” HITOMI  コレクション ” Part6


          1800年代〜1900年代初めの様々な表情のサンタ・クロース人形 &
          Part3でもご紹介したウィーン・ベアマン社のブロンズ人形(ウィーン工房製作)

          サンタ・クロースは、決して日本のように満面の笑みや愛嬌のある
          顔つきではなく、宗教的な雰囲気のもの・児童文学に出てくるような
          「小人」を連想させるもの・鉱夫や山男のスタイルのものetc、
          さらにもっと古い年代のものになると恐いと感じる顔もあります。

          現在は残念ながらウィーンには工房がなくなったベアマンの人形の
          大きさは、「ソリとネズミ」が 高さ 1.5cm×幅 3.5cm  
          「スキーをするカエル」が 高さ 3.5cm×幅 4cm ですが
          手の平に乗せるとブロンズの重みをしっかりと感じます。
          人形の底・反対側等、見えにくい部分の細工も手抜きがなく、
          いろんな角度からお見せしたいほどです。

手袋の色や形も様々
がっしりした体格に青い瞳
スウェーデン
ロシア人から購入 1860年くらい?
両手をポケットに入れています
バネで頭が上下に動きます
お酒のびん 左手で袋をかついでいます
スウェーデン
おそらく、1800年代後半
ここからベアマンのブロンズ  子ぎつね
クルミのボートに乗るカエル(底の彫り方が見事)
ジョッキでビールを飲むカエル
現代的なデザインですね
ヨハン・シュトラウスのバイオリン
「たのしい川べ」のキャラクターみたい
ヨーロッパでは童話によく登場するカエル
木で作ったソリに編み込みの座席
背中の毛はピーター・ラビットのような茶色
転んでひっくり返ったところです
手綱の結び目と網目の彫りが細かい