” HITOMI コレクション ”  Part.18


Part.17で1つのドールハウスを細かく見ていただきましたところ、これまでにご紹介した他の
ドールハウスの内部もくわしく見たい、とご要望をお寄せいただきました。
雑貨屋・おもちゃ屋・パン屋・クリスマスの飾り専門店・農家など、ドールハウスの種類はいろいろですが、
いずれも当時(1900年代初め)は裕福な家庭の子供だけが手にすることができる高価な品でした。
”くるみ割り人形”のお話も、大きなツリーを飾ることができる裕福な家庭のクリスマスのシーンです。
貧しい家庭の子供達は、”マッチ売りの少女”のように道端や露店でクリスマスの飾りを売ったり、
豊かな家庭のきれいなクリスマスツリーを窓からのぞいたり、”青い鳥”のチルチルとミチルのように
「もうすぐクリスマス。でも、うちにはプレゼントは来ない。」とあきらめていました。

様々なドールハウス、順に中を改めてご紹介してまいります。


プレゼントを入れる麻袋  35×25cm

”シュヴィップボーゲン”と呼ばれるロウソク立て

底50×高さ26cm 鉱山の町の窓辺に飾られました

家々で火を灯し、鉱山から戻る男達を迎えました

”Part1”でも1度ご紹介したドールハウス

奥の棚にシュヴィップボーゲンが2つ

底6.5×高さ5cm レース編みと木工品作り

6.5×2.5cm 森に囲まれ木工品作りが副業

箱に入っているのはツリートップ(Part12&16参照)

飛行船は”ツェッペリン” 人形は手足が動きます

後ろは”クリスマスピラミッド” 前は生誕シーン

これも”クリスマスピラミッド” 赤い箱はガラス玉

金色の箱には”ニュルンベルクの天使”

ドールハウスのサイズは、幅20×高さ22.5cm

右は木製のランタン・真ん中はお菓子入れ

クリスマス用の赤いロウソクの箱・左はロウソク立て

高さ6cm  楽器を奏でる天使たち

平べったい作りの人形を裏返します

1900〜1920年頃 顔はセルロイド製 高さ6cm

高さ4.5〜6cm 石こう&紙製 ウィーンにて

右のサンタは首が動きます 高さ6.5cm
クリスマスとは無縁ですが、1900年前後に
ドイツの学校で使われた”そろばん” 22×16cm