う〜ん、困ったなぁ、やだなぁ、濡れるの。
でも、なんか寒くっておしっこしたいしなぁ。

えいっ! うわっ、冷たい! それっ、大急ぎで用を済ませて・・・、
戻るぞ〜。

(天気予報通りに、季節外れの冷えこみ。
明け方、突然カイザーに顔をペロペロなめられ、起こされました。
脇の置き時計を見ると、まだ5時半!
不満を言いつつ、しぶしぶと起き上がり他の時計を見ると、
あれ?6時半を過ぎてる。スマホで確かめると、やっぱり6時半。
はは〜ん、さては、きー君が針をぐるぐる動かしたな。
時々やるんですよね。)
 2023.5.8(月)
          (竹林の横を歩くカイザー) (何かをみつめるキング君&カイザー)
いってきま〜す! 階段を駆け下りて、ドッグランへ!
車に、ピョ〜ンと飛び乗って・・・あれ? あれれ?
後ろに友だちのキング君が乗ってる。 いったい、どうしたの?
 「カイザー君、今日、君んちの車で一緒に行ってもいい?」
もちろん! うわ〜い、うれしいな。
友だちと一緒って、なんかワクワクする。 ね、きー君?
さぁて、車が動くよ。 みんなで、出発!

ねぇ、キング君、今日は何して遊ぼうか?
まずは、かけっこかな。 それとも、最初にプロレスする?
でも、キング君は僕より体がずっと小さいから、僕がすぐに
勝っちゃうよね。
じゃあ、ボールで遊ぼうか?僕、ボールを追いかけるのも好き。
 「あのさ、カイザー君、車が動いてる時は、前を向いてないと
  危ないと思うよ。」
う、うん。 でもさ、君とおしゃべりしていたいんだもん。
友だちと車に一緒なんて、初めてだもん。

(西公園でも時々出会う、ボーダーコリーのキング君が
同乗してドッグランへ。
うれしくてたまらないカイザー、ずっと後ろを向いていたそうです。)

< ”看板犬”と”伊達な珈琲 仙臺”のドリップバッグが
     新しいシリーズになりました!
  ”伊達武将隊”は、現在売切れ。これから新シリーズの
     製作に入るところです。 >
 2023.5.9(火)
       (山道を歩いて足腰は丈夫になってると思うけど、持久力はなし。)
今日は、ひろちゃんときー君が来ないからさびしいだろうって?
そんなことないよ、僕は平気だよ。
僕は、そんなさびしがり屋じゃないもん。

さて、ママ、そろそろ散歩に行こうか?
お昼はお日様の光がまぶしいから、公園じゃなくて、
大きな木のある通りを歩くんだ。
この通りもいろんな仲間が散歩してる。
だから、匂いをチェックしながら進む。 あぁ、忙しい、忙しい。
僕は、いつだって大変さ。

交差点を向こう側へ渡ると、大好きなカフェがある。
ひろちゃんが一緒だと、たまにお店に寄ることがあるけど、
ママと散歩の時はここへは入らない。
お店の前を通って、先へ歩いて行く。
そうすると、今度はどんどん公園に近づくでしょ?

さぁ、ママ、公園に行こう!
 「え? 行かないわよ、暑いもん。」
僕、行きたい。 ひろちゃんだと、ここから公園に行くよ。
 「わたしは、行きません。お店に戻ります。」
ええっ? 行きたいのに・・・。 ぶぶうっ。

(日陰が少ない西公園の散歩を避けて青葉通りの木陰を
歩いたのに、その帰り道、公園に行きたいと駄々をこねだした
4才犬。
行かないよ〜、とハーネスの持ち手を引っ張りつつ、
のろのろと店に戻りました。)
 2023.5.10 (水)
                    (きー君、”シェイク”っていうのをなめさせてくれない。)
 「あっち! あっち!(かいちゃんとこに、いく)」
お? きー君がひとりで階段を上がってくる。だいじょうぶかな。
あわてて、ひろちゃんもすぐ後ろから上がってきた。
きー君、早いな。さっさ、とっと、と上がって、はい、僕のところに
到着! やぁ、きー君。
うお〜い、ひろちゃん、2階に来てくれるのって久しぶりだよね。

2人が奥のソファーの方へ行く。
僕は、急いでソファーの横にいるあいつのところへ・・・。
おい、恐竜、ちょっとこっちに来るんだ。
ここんとこ、ず〜っと安心して、眠ってばかりいたただろ?
そうはいかないんだぞ。 目を覚ませっ、このっ、それっ!
僕は強いんだ、はあっ、はあっ・・・。

(2階にひとりぼっちだと、うつろな目でぼ〜っとしてるけど、
ひろときー君が一緒だと途端に強気になるカイザー氏。
すでに首が折れてしまっている恐竜君をいじめ、
己の強さを誇示していました。

そう言えば、この頃きー君がカイザーを「パパ」と呼ばなく
なりました。でも、まだ「カイちゃん」ともうまく言えない。
無言でカイザーに手を上げてあいさつしています。)
 2023.5.11 (木)
           (僕は、暑くて疲れちゃいました。) (僕は、ピアノを聴きながらお昼寝中です。)  
今朝は、いつもよりもずっと早い時間にパパと散歩した。
うちに戻ったら、さぁ、朝ごはんだ。 お腹が空いたよ〜。
ドッグフードは、もうふやかしてあるみたいだから、
あとは、野菜なんかを混ぜて、上にヨーグルトをかけて・・・。

あれ? パパ、どこに行くの?
え? パパが、また外に出て行っちゃった。 
あの、僕の朝ごはんは、いったいどうなるの?
・・・大変だ、ママを起こさなくっちゃ。
ママは、まだお布団で寝てるんだよね。

ママ、ママ、ねぇ、起きて。 おはよう、朝だよ。 ペロリン。
 「う〜ん・・・なに、カイザー? まだ6時前でしょ。」
早く起きて、お願いだから。 ねぇ、ねぇってば、ペロペロッ。
 「うわっ、よだれがついた。 カイザー、やめて。」
ママが起きるまで、やめない。 ペロペロッ。
 「・・・おしっこ? しょうがないなぁ、まだ早いのに。」
ううん、そうじゃなくって、あのね、僕ね・・・。
 「はい、わかりました。 散歩に行きましょ。」

あ、あの、ママ、違うんだけどな。
・・・あぁ、ママったら、散歩の用意をして外に出ちゃった。
もう1回、散歩するしかなさそうだね。 ・・・いってきます。

(早い時期の暑さと雨不足のせいか、今年はタケノコが不作。
念のため、パパさんは朝早くにカイザーを伴ってタケノコの
確認をしていたそうです。

そうとは知らない布団の中のわたし、カイザーに髪と顔を
よだれまみれにされて起こされ、寝ぼけまなこで散歩へ。
ごはんを食べたかったのね、カイザー君は。

タケノコは、ラスト1本Get!)
 2023.5.12 (金)
             (コテツ〜、どこに行くの?) (山の警備犬、きっとお役に立ちます。)
公園をぐるぐると歩き回って、あちこちで匂いをかぎをたくさんした。
夕方の散歩は、そろそろおしまいにしようかな。

お店に戻って、ごはんを・・・うん? うむむん? む〜ん?
子どもを抱っこしてる女の人が、僕の方に歩いて来るぞ。
あれは・・・あの人たちは・・・ひろちゃんと、きー君だ〜!
うわ〜い、うお〜い! 会えるなんて思ってなかったよ。

えいっ、ジャンプして、ひろちゃんにアタック!
きー君ったら、今日は抱っこなんてしてもらって、どうしたの?
具合が悪いの? 足が痛い?
今度は、もっと高くジャンプして、きー君の顔をぺロロンッ!
 「う〜ん!(やだ、やめて)」
あれ? きー君、顔を反対側に向けちゃった。
じゃあ、僕も反対側に回って、もう1回ペロロッ、どうだっ!
 「や〜!(やめてよ)」
下りて、一緒に歩かないの? 一緒に散歩しようよ。

(買い物帰りに、車の中でぐっすり寝ついてしまったきー君。
眠いところを起こされ、抱っこで西公園にやって来たものの、
まだ眠くてご機嫌斜め。
一方のカイザーは、うれしすぎてピョンピョンとジャンプ。
高く飛び上がってきー君のお顔をペロンッとなめ、
きー君はさらに機嫌が悪くなりました。)

< 5月15日(月)〜21日(日) 仙台駅2階
  ステンドグラス前で開催の”仙台青葉まつりフェア”で
 販売いたします。 10時〜夜8時、最終日は夜7時まで。
 ブースの場所は、ステンドグラスの斜め向かい側です。 >
 2023.5.13 (土)
             (きー君が何かを指し示すも、カイザー兄ちゃんは興味なし)
お!? 外からきー君の声が聞こえる。
立ち上がって、出迎えの準備。
 「バンバンバン」
あれはね、きー君が入り口のドアをたたいてる音だよ。
そして中に入って来る。
階段の下から僕を見上げると、「パパ!」って大きな声で呼ぶんだ。
僕は、きー君の面倒をみる「お兄ちゃんパパ」だからね。

ほら、きー君が僕を見上げてる。 来たね、きー君。
 「たー!」
え? 「たー」って、なに? パパって呼ばないの?
なんか、さびしいな。 今まで通り、パパでいいのに。

散歩は、ひろちゃんときー君、ママと僕、みんなで行く。
  「横1列になると邪魔になるから、カイザーは先に行って。」
やだ。 僕、一緒がいい。 きー君の横にいる。
きー君のこと、心配だもん。
   「たー!」
う〜ん・・・やっぱり、僕、パパの方がいいな。

(きー君のお世話係を自認しているカイザー。
西公園に着くまでは、きー君が自販機の前などで立ち止まると、
自分も立ち止まり見守ります。
でも、公園に着いたらお互いにフリータイム。
カイザーは忙しく匂いかぎ、きー君は「でんでん!」と叫びながら、
電車が見えるスポットへ一目散。)
 2023.5.14 (日)
          (扉はきちんと閉めないと気が済まないきー君。ドッグランの扉もカチッ。)
やぁ、カモさんたち、おはよう。 元気?
向こう側に逃げなくても大丈夫だよ。
僕は、すぐにいなくなるからね。
池のカモさんに朝のあいさつをしたら、原っぱを歩く。

う〜む、この木の根元、また他の動物の匂いがするぞ。
いつも、僕よりも先に原っぱに来て、先に匂いをつけてる。
やんなっちゃうな。 ここは、僕の縄張りなんだぞ。
しっかり匂いを残しておかなくちゃ。

 「カイザー、ウンチは? 匂いかぎはそのくらいにして、
  ウンチして。」
だって、出ないんだもん。 出そうもない。
 「じゃあ、そろそろ戻りましょ。」
う〜ん・・・ええっと、あのね・・・。
 「なに、カイザー? どうして動かないの?」
僕、今日は、あっちに行きたい。 外の道路。
あっちを歩いたら、ウンチが出そうな気がする。
 「リードを持ってこなかったから、外には出られない。」
やだ。 僕はここから動かないよ。
 「好きにしなさい。 わたしは戻ります。」
絶対に動かないからね。 外に行くって決めたんだ。
動くもんか。ママが来てくれるまで、ここにいるぞ。
・・・ねぇ、ママ、待ってよ〜。置いてかないで。

(なぜかこの朝、外の道路に行きたいとカイザーが意思表示。
いざ外に出た日は、歩きたくない、僕は戻る、となったくせに。
外に続く道の途中に立ち止まり、頑として動きません。
互いが離れて、姿がどんどん小さくなり・・・はい、やがて
あわてて追いかけてきました。)

< 5月15日(月)〜21日(日) 仙台駅2階
  ステンドグラス前の催事場で販売いたします。 >
 2023.5.15 (月)
             (見た目はハンサム君なのに、これがなかなか手強くて。)
むふふんっ、ひろちゃんと僕だけで公園を散歩。
今日は、きー君はお店でお留守番だよ。
みんなと一緒に歩くのも好きだけど、ひろちゃんとだけって、
むふふっ、やっぱりいいな。 甘えられるもん。
たくさん歩こうね。 ずっと向こうの方まで行こうね。

 「カイザー、そろそろ戻るよ〜。」
や〜だ、僕は、もっと公園で遊んでいたい。
お店に戻っても、2階にひとりだからつまんないもん。
 「カイザー・・・。」
やだ、帰んない。 ここから動かない。
 「カイザー!」
帰んないったら、帰んないの。

(この頃、頑固カイザーが時々顔を出します。
訓練所で勉強している時には、所長さんからお墨付きを
いただいていました。「こいつ、頑固だな。」
やだ、となると、頑として動かなくなります。
別な言い方ですと、「わがまま」ともなりますが。)

<仙台駅2階・ステンドグラス前で”伊達な珈琲 仙臺”の
 ドリップバッグの新商品をお買い上げいただくと、
 コーヒーかすを再利用して作ったマグカップをプレゼント!
 仙台青葉まつりとのコラボ、水玉模様陣羽織のデザインの
 袋入りです。 >