ベーからの手紙      
  No.11 Nov.11. 2000.    


 元気ですか? 
 あなたは、どんなお仕事をしているんですか?



   お兄ちゃん達のアルバイトは、朝早く、大学の授業の前に始まります。
   トラックが店の前に横づけされると、中南米・アフリカ・中近東・東南アジアなど
   遠い生産国から届いた60〜70kgのコーヒーの生豆が入った麻袋を、
   パパとお兄ちゃん達が「せえの!」の掛け声で中へ運び込みます。
   火を加減しながら豆をやくのはパパ。やき上がったら、高さが2メートル位ある
   選別機という機械の一番上から、豆をザーッと入れます。
   すると、ガガ−ッ、パチッパチッとうるさい音をたてながら、
   いらない豆を口からはじき出してきます。
   ここから先がお兄ちゃん達の仕事。横に並んで座って、
   「私にできるのはここまでです。」と機械が選別を終えたコーヒー豆を、
   フルイに少しずつあけます。
   「阿部、ちょっと雑なんじゃない?」
   「おまえが時間かけ過ぎなんだよ。」
   と言い合いながら、悪い豆を一粒ずつ捨てていきます。
   選別に時間がかかって大変なのは、「モカ・マタリ」「エチオピア」「マンデリン」の
   三種類で、これがやき上がると、みんなはため息をついていました。

   僕は、みんなの仕事が終わるのをじっと待ちます。
   そして、授業が空いている日は、「よし、ベー行くぞ!」
   お兄ちゃんと僕は広瀬川まで出掛けます。

                           今日はここまで、またね。
                                            
Beethoven
『選別の手作業(ハンドピック)には熟練と手際の良さを要します。
死豆・発酵豆・貝殻豆・虫食い豆などの欠点豆や、小石・とうもろこし・小枝などの異物を
瞬時に見分け、大量のコーヒー豆の選別をこなしていきます。』

ベーからの手紙      
  No.12 DEC.5. 2000.    

 元気ですか? 
 山形の阿部お兄ちゃんのおうちから、りっぱな「ふじ」のりんごをたくさんと
 いろんな野菜をいただきました。会津の親戚からは、コシヒカリの新米と、
 みしらず柿と野菜が届きました。どれも、とてもおいしいです。


   うちのパパは、お客様にコーヒー豆の説明をする時に、
   「コーヒーも木になる実だから農産物。お米と同じように考えて下さい。」
   と言います。
   「お米には、1等米、2等米・・というランクがあるでしょ。同じコシヒカリでも、
   新潟産と会津産では味が違う。宮城のササニシキはまた違う。
        銘柄や等級が違えば、同じ国の豆でも、味だけじゃなく
   値段もかなり違います。
        たとえば、日本の国土の22倍も広いブラジルで採れたコーヒーを、
   ひと口に『ブラジル』と言ってしまうのは、日本各地のいろんな品種の米を
   ひと口に『日本産』としてしまうのと同じこと。
   わたしは『ベートーベン』らしいコーヒーの味を作るために、
   それぞれの生産国の、とにかく品質のいい豆を揃えています。
   それが、ここに書いてある産地名や品種です。」と、
   パパはコーヒー豆が入っているガラスのケースのカードを指します。
   (皆さんは、後で「コーヒー豆の種類」のページを見てね。)
   「でも農産物だから、前の年にとても良かった豆が、同じ産地、同じ品種
   なのに、次のシーズンにすっかり品質が変わってしまうこともあるんです。
   そんな時は、他にいい豆はないか、と別の産地を捜します。」
   「できるだけいい豆、できるだけ新しい豆を用意するのは私。
   豆の個性を考えながらブレンドを作るのも私。あとは、皆さんの腕次第。
   おわかりいただけました?」
   パパの講義はここでおしまい。(お客様は、やっとひと息・・。)

   僕はコーヒーは飲まないけど、
   牛乳とサクランボの佐藤錦とスイカが大好きです。

                        今日はここまで、またね。        
                                          
Beethoven
『ジャマイカから届いたブルーマウンテンの内容証明書と
         エチオピアからのモカ ハラ−の内容証明書です。』



ベーからの手紙      
  No.13 DEC.25. 2000.    

 元気ですか? 
 皆さんの街の冬は、どんな様子ですか?
 仙台は、夕方5時半になると街路樹のケヤキに「光のページェント」
 と呼ばれる灯がともり、見物の人と車でにぎやかになります。


   僕のパパは北関東の生まれで、言葉の調子がちょっときついです。
   ・・・見た目もちょっときついです。でも、馴染んでいただくと、
   結構味がある人だと思います。
   コーヒーのことでわからないことがあったら、きつめの顔に遠慮せずに
   パパに聞いてみて下さい。
   「冷蔵庫や冷凍庫に入れるといいとか、コーヒーの保存方法も諸説があるけど、
   それも季節や場合に応じてですね。うちの冷蔵庫は、キムチに納豆に味噌・・・・・・
   いろんな匂いがこもっているから、私はコーヒーは入れません。」
   「コーヒーの生豆は、硬くて重みがあるんです。
   火を通すと、豆がふくらんで中に気室ができ、そこにガスがたまります。
   挽いてお湯を注ぐと泡立つのは、この気室のガスです。
   豆の色が黒っぽくなるまで強くやけばやくほど豆はふくらみ、軽くなり、
   カフェインも消えていきます。」
   「袋で真空包装にする時、やいたばかりの新しい豆をそのまま真空にすると、
   豆から出るガスで袋がパンパンにふくれてしまうんです。
   それを吸収するために脱酸素剤を同封して、真空の状態を保ちます。」
   忙しい時はお話できないこともあるけど、時間があれば、コーヒーの淹れ方も
   パパがご説明します。きっと最後にこう言います。
   「私が淹れる味にはかなわないでしょうけど、やってみて下さい。」

   店が終わると、人混みが苦手なうちの家族は、青葉山の工学部へ車を走らせます。
   半導体研究所の前の大きなモミの木が、発光ダイオードの灯で、
   夜空に、静かに、美しく輝いています。

                        今日はここまで、また来年ね。       
                                              
Beethoven

ベーからの手紙      
  No.14 JAN.9. 2001.    

 元気ですか? 
 仙台もたくさん雪が降りました。
 うちのあゆちゃんとひろちゃんは大喜び、大きなつららをもぎ取って
 やり投げをしています。


   僕は、雪の上を走り回りながら雪をバフバフ食べるのも好きだけど、
   春や夏になって、解けた雪がきれいな涌き水になって出てくるのを飲むのが、
   たまらなく好きです。
   仙台の北のはずれの泉ヶ岳には、冬はそり遊び、春にはお弁当を持って
   山の空気を吸いに行きます。
   山の途中に雪どけ水が涌き出ている所があって、パパはその水で
   コーヒーを淹れてみました。
   でも、「水の質が硬くて、豆を選ばないと難しいな。」って言ってました。
   「水が軟らかくてうちのコーヒーにぴったり!」とタンクで持ち帰ったのは、
   会津の水です。
   坂下町(ばんげまち)の叔父さんの家に到着すると、僕は水が涌き出る井戸へ
   駆け寄ります。夢中で水を飲む僕の脇に叔父さんが立って、必ず言います。
   「うめぇか、ベー!会津の水はうめぇべ!」

   「コーヒーの味は、水でも大きく変わります。
   南極観測船やアメリカやヨーロッパ・・・、うちのコーヒーを海外で飲んだ方は、
   『日本で飲んでいた時と味が違いますね。』とおっしゃいます。
   ヨーロッパの水は一般的に硬水なので、豆の煎りを強くしないと
   味が出てこないのです。
   神経質になり過ぎるとコーヒーを楽しむ余裕がなくなっちゃうけど、水道水が
   あまり良くない時は、避けたほうがいいかもしれませんね。」
   

                            今日はここまで、またね。 
                                                 
Beethoven

ベーからの手紙      
  No.15 JAN.24. 2001.    


 元気ですか? 
 今日はあいさつは抜きです。
 大変なことが起こりました。焙煎機(豆をやく機械)がこわれちゃったんです。


   朝、いつものようにパパが機械を動かして豆をやいていました。
   (焙煎機は、ドラムと呼ばれる大きな筒の中に生豆が入り、
   ドラムをモーターで回転させて、下からの火が均一に当たるようにします。
   やき具合は人の目と勘で判断して、頃合いをみてドラムのふたを開け、
   豆を一気に冷却機へ落とします。)
   このところパパは、仕事をしながら「変な音がするなぁ。
   何か引っかかってるのかなぁ。」と気にしてました。
   あともう少しで今日の分は全部やき上がるという時、グギャギャギャー!
   と焙煎機の悲鳴。
   「今にも止まりそうな音だ。」とパパが言ったら・・・、
   ほんとにピタッと止まっちゃったんです。
   そして、それっきり動かなくなっちゃった!
   なんとかしなくちゃ。ドラムに何かがはさまったと判断したパパは、
   焙煎機を大急ぎで分解することにしました。
   ボルトをはずそうと必死で回していたら、まだ火で熱いうちに回してしまったので、
   今度はそのボルトが中でボキッと折れてしまったんです。
   「うそだろう!!」
   さすがのパパも、頭を抱えてしゃがみこんでしまいました。

   大変だ、大変だ。どうしたらいい?
   今日はとにかくここまで。この続きは、またあとでね。

                                                 
Beethoven
    1月14日は「どんと祭」。伊達政宗ゆかりの大崎八幡神社へ裸参りに行きました。
ベーからの手紙      
  No.16 JAN.25. 2001


 元気ですか? 
 今日は,パパの奮戦記の続きです。
 店の作業場は、たくさんの工具とごみで足の踏み場もない状態です。


   しゃがみこんでしばらくしてから立ち上がった時には、
   もういつものパパに戻っていました。 
   雪の降る街へ飛び出すと、ドリルの刃・ボルト・・・、
   いろいろと必要な物を買って来ました。
   電動ドリルで折れたボルトをきれいに削り取り、全身の力でドラムを
   はずそうとしたけど、これがだめ。頑固に動かない奥のしん棒を
   ハンマーでたたいて、たたいて、やっと出てきた重たいドラムを点検したら・・・・、
   何もないんです。
   焙煎機の中をのぞきこんでも・・・、やっぱり何もない。
   「なんだ??」
   足元に転がる煙突やドラム、冷却機の中でパパは腕組み。
   その時、お兄ちゃんがポツリと言いました。
   「モーターは動くんですか?」
   パパは黙ってモーターのスイッチを押しました。
   すると・・・・、グギャギャギャー!
   ああ!!モーターだったんだ。

   「ドラムからの反響音で中の異常と思い込み、遠回りをしてしまいましたが、
   お陰で焙煎機の構造をじっくり見られたし、煙突もきれいに掃除しました。
   新しいモーターは、大雪の中、次の日には大阪から到着し、
   オーバーホールされた焙煎機は気持ち良く回っています。」

     ご心配をおかけしました。今日はここまで、またね。
                                            
Beethoven
ベーからの手紙      
  No.17  FEB.2. 2001

 元気ですか? 
 雪は大好き、でも寒い冬のシャンプーってやだよね。
 頭のてっぺんからしっぽの先までびしょぬれで、ちょっと情けない気分。
 (夏は、外で家族全員で洗ってくれるけど、冬は、訓練所でお湯でシャンプー
 してもらいます。)

   コーヒーの豆も水で洗うって、ご存知でした?
   コーヒーの赤い実の皮を取るのに、水に1日つけてから皮をむくやり方と、
   シャンプーが済んだ僕達がお日様の光で毛をかわかすように、
   地面に実を並べて乾燥させるやり方があるんだって。(ぎんなんと同じだね。)

   パパが、お話しますね。
   「収穫されたコーヒーの実は、水洗式・washed(ウォッシュト)と呼ばれる方法か、
   自然乾燥式・natural(ナチュラル)のどちらかで、外側の赤い皮と果肉を取り除きます。
   代表的な washed coffee の生産国は、グァテマラ・コロンビア・ジャマイカなどの
   中南米諸国やタンザニア。
   大きな水槽に収穫したコーヒーの実を入れると、成熟豆は沈み、軽い未成熟豆や
   異物は浮き上がってきます。それらを除去してから、水で柔らかくなった皮を
   機械でむきます。
   natural coffee は、エチオピア・イエメン(モカ・マタリ)・インドネシア
   (マンデリンとトラジャ)、そしてブラジルなどで生産されます。
   コンクリートやレンガの広場に収穫した実を広げ、天日乾燥します。
   カラカラになったら、脱穀機で外皮をはずします。
   この方法は、未成熟豆も一緒に入りやすいし、地面に広げた時に
   小石や小枝なども混入しやすくなりますが、生産国でも一応の選別をしています。
   No.11の手紙に、マンデリン、モカ・マタリ、エチオピアの選別は大変、と
   ありますが、これはnatural coffee だからなのです。」

   シャンプーの後、僕はドライヤーでかわかしてもらい、そして日当たりのいい場所で
   うとうとと日光浴をして過ごします。

                   今日はここまで、またね。
                                                 
Beethoven
ベーからの手紙      
  No.18 FEB.7. 2001


 元気ですか? 
 入学試験のために勉強している人達は、今大変ですね。
 風邪ひかないように気をつけて下さいね。


   僕達2代のベートーベンが勉強した学校は、仙台の訓練所です。
   (僕の母さんはずっと訓練所で過ごしていて、僕が生まれたのもここです。)
   大人になってわがままになってからでは、しつけをするのが大変だそうで、
   僕は生後5ヶ月の時から5ヶ月間、訓練所で寄宿舎生活を送りました。
   同級生は、警察犬から雑種と呼ばれる仲間まで、いろいろです。
   「人間の世界で、人とうまくやっていくにはどうしたらよいのか?」
   ということを、担当になった訓練士さんと1対1で勉強します。
   僕は若い男の先生、1代目のベーは、怖くて厳しい女の先生でした。
   僕達犬は、人の左側にぴったりついて歩かなければいけない。
   歩いている途中で、他の人や他の犬に吠えちゃだめ、拾い食いはもちろんだめ。
   ピタッと人の左脇に座る練習、ちょっとした合図でピッと立ち上がる、
   「ハウス」と言われたら自分の部屋にさっと入る・・・あー、勉強はきらいだ。
   パパからよく言われました。「1代目のベーは本当に頭が良かった。
   それに比べておまえは・・・。」
   給食の時間はみんな一緒、トイレは、全員で校庭に出て、一斉に用を足します。
   (訓練士さん達が後始末をしてくれます。)
   毎日の勉強の他に、ドッグショーに出たり、休日は家族と一緒に訓練のおさらい・・・、
   結構ハードスケジュールでした。
   無事卒業したら、大好きな家族の元に帰ります。

   犬の学校には入学試験はないけど、卒業試験はあるんです。
   僕?立派な合格証書をいただきましたよ。

                   今日はここまで、またね。

                                                 
Beethoven
       『1代目ベーのドッグショーでの訓練実演』              『学校のトイレタイム』
ベーからの手紙      
  No.19 FEB.17. 2001
 元気ですか? 
 そろそろ、初代のベーの話をしましょうか。
 パパは、明るく楽しい僕との思い出とは違って、1代目のベーのことを
 考えると、今でもちょっと悲しくなる、って。
 ベートーベンのお店を始める時に、つらくて寂しい思いをさせて
 死なせてしまったから・・・・・。

   彼女は・・、(あ、1代目ベーはメスなんです。)決して美人じゃなかったけど、
   頭が良くって、走るのが速くて、パパとたくさんの訓練競技会に出たそうです。
   左側の写真は東京の明治公園。
   競技会は、僕達犬の動きのすばやさ、「すわれ」や「ふせ」の姿勢の正確さ、
   そしてお互いの呼吸が合っているか・・、人と犬の信頼関係を試されます。
   ベーの目は、いつもじっとパパをみつめていました。
   僕とは正反対で怖いもの知らずの彼女は海水浴が大好きで、
   パパに付いて沖合いまで泳いだそうです。
   足音を忍ばせて近づいて来る近所の猫の動きを見逃さず、
   春になって顔を出したガマガエルを張り倒す・・・、話を聞いて
   僕はちょっとびっくり。

   パパがお店を始めることを決めたちょうどその頃、ベーの具合が
   悪くなったそうです。あんなに駆け回るのが大好きだったのに
   歩きたがらない、食事をとらない。でも、パパとママは開店の準備で
   忙し過ぎて、夜遅くまで一人ぼっちで留守番をさせていました。
   気付いた時にはもう手遅れ。
   麻酔で眠る手術台の上の彼女のお腹の中には、大きな腫瘍。
   手をつけられずにそのまま縫って閉じました。

   1代目が旅立った日はどしゃ降りの雨でした。
   その夜、激しい雨の中から、ベーのもの悲しい別れの声が響いてきたそうです。
   迷信は信じないパパとママですが、あの日、遠くへ旅立つ前に
   ベーは一度帰ってきたんだ、って今でも思っているんです。

                   今日はここまで、またね。
                                              
Beethoven
ベーからの手紙      
  No.20 FEB.27. 2001

 元気ですか? 
 「1代目は、美人じゃないけど頭がいい。おまえはそんなに頭が
 いいわけじゃないけど、その分ハンサムだ。神様ってそんなものかな。」
 今でもパパの声が聞こえてきます。


   面倒なことは苦手な僕だけど、ドッグショーのはなやいだ雰囲気は、はっきりと
   覚えています。ショーは、つまり美人・美男コンテスト。
   でも、顔がいいだけじゃだめなんだ。
   大きなリンクをきれいに丸く走る(かけっこじゃないから、前の犬を追い抜いたり、
   はしゃいだりしないこと)、まっすぐ向こうへ走って、くるりとターンして
   審査員のところへ戻ってくる。
   走る時に体の余分な肉がゆれるのを「ローリング」っていうんだけど、
   そうならないように、普段から走りこんで体の調整をしておかなくちゃいけない。
   止まってポーズを作る時は、左後ろ足をぐっと後ろへ引いて、すまして
   あごを上げて、背筋をピッと伸ばす。注目されている間はそのまま
   じっと動かない。
   このポーズは後ろ足の筋肉を鍛えておかないとなかなかきついんだ。
   ショーに慣れていない仲間は、審査員に歯並びを見せるのをいやがったり、
   走る時に興奮して飛び跳ねたりしちゃいます。
   でも、慣れてくると僕達も見せ場を体で感じて、自然にポーズが
   とれるようになります。
   ショーが近づくと、シャンプーをして身だしなみを整えます。
   ひげカット、爪切り、耳そうじ、ドライヤーでくせ毛の矯正、
   指の間のむだ毛処理・・・
   全身エステで一丁上がり!

   ドッグショーのしめくくりには、オスとメスそれぞれのトップがもう一度登場して、
   その日の優勝犬を決めます。
   人間のコンテストでは、美女と美男の対決ってやらないんですか?

                   今日はここまで、またね。
                                            
Beethoven