“ HITOMI コレクション ” Part29


ドイツの1890〜1920年頃のガラスの飾りと、下4枚は1910〜1920年頃の紙製の飾りです。
華やかな色の鳥は、当時のヨーロッパに実在していたのでしょうか。
それとも、ドイツの暗くて寒い冬から、あたたかい国の鳥への憧れだったのでしょうか。
聖ニコラウスは、現代の笑顔のサンタクロースと違っていかめしい顔つきですが、
天使たちは、目線が上で、みな微笑んでいます。


ガラス玉・中央の大きな玉の直径が直径が12cm

聖ニコラウスや天使の絵にワイヤーの装飾
ワイヤーで顔が隠れていますが
左は、帽子をかぶった女の子
現代では驚くに値しない品ですが
当時の極薄の色付きガラスは高級品
Part4で1度ご紹介したガラスの鳥たち
写りが悪かったので撮り直してみました
“つがい”で1つの飾り
 1つのクリップに2羽でつながっています
くちばしから尾の先まで約16cm
左のオウムは1890年頃
これも “つがい”
メスは巣の中で卵を抱いています

白鳥と孔雀  彩色は落ちています

極彩色で尾羽の長い鳥がツリーを飾りました
ツリーの足元に並べて置いた人形たち
「名作に描かれたクリスマス」の口絵を参照
以下3枚もPart4に1度掲載しましたが
暗くてよくわからないとのご指摘で撮り直し

大きなガラス玉にワイヤー  右は18cm

当時の気球は身近な存在だったのでしょうか

「クリスマスの文化史」のカラー口絵に掲載

4枚の写真は1910〜20年頃 約7〜8cm

厚紙に吹き付け 時計は立体的な作り

左のデザインは斬新 中央は「文化史」に掲載

いまだにどうしても手をつけられずにいるもの、それは、大きな大きな当時の農家のドールハウスです。
だって、家具類や台所の道具類が山のように、箱がいくつもいくつもあるんですもの。
1度並べたら、それを全部しまいこむ、と考えただけで手が出ません。