“ HITOMI コレクション ” Part25

 
 Part24に引き続き、1800年代のパン屋のドールハウスをご紹介します。
 
 ドールハウスの頑丈な扉には、外側に1つ、内側に2つのかんぬきがあります。
 そして、扉の内側に棚を取り付けて道具類を吊り下げます。
 中にたくさん打ちつけてある小さな釘は、さびていかにも古いものとまだ新しいものが混在しており、
 ドールハウスで遊ぶ子供のために後から親が足したのでしょうか。
 代々受け継がれてきた年代物が売りに出されたと思われます。

どっしりと重い7.5cmのフタをあけると→
ワッフルメーカー  中を取り外して洗えます
パン切りナイフ 7cm  切れます!
約2cmの小道具類  右奥の刃物は本物
大小3〜6cmのフルイ
カブ・ニンジン・トウモロコシの打ち出し柄の皿
チーズを仕掛けたネズミ捕り  ランタン
16cmのハタキ(布)  ふいご(動きます)
火をつけて・・何をする道具かがわかりません
職人の顔は石膏 何かを持つ手つき
中にクッキーのタネを入れて押し出します→
底から星型となって出てきます
レープクーヘン(ドイツのクリスマスのお菓子)は→
かつては様々な形があったそうですが→
今は丸や四角の単純な形がほとんどです
奥の棚の陶器の壺は後から足したと思います
聖ニコラウスの型でチョコレートを作ってみたい
右の棚は、上に突き出す棒に道具を伏せます
棚の扉も引き出しも、スムーズに開閉できます
窓ガラスも本物 粉がこびりついています
これを贈られたのは、きっと裕福な家庭の子供
大きさが場違いのストーブもおそらく後の時代の物
最後の収集は1800年代のものが中心でした
モザイクの床も木 すべてがていねいな仕上がり

  完成させるのは大変な作業でしたが、いざ出来上がってみると見ていて飽きません。
  大人でも、パン屋さんの気分で遊びたくなります。